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▼ サーフヒラメにおける流速とベイトについての経験と仮説
- ジャンル:ニュース
- (サーフヒラメ=イワシ理論)
殆ど釣り雑誌を買わないけど、この前釣り雑誌を買いました。
理由はプロの記事を読むため。
自分と言えばプロ嫌いで有名なんだけど、全員が嫌いなわけじゃなくてちゃんとしたことを言う人の話はちゃんと読む。
お目当ての記事を書かれた方は参考になる記事を書かれる方で良く拝読させてもらっております。
その記事によると、ベイトと流速について書かれていて、やっぱりそれを書くかぁ、と思いました。
実は自分も数年前に同じような記事を書いていて、大きいヒラメ=カタクチが大きい=遊泳速度が高い=流速がある場所はヒラメのサイズが大きい、という等式を立てていました。
また、カタクチというベイトは日照時間によって遊泳速度が変わるという性質もあります。
これはシーバスの記事を読んでいると頻出のハクパターンも一緒で、昼は流心に居ますが夜は岸に寄ったりもします。
葦に入ったハクを追い出すのに葦を蹴飛ばして追い出す、というようなパターンも聞いたことありますがベイトを追い出すのに賛否わかれているとも聞きます。
ちょっと脱線しましたが、ここら辺の話はしばらくしてなかったし、もう一度考察すると自分自身のやる気が出るかもしれないと思ったのでもう一度したいと思います。
話が長くなるので、要点だけ先に書きます。
1、ヒラメは流れを嫌います
2、ベイトは向岸流で流され、近くまで寄ります
3、流されたベイトを捕食するためにヒラメは近くまで寄ります。
1と3が矛盾するように思いますが、その点については下で話していきたいと思います。
簡単にするために、サンドバーだけがある地形を考えます。
サーフでの流速は、「海浜流」という名前が付いています。
他にも風で起きる流れもありますが、簡単のために海浜流だけ説明します。
海浜流は波の崩れによるエネルギーで起きます。
波が無いサーフでは海浜流は起きづらいです。
この流れが一定の条件になると離岸流が発生します。
波の崩れは水深の浅さと波の大きさのアンバランスによって起きます。
津波被害が大きかった地域はリアス式だったりして水深があるので波のエネルギーがそのままだったことせいでもあります。
ここら辺の話は非常に面白く、脱線しまくってしまいますが、世界で一番面白いのはポルトガルのナザレという所の地形が一番面白いです。(サーフィンのメッカ)
https://www.surfnews.jp/news_topics/news/37736/
話を戻しまして、流れというのは波が浅瀬に打ち付けることによって起き、これが海浜流という名前になります。
サンドバー(砂で出来た浅瀬のこと)の上を通る、沖から岸に向かう流れの事を向岸流と言います。
これは離岸流の反対の言葉ですが、海浜流の元は向岸流が全てです。(ここが重要な点)
よく言われている、良い離岸、みたいな話は大体ウソです。
良い離岸よりも良い向岸流の方が大事です。
これがベイトを流すわけです。
この流れが弱い場合、デカいベイトは足元まで寄りません。
しかし、鹿島灘のようなサーフの場合、ちょっと荒れれば流速は十分になることが多いです。
むしろ気にしなくてはならないのは、ヒラメは流速を嫌う、という点かもしれません。
ヒラメはとにかく流れの速い場所を嫌います。
これは証拠はありませんが、自分の観測や他の人の体験談からも、流れの速い離岸流をやるくらいならその周りをやったほうがいい、というのは経験則であります。
じゃあ、ベイトが流されてくるような場所だったら流れ速いからヒラメも居ないじゃないか、という疑問が浮かぶと思います。
そこがサーフヒラメの面白い所で、流れの速い場所と緩い場所が混在している場所が一番いいと思われるのです。
上の図で自分の場合は、瀬のキレている場所以外だったらカケサガリやサンドバーの上も投げます。
実際座布団が釣れた場所はカケサガリで2回あります。
自分が思うには、ヒラメという魚は待ち伏せ型で、ベイト流されてこないとサーフでは捕食のスイッチがなかなか入らないんじゃないかと思います。
もちろん、今までには、バリバリに泳いでいるカタクチにボイルしているのも見たことがありますが、一般的ではないような気がします。
ヒラメの生態を追うと、幼少期からサーフで育つような生態をしていて、捕食するのが得意なのではないかと思います。
ですので、流されたイワシを捕食するような事は非常に得意なのでは?と思っています。
以上の事から、自分の立てている仮説は、
ヒラメは流速を嫌うので流されてきたイワシを流速の緩い場所の境目で狙っている。(元気に泳ぎ回っているイワシを追いかけるのは不得意)
となります。
以上の事から自分が一つのサンドバーで狙う場合の考えは、
・流れの緩い場合は向岸流の中
・手前のカケサガリ部分
・手前の流れが速い場合の時を考えた時に緩くなるサンドバーの横の部分(または岸沿いに投げることもあります)
・離岸流が流れて奥で緩くなっている部分
と、結構色々考えながら、流速と付き合っています。
また、ベイトは流速に流されてきて初めてヒラメのスイッチが入ると考えるために、ルアーは流れを受けさせてなるべく自然に流される方向に泳がせています。
向岸流の中はまっすぐに、横の流れの時はなるべく浮かせて横の流れを受けさせるように、しています。
ベイトが小さい場合は流れが緩いのでルアーを軽くして自然に動くようにした方が良いと思います。
また、さきほども書きましたが、イワシは日照量によって遊泳力が変わります。
ですので、朝まずめは足元まで寄っていることが多いので地形が多少悪くても寄っていることがあり、いわば融通が利いていて昼までは出ないような場所でも魚が釣れたりします。
以上で書きたいことを書きなぐったのでどうもまとまり悪いですが、自分の考えは大分まとまりました。
- 2023年9月19日
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