Area2-8 ~シーバス 荒川 その2~


 




 
なんだかやっと獲った、という感じ。
 
こんな釣りしていたら90UPは獲れそうもない。

ここで肩に気を遣いながら、ドカポップに変える。

しばらく攻めたが反応がない。

今日は小潮の下げだからあまり速い流れにはなっていない。

ドカポップは激流の中がいいような気もする。



またレアに変える。

これが1投で出る。

別に金貰ってるわけではないんだけど、このルアーは平成の奇跡だよ。

スズキクラスが好みそうなヌラリとした動き。

それに卓越したコンセプト。文句なしです。



水面をもんどり打つサイズはまたもや70クラス。

70クラスの入れ食いなんて、まあ年に数回しか味わえないもんね。

70を10本掛ければ、80が1本は混ざるだろう、と。



で、これをまたランディング時にバラしてしまう。

もう痛恨でもなんでもないんだけど、下手だよなぁ。




またキャスト。

こういう時にこのルアーの性能や未知なる能力を十分に引き出しておきたい。

ジャークを入れるタイミング、どのぐらいの流れでどのぐらいのリトリーブで、どんな泳ぎをするのか、水面に出るか出ないかのテンションとはどのあたりか。

そんな感じで動きに全神経を集中させていく、揺らめき系のルアーアクションだけど、シリコンの引き重り感がシーバスPEを伝わって揺らめきを伝えてくれる。

食わせやすい揺らめき。

その辺りに意識を感じながらも、放射状にあらゆる角度でキャストして幅広く誘う。



そこでまた
 
ゴッ!
 
とバイト。いつもこんな感じのバイトが出る。

すぐにアワせないでテンションが掛かるのを待ってからアワセを叩き込む。

すぐさま水面に躍り出たのはまた70センチ級。
 
ゆったりと落ち着いて引きを楽しみながらファイト。



やがてシャローにずり上げてランディング。

73センチ。
 
今日はこの辺までか。
 
 




8月中旬にソルティの取材を受けたとき。

実際に記事にもなっているけど、今秋の主役はビリケンとレアになるだろうという話をした。

ビリケンは言わずもがなすごいルアーだけど、レアについてはある意味未知数の中、長年の経験と勘で同じ扱いをした。

その勘が当たったことに、雑誌の読者を裏切らずにすんだことにまずはほっとした。

しかし、このレア、どこにも売ってない。

アロウズさん、徹夜で作るしかないよ。




昨日の昼間、釣具屋巡りをしてて、ディスプレイを見ていると売れているルアーってのが本当にはっきりしている。

ある店では小沼コーナーみたいなもんがあって、すごく売れていて、ああすごいな、と。

で、ふと考えてみると僕が普段使うルアーってろくに売っていないもんが多い。

売り切れているってもんでもなくて、完全に生産量自体が少なく、供給不足の状態。

確かにX-80SWなんかはそこそこの数を作っているんだけど、全く追いつかない。
 
でも、コモモやワンダーとかもっとたくさん作ってるんだと思う。



この状態はここを読んでくれている人や雑誌の読者に対して申し訳ないと思った。

いいルアーをいい、悪いルアーを悪いという姿勢は昔から崩していない。

契約メーカーだって悪いもんだったら絶対に使わない。



でも、どんなにいいもんでも売ってないもんはどうしようもないよなぁ、と。

売ってるもので、いいものを紹介していく努力をすべきだと思った。



というか、ワンダーの大きいのが出ていたなんて昨日知ったぐらいなんで、完全に勉強不足。

今後はもう少し、しっかりやろう、と。
 
 



使用タックル
ロッド ミラクルワークス ジャンキースティック70Xpi
リール シマノ ステラ4000 DH
ライン 東レ シーバスPE 1号
プラグ ミラクルワークス ドカポップ12cm・阿修羅
アロウズ レア
   

 

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