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村岡昌憲
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▼ 湾奥巡り、潮色雑感
- ジャンル:日記/一般
東京湾奥の海の中は春から夏へと進行中。
魚の背中の色も、真っ黒になって、夏色へと進化中。
魚も体力を付けてファイトが荒々しくなる時期、そして日中に潮が引くので根掛かりやファイト中のラインブレイクも多くなる時期。
口にルアーを付けた魚は生きていくことができない。
バーブレスフックを使用しているなら、外れることもあるかもしれないけど、返しが付いている針を魚は自分で外せない。
つまり、ラインブレイクは魚を一匹殺したことと同じ。
だからこそ、アングラーはそれを防ぐために最大限の努力をしたいものだ。
釣りは想像力を楽しむ遊び。
その想像力を、釣ることだけで無く、自分のフィールドの事にもぜひ使って欲しい。
今日は取材対応の予定が急遽明日に流れたので、テスト釣行に。
最初に干潮時刻に家を出たので、多摩川から江戸川放水路までをぐるりと潮色散策。
概況としては、緑色のいい潮と赤茶色の赤潮と、灰色の青潮がだいぶ混ざった状態ながらも、まだらに分布しているといったところ。
典型的な6月の潮。
多摩川=◎
京浜運河=○
隅田川=○
荒川=×
旧江戸川=◎
江戸川放水路=◎
といった見立て。
荒川は大潮が巻き上げる泥濁りもあるので、見極めに気をつけたい。
魚を釣るだけなら、旧江戸か港湾部でいいんだけど、せっかくの時間は有意義に使う。
迷わず荒川に行く。
もちろん勝算の無い釣りはしない。
もうすぐ放映する釣りビジョン島原編でデイゲームで魚を出したテクニック。
潮が澄んでいるエリアでの魚の出し方であるが、荒川下流部のような泥濁りの時でも、やり方がある。
その仮説を試しに行ったのであるが、結果としては玉砕。
全然反応が出ないので、冷音14gにしたら数投で魚が出た。
まだまだ組み立てが未熟、、、、。
その試行錯誤が楽しいのだと強がっておきたい。
ところ変わって、港湾部。
今度はしっかり魚を出しに行く。
荒川の水をあきらかに嫌うだろうと読んで、潮色ばっちりな隅田川水系。
水深があまりない、5mも無い岸壁だけど、シーライドで岸ジキをやる。
岸ジギならベイトタックル持っていった方がいいのだけど、潮目撃ちもやりたいのとブレイクもしっかり攻め込みたいので、スピニングタックルで。
3シャクリで1本出た。

シーライドの岸ジキのやり方は簡単だ。
順付けだと、とてもゆっくりとしたフォール。
逆付けだと、とても速いフォール。
その2つを使い分ける。
水深が浅い場合は順付け、速い場合は逆付け、という考えもあるけど、僕の場合はむしろ逆だ。
浅いほど、逆付けのフォールが結果が速く出る。
ルアーをキャストして、横に引くときに超早巻きするのと同じリアクション効果がある。
まずは、岸壁際30cm以内にシーライドを落として、ラインをつまんだままフォールさせてボトムをとる。
そこからリールを1巻きして、底を切る。
ロッドを持つ手は完全下向き。
手を下に下げてロッドを持った状態で、シーライドが底から数十cm底を切った状態で糸が張って止まる様なイメージ。
(実際は釣りの流れの中の連続でやるからそこまでシビアにはやらないが)
そこから、腕を上げてワンピッチジャークで、これ以上腕が上がらないところまでしゃくりながら誘い上げる。
そこから、スーッとシーライドをフォールさせる。
それを繰り返す。
だから、リールのハンドルは持たない。
繰り返しながら、1歩~2歩ずつ横にずれていく。
バイトがあるのは、誘い上げてフォールさせた瞬間と、底を切った位置にジグが落ちる瞬間。
もう明らかに、ドン!と衝撃が来るのでわかるはずだ。
後者はアワせやすいが、前者はアワセるのが難しい。

後者の場合、フォールさせた瞬間はまだ腕が上向きで、アワセを入れるストローク幅が無い。
そこでアワセてもたいていはうまくいかない。
バイトを感じてもすぐにアワセないでそのまま腕を下げ続けると、そこからまた魚がラインを張るので、その時にアワセるとうまくいく。

ちなみに隅田川の護岸でも普通に反応が出る。
一度、どこかの橋から橋まで誰かやってみてくれないか?

アワセはしっかりと入れたい。
ジグのアシストフックは太い。
ロッドを曲げるだけでは刺さりきらない。
先端だけ掛かった状態で水面でエラ洗いされるとあっさりと外されてしまう。
まずはしっかりとフッキング。
その後は優しく。

これから水温の上がる時期は、溶存酸素量が減り、魚の蘇生が難しくなる。
早め早めのリリースを心がけよう。

成功しようが、しまいが写真は1枚のみ撮ってすぐにリリース。
1時間ちょっとで6本くらい?
ということで、気を良くして満足したので、次に港湾部奥へ。
この時期のもう一つ潮のいいエリアは運河の奥。
そう思って行ったProdigyなポイント。
30m先のピン撃ちポイント。
最近やってなかったので精度の向上も合わせて練習キャスト。
見事にノーバイトに終わって帰宅。
お知らせ
釣りビジョン(BS/スカパー)番組放映のお知らせ
シーバスフィッシングのスペシャリスト・村岡昌憲が大型のシーバスを求めて全国を旅するSeabass Journey。今回は長崎県・島原半島を舞台にお送りする。
90cm、1mオーバーの実績が高いこのエリア。しかし、潮の干満差は5mもあるという。時合いをつかむのが難しいフィールド。はたして、シーバスと出会うことはできるのか?

って、すげーいい魚持ってるじゃんか、と突っ込みたくなる番組HPはこちら。
『Seabass Journey』
使用タックル
ロッド :アピア 風神ゼータAGS ネオンナイト85MLX(プロト)
リール :ダイワ イグジスト2508
ライン :東レ シーバスPEパワーゲーム 1.2号
リーダー:30lb
ルアー :BlueBlue シーライド30g
邪道 冷音14g
メガバス X-80SW
- 2013年6月10日
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