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情報とエネルギー、未来について。

  • ジャンル:日記/一般
最近は哲学と科学の中間の若干科学寄りの事を考える事が多いです。

・情報と生命

・エネルギーとパターン

等々について考えています。



有名な思考実験でブラウン運動している粒子が階段を上った瞬間に仕切りを差し込んだら、粒子は仕事をしていないのに位置エネルギーが高くなることになります。

なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんが、株でもタイミングよく買うだけでお金がもらえるわけで、これが仕事をしたお金と一緒になるって考えると分かりやすいかもしれません。(秀逸な例えだと思います)

実は、情報というのはエネルギーがあるそうです。

不思議の海のナディアというアニメはブルーウォーターという宝石をめぐった冒険の話なのですが、この宝石は情報(宇宙が始まって以来すべての粒子の情報などが入っているらしい)があまりに多いので質量を持ってしまったそうです。

この科学考証を行ったのは岡田斗司夫のようですが、質量=エネルギー=情報、という図式が成り立っています。

というわけで情報はエネルギーがあるそうです。


ここで、生命というのを考えます。

生命の定義というのは諸説あります。

膜がある、繫殖力がある、等々。

しかし、情報を伝える、という意味ではエネルギーがある存在でもあると思います。

例えばDNAというのは膨大な情報が隠されているわけで、タンパク質などの構成要素以外に、情報としてのエネルギーの価値があるのだと思います。


ここで、いつもの自分の極端な発想なのですが、生命≒情報とは出来ないか?と考えました。

多分原始の生物というのは膜の存在さえ怪しいかもしれないし、生殖活動を行うのかも怪しいです。

これはそもそも情報を守ったり、分割して伝えるための方法であって一番の根源はDNAなどの情報があるかどうかが根源な気がするのです。

考えてみれば、生命というのは熱力学第二法則には完全に反した物体です。

熱力学第二法則は、ほっとくと冷める、という当たり前の法則ですが、生命はほっとくと増えます。

これは不思議なことです。

情報を以て熱力学第二法則に反するもの、が生命なのでは?

と思い至りました。

最近ではこういった情報とエネルギーに関する学問が発足したようです。

情報エントロピー、シャノン情報量というものがあったりとするらしいです。

それを先読みして、未来の事を考えると、まぁ生命とこういう分野はどっちみち混ざってくるだろうな、と予想を立てました。


量子力学ではスピンの向きは観測するまでは上と下両方の状態ですが観測すると上か下のどちらかに決定するという不思議な機構をしています。

これも恐らく、情報がエネルギーを持っているためでなんらかの作用があるのでは?と思います。

観測すること=情報がエネルギーになってるわけですから。

ちょっと散文っぽくなりましたが、最後に銃夢というマンガにノヴァ教授という僕の好きなキャラクターがいるのですが、彼の好きなセリフに、私は熱力学第二法則を否定する!というのがあります。

世の中に趨勢に身を任さずに、情報を生み出すことがエネルギーの生産にもつながってよりよい未来を作り出すことにもなるのではないでしょうか(謎)

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