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村岡昌憲

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感じて欲しいもの ~スイス研修2~

~スイス研修1~より






心の深い人が好きである。



心の深い人は、他人の想いを深くまで汲み取ることができる。

それは人生をとても豊かにする上でとても必要なことだと考える。

そして、人生を長く共に生きていくのであれば、そのような人ということを強く要望している。

そして、自分もそうであろうと感受性を磨くことに投資を怠っていない。

仕事上で働く人でもそうだ。

営業だろうが事務だろうが関係なく、
いい仕事(素敵な仕事)をする人の共通点は心が深いということがある。




今回のメンバーには行く前に一つの映画を見てもらうことを義務づ
北壁初登頂を夢見てそして死んだ4人の物語。けた。

それはアイガー北壁にまつわる悲劇の物語。







これはアイガー北壁の人類初登頂を目指し、そして命を失った4人の物語。




今回の旅では前半にヘリコプターからアイガーを見る機会、

そして、後半にアイガーの麓に行く予定を組んだ。

ちなみにヘリ代金は自己負担です。往復4時間で5万円。






登山をする多くの人の心を掴んで離さないアイガーという山。

社員が山に興味があろうと無かろうとそれは関係がない。

ただ、あの頂に立つことを夢見た人たちがいるということ。

それだけを自分の持つ感受性を最大にして見て欲しかった。




アイガー北壁ルートの登頂。

それがどれほどの困難であるか、それは山の前に行ってみればすぐに理解できる。







そして知って欲しいのは、その悲劇の4人は同年代の若者だったって事だ。




死んだ彼らは決して特別な人間なんかではなかった。

今の自分たちと同じ、夢を持つ若者なんだ。














誰かの思いが誰かを動かしている。







難所中の難所、ヒンターシュトイサートラバース。


あの時、登ることも降ることもできなくなった彼らの思いが想像できただろうか。

ヒンターシュトイサーの想いは200年経っても消えない。

今もその歴史を知った君たちの心を動かしたはずだ。








アイガーという山の懐に抱かれていると一つの想いが沸き上がる。




それは人の一生はあまりにも短いということである。




遙か遠い過去からそこに存在していたこの山はいつも心に語りかけ
てくる。





「やりたいことをやって生きろ。」、と。







200年以上前の4人の若者が見た夢。

今の君たちが見る夢は何だろうか。

彼らが見た夢と同じだけの価値あるものはあるだろうか。


それは

決して与えられたものであってはいけない。

自分で考えて見つけ出したものでなくてはならない。











今回、旅の途中で一人の社員が言っていた。

「あまりにも小さい自分という存在を認識した。
自分の日常にある問題や葛藤、
不安というものがどれほど小さいことなのか。この地に立ち、この山を知り、多くのことに悩んでいる自分をとても小さいと思った。」




そうなんである。

人は、残酷なほどに短い命を宿命づけられた生き物である。

僕らは100年そこそこしか生きられないのだ。




今の僕らの目の前にあるほとんどのことは小さいことだ。

だからこそ、そんな小さいことにとらわれず、
自分のやりたいように生きるべきなのだ。

その生き方は時には孤独を選ぶことであろう、
そして時には敵対を産むことかもしれない。





だけど、一方で真の親友を得ることであ
る。

アイガーは僕の親友としていつも心の中にあり、
そしていつだって無言で語りかけてくる。






あの偉大なる山は僕がこれを書いている今も、
そしてあなたがこれを読んでいる今も、ほんの少しだけ形を変えながら、だけど圧倒的な存在感だけは変わらずあり続けている。

日常の慌ただしい時間の中でも、いつだって、
あの場所に存在している。

どうかそれを忘れないで欲しい。





人間の器とは、

自分をどれだけ小さい存在であるかを認識しているか。

人間がどれだけ短い時間しか生きられないか。

それをどれだけ知っているかで決まる。




僕はそう考えているし、そう考える人間と共に生きていきたいと思っている。






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