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追憶のfimoオリカラ last vol.〝New COLOR 誕生〟





イメージはカタチに。

難しさの先にあった愉しさ。

シロウトが挑むオリカラ奮闘記は佳境を迎えた。



卓越した屈指のペイント技術


イマカツさん「OK」から2週間後。

カラーリング上がりのファーストサンプルが届きました。

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ホログラムパターンが異なる3タイプから1つを選びました。

「うーわっ」


第一声を生んだカラーは

一層磨きが掛かり、洗練されていました。


グリーンの液垂れ感とその比率は

ついこの間まで頭の中にあったモノでした。


配色、色調、スラムドッグモンスターとの相性。

「イマカツさん、スゲーわ」


なんせ

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これが…


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こうなって…


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こう!

ビフォーアフターの振り幅。


頭の中にあるモノを表現することは

途轍もなく難しく、更にそれをどう伝えるか。

思うだけじゃ分からないし
念じたところで伝わらない。

出来る/出来ないの境界線を蛇行しながら

話を交わしました。


その遥か彼方に、この仕上がり。

声にならない声までも掬ってもらえたような。

そんな気がしてなりません。
 
流石は百戦錬磨のルアーメーカー。
プロの手仕事にただただ感動しました。


「背面、側面はこのままお願いします」   

 
はい。

人間、ここにきても欲張りなもので

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ファーストサンプルは黒み掛かった無地のシルバー。ここに最後の手を加えます。

腹側にもう一つ

パンチが欲しいと思ってしまいました。。


「腹にラメか銀粉もアリだね」

fimo側も、もう一工夫あれば…という感じ。


このカラーの目指すところは
シーバス用ルアーカラーの中でもキワモノ。笑


「クラック、イけますか?」


最後の依頼。

①エラの赤みを強調
②腹黒さ強化と赤いクラックを追加。

ディスカッションで心中は伝え切りました。


それから2週間後。

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想像を突き抜けた仕上がり。イマカツさんのペイント技術に脱帽。

「やばっ」


ブラックベリーに走るレッドクラック。

おどろおどろしさ。頭に残ります。

私はこの赤いクラックを『血みどろクラック』と呼んでます。


実物を手にした瞬間、すべてが決まりました。


「これでお願いします」



fimo ORIGINAL COLOR『ぐりむ』


カラー名は『ぐりむ』

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写真はファーストサンプル。ネーミングは早い段階で決めてました。

『ぐりむ』の由来は

アルファベットの【grim】から来ています。

「ゾッとする」
「気味が悪い」

そんなニュアンスを抽出し名付けました。  

ひらがな表記なのは、面白そうだったから。。
あまり無いですしね、ひらがな。

ワガママ言うてしまえと。

一応、カラーコンセプトはあるんですが
細かい色の説明はタラレバなのでしません。

そのルーツは「グリキン」にあります。


思い入れのあるリスペクトカラーを軸に構成。 

宮崎の片田舎で山々に囲まれた自然河川での釣り。
酸いも甘いも。打ちのめされながらも飽き足らず。

そんな淡水域での記憶も数滴落とし込みました。
私の中ではナチュラルカラーの位置付けです。

腹側の不気味なクラックは良いアクセントに。

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実は網の目に〝繋がり〟の意も込めました。

黒と赤の配色ですから、魚には見えるとか見えないとか。

いいんです。たとえ無駄だったとしても、『嗜み』って
実はそういうところに潜んでたりするものなのかもしれません。


ここからは余談になりますが

真っ先に目に飛び込んでくる背中のグリーン。
由来は映画「プレデター」に登場する〝ジャングル・ハンター〟

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日本人の発想からはプレデターなんて生まれないんだろうなぁ。

ウォーリアーの血液です。幼少期、画面越しに観た地球外生命体の鮮やかな蛍光グリーンの血は強烈なインパクトを記憶に刻み、その魅力を踏襲したいなぁと思ったんです。副産物として、トップウォーターに求められる視認性の確保にギリギリ成功しました。

ありがとうウォーリアー。

また、ぐりむの『ぐり』はグリキンの『グリ』に掛けていたり、ボストンレッドソックス本拠地 フェンウェイ・パークに聳え立つ、名物『グリーンモンスター』のイメージも練り込んでいたり。どこかヒールな『アメコミチック』テイストを感じられたり。ちょっとした『天然記念物感』もあったり。

ベースが【スラムドッグモンスター】じゃなければ

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側面をブラックホロにしたことでグリーンが映えました。

この『ぐりむ』は生まれなかっただろうなと思います。

見た目に真面目さは一切感じませんが
ザキミヤ本人は意外と真面目に考えたという。

そんなfimoオリカラです。


魚も人もほんの一瞬だけ

『なんだコレ?』と。

思考をLOCKできたのなら

ぐりむの存在意義はあったのかな…

ということにしておきます。。

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水面DW⇔水面直下DWのコンビネーションも魅力。

最後に。 

アングラーの皆さんへ


ぐりむは〝育てるカラー〟です。


最後のピースは【ダメージ】

キズを負うごとに風合いが増すようにしてあります。

ボディ側面の隠し下地が顔を覗かせたら…

ぐりむ、真の完成形は皆さんに託します。

是非、釣り場へ連れてって下さい。

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発売時期は9月。公式アナウンスをお待ち下さいませ。

イマカツ様
無理難題大変失礼致しました。感謝申し上げます。

fimo様
アブソーバー有り難うございました。貴重な経験、感謝です。


どうか皆さんが良い釣りをできますよう祈願。


えくすぷろーじょん!




   
           


          fimoフィールドモニター兼ぐりむ飼育員 ザキミヤ

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