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▼ アメリカフロリダ遠征2017 その3
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アメリカフロリダ遠征釣行2017 その3
その1から読む
7月10日
夜中にモーテルの屋根の上をバラバラと大粒の雨が叩いていた。
日本からの時差ぼけもようやく解消されてきて、6時には文句なしの爽快な目覚め。
外を覗くと、曇り空。
やや風が強い。
昨日までは3日間綺麗に風も穏やかで快晴が続いたが、今日は荒れる雰囲気の空だった。
が、ここはとても広いシャローエリアだ。
風が吹いた方が水が動くし、曇り空なら光量が下がって魚の活性も上がるだろう。
今日こそは爆釣するぞ!
そう期待して、日課のスーパーに寄って買い物をしてからマリーナに着くと、すでにガイドの2人は到着していた。
が、遠くからハリーが近づきながら、空を指差しながら何かを言っている。
俺はすぐ察した。
まあそうだよね。。。
ハリーが見せてくれた携帯画面には雨雲レーダーが表示されていて、1~3時間くらいはフロリダキーズは真っ赤(猛烈な雨?)な部分の中にあった。
ガイドの2人は他のマリーナから来ているようで、落胆する俺たちを励ます素振りも見せずに、そそくさとボートを出して帰って行ってしまった。
俺たちはとりあえず、ホテルに戻って洗濯物を持って近くのコインランドリーに向かった。
その頃にはとんでもない土砂降りで、ガイドの判断は正しかったことは確定。
そんな中でコインランドリーを回しながら、俺たちはこの後どうするかを打ち合わせた。
RYU君が、フロリダのキーズは雷雨だけど、マイアミまで戻れば雷雨から外れることを雨雲レーダーの画面から見つけ出した。
一日早くキーズを切り上げて、マイアミに戻っちゃおうか。
そう決まり、一旦それぞれの部屋に戻ってパッキングをし直す。
チェックアウトは明日の予定だったので、俺の部屋はとても汚かった。
整理整頓されてる状態からは太陽と地球くらい遠い状態だったのだが、必死にやって2時間ほどでなんとかパッキング。
11時に、ホテルの管理人のおばあちゃんに一日早くチェックアウトすることと、料金はこのままでいい旨を伝えて、マイアミへ出発。
車で2時間。
フロリダキーズの釣りは最後は尻すぼみになってしまった感じだったけど、とっても楽しかった。
それぞれの写真や釣果の話などで盛り上がっているうちにマイアミ到着。

マイアミはやったぜ!快晴!!
車の中で今晩泊まるホテルをweb予約。
いつも海外では航空券もホテルもエクスペディアを使うんだけど、本当にここは便利。
レビューをしっかり読めばどんなホテルかすぐわかるし、料金も他サイトで比較しなくてもほぼ最安値で提示されているという安心感がある。
マイアミの街に入って、まず昼飯を食おうと。
釣りに行くために時間を掛けたくなかったので、ファーストフードのバーガーキングに入ったのだけど、これがまあひどい。
店員の態度、スピード、サービスの質、汚い店内、ひどい客層。
アメリカ国内でも店内に英語を話す人が誰もいない(みんなスペイン語?)
マイアミといえど、映画でみる世界だけではない。
おそらく貧しいエリアなんだと思う。
日本人がいることが完全に場違いな感じだったので、そそくさと出たかったが、全然ファーストでないので、1時間近く掛かって貴重な時間をロス。
食べ終わり、気を取り直してから、釣具屋へ行く。
ライセンスを買わないといけない。
近くの釣具屋を探す。
こういう時は最近はGooglemapを使う。
Googlemapに行きたい店、今回ならfishingShopと入れれば、地図上の最寄りのそのキーワードのお店が出てくる。
それは釣具屋だったり、釣具メーカーだったり、と精査の余地があるけれど、おそらく最速最強の検索ツールである。
日本でも、各地を回っていて、コンビニを探そう、ラーメンを食べよう、などなど、すべてGooglemapに打ち込めば地図上に出てきて、近い順にチェックできる。営業時間もレビューも揃いつつあるので、外すお店も少ないように思う。
で、釣り場はGooglemapの航空写真で探し出した水路の部分。

現場に着くと猛烈に潮が効いている。
サッパのようなベイトが溜まっている。
2時間ほど色々とやるが、バイトは無い。
次に移動したところでいよいよ夕マヅメ。
20時くらいから暗くなってきて21時には真っ暗というタイミング。
下げ潮がガッツリと走っている潮目を見つけていたので、そこにシーライドからニンジャリからシャルダスからローテーションをしながら打ち込んでいた。
思うに魚は死ぬほどいるが、澄んだ潮と釣り人も多いエリアなのでしっかりとスレていて口を使わない。
そうなるとワンチャンスあるとすれば、夕マヅメかな?と。
潮も走っていることだし、確信を持って投げ続けていたら案の定、Shalldus20でいきなりラッシュ開始。

キャッチしたのは2本だけだけどバイトは何回かあり、楽しい釣りだった。

パターンは60mほど沖の潮目を流すだけだった。
ガッツンガッツンと当たった。
飛距離がしっかりと出せる、9ftパックロッドの恩恵がもろに出た瞬間であった。
そして、次の日。
朝6時発の飛行機でマイアミからオーランドに。
同じフロリダ州であるが、車で移動するには少し遠い。
九州なら鹿児島から福岡、北海道なら稚内から函館、みたいな感じかな。
だから飛行機は飛んだと思えばすぐに降下を開始して着陸するのだった。
そして空港からUVERで会場入り。

2回目となるicast

今年はGTを中心とするオフショアルアーやジグを中心に展示をした。

シンプルな設営なので、午前中には終わり。
午後はどうしようか?
もちろん釣りでしょ。
ってことで、ホテルにチェックインし、ラッキーにも12時には入室することができたので、Googlemapにrent a carと入れれば徒歩圏内にレンタカー屋。
釣具装備一式を持って、5分ほど歩いたレンタカー屋へ。
そこで借りたSUVを借りて、昨年も訪れたセバスチャンインレットへひとっ走り。
久しぶりのアメリカの運転は戸惑いもなく、楽しいドライブだった。
到着したセバスチャンインレットは潮時が下げの後半のようだった。

昨年は小潮のタイミングで来たのだが、今回は大潮のタイミング。
恐ろしい速さで下げ潮がかっ飛んでいる。
岸際には相変わらずサッパみたいな小魚が雲のように固まっていて、しかも岸際の全域にいる。
そこにターポンやスヌーク、レッドフィッシュがきちんと着いていて、1時間に1回くらい、とんでもない岸際ボイルが起きる。
もうオフショアのマグロのナブラのようなものが岸際でドッカンバッコンと始まるのである。
2m近いターポンが一番ド派手に水柱を上げていて、そこに走って行ってルアーを投げ込みたいのだけど、空からグレイペリカン(これまた羽を広げたら1.5m近い大きな鳥)が何羽もボイルの中に着水してベイトをスコップで掬うように大量に捕食している。
あの鳥を引っ掛けるとちょっとやっかいなことになりそうでキャストをためらう。
そんなこんなで取りきれないボイル攻略がしばらく続く。
一方、岸際を丁寧にニンジャリやShalldusといった見切られにくいルアーで探れば、こんくらいのジャックはたまに当たってくる。

ジャックで間を持たせつつ、ターポンとスヌークのボイルを待つ。
が、釣れない。
でも楽しい。
そんな感じで時間だけが過ぎていく。

そして、いよいよ夕暮れ。
今回のフロリダでの釣りもこれが最後。
みんなで夕陽を眺めて終わりとした。
さ、次の日から気を取り直して(まだフロリダにいるのにフロリダロスになったが、、、)icastがスタート。

楽しい商談をたくさんしたし、何より海外にしっかり目を向けている他メーカーの人たちとしっかりと話をできたのが大変に良かった。

なぜ海外に出るのか?
それを説明するのは難しいことだし、企業戦略にも関わる部分。
だけど、出ているメーカーと話をすれば、ほぼ一つ、まったく同じ理由である。
経営者としての自分が。この釣り業界の行く末に感じていることが正しいかどうかはわからない。
多くの釣り業界の人はそのことをまったく感じていない様に思える。
他のみんなはどうなんだろう?
でも、自分が感じるままに進んでいきたい。
自問自答しながらの3日間を過ごした。
そして、今回のフロリダの旅を終えた。

- 2017年7月23日
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