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▼ 日本最高所”黒部川源頭部”のイワナ
- ジャンル:釣行記
- (釣果報告, 渓流, Dwarve XX, Kimi Hiroyuki Yamane, イワナ)
こんにちは、山根兄弟(兄)です。
今回は日本最高所に生息するイワナを求め、黒部川源頭部を目指した釣行を振り返ってみたいと思います。
魚が棲息する日本最高所
日本で最も標高の高い場所に生息する魚はイワナとされています。
僕はそんなイワナという魚を求めて、全国各地で釣り歩いている訳ですが、今回はイワナが棲息する日本で最も標高の高い川”黒部川”に行ってきました。
黒部川について
黒部川は富山県と長野県の県境に位置する標高2994mの鷲羽岳に源を発する一級河川です。
源頭部の標高に対して、85kmと総延長が短い川であり、全国屈指の急流河川と言われています。
そんな黒部川の源頭部にイワナが棲息しているというのは、イワナフリークの間ではとても有名な話しです。
人気登山道で人酔いした
日曜日ということもあり、下山する登山者と幾度もすれ違いながら、1日かけて宿泊地に予定した三俣山荘に到着しました。
人気登山道を始めて使ったのですが、あまりの人の多さに精神的に参ってしまいそうになりました……。これぞ北アルプスということですね。
黒部川支流を探釣
2日目。早朝から三俣山荘を出発し、午前中は黒部川支流の源流部を釣ってみました。
まだまだ低水温なのか、イワナの動きはゆっくりなのですがスレてはないようで、素直に反応して食らいついてきてくれました。
僕にとって初めての黒部川水系のイワナは、若魚のせいかイメージよりも緑がかった印象を受ける個体でした。
次に釣れたのは、8寸くらいの良型。鰓蓋から胸鰭にかけて真っ黒なイワナでした。
まさに、僕が理想に描いていたイワナに大喜び。その後も、魚の姿が消えるまで釣り上がり退渓しました。
黒部川源頭部
午後からは黒部川源頭部に入渓しました。
黒部川源頭部は三俣山荘の直下に位置しているので、めちゃくちゃ近く、時間で言えば、20分ほどの距離感です。
沢沿いに登山道が敷かれ、入渓も退渓も容易。登山者に見守られながらの釣りになりますが、とても優しい渓相です。
釣果のほうは、入渓地点でいきなり釣れてくれたのですが、その後は大苦戦。
明瞭な足跡がいくつもあり、直前の土日、もしかしたら今日の午前中に釣り人が入った様子でした。
さすが、イワナ釣りの聖地”黒部川”。僕が釣行した日は、関東の河川かと思うくらいにスレていました……。
それでも、走るイワナの数は渓相相応で、中には反応してくれるイワナもいて、写真を撮る程度には楽しませていただけました。
因みに、今回の釣行で最後にイワナを見たのは、標高2455mでした。
渓流竿”ドワーブ”をご紹介
今回使用したロッドは、スピニング/ベイト兼用のマルチピースロッド『ドワーブXX』です。
8つのピースを組み替えることで14通りの使い方できる渓流竿であり、可変領域はアイスフィッシングで活躍する3.2ftから、開けた渓相や餌を使った小物釣りで扱いやすい5.7ftです。
ピースを組み替えながらご使用していただくことで、渓相と気分に合わせてロッドの長さやリールを変えることができます。
源流釣りの場合、谷底に降りるまで、どんな渓相か分からないことが殆どですので、初めての川を探釣する機会が多い方にとってもオススメです。
詳しいスペックについては、コチラのトラセンHPをご覧ください。
最新情報:ドワーブXX可変パーツ開発中
ドワーブはベイトリール使用時でも軽量ルアーを軽快にキャストしたり、餌を使った小物釣りに対応するためにしなやかなティップを採用しております。
そんなドワーブを進化させるパーツとして、ヘビーシンキングミノーの使用に特化させたハードティップを開発しています。
穂先を変えるだけで張り感の強い、まるで別竿に変化します。
スピニングタックルでDコンなどのヘビーシンキングミノーを多用される方にオススメのパーツになります。
販売は2024年を予定しておりますので、お楽しみお待ちください。
黒部川源頭部までのアプローチと宿泊について
黒部川源頭部までのルートはいくつもありますが、僕は新穂高温泉から出発しました。
車止めとなる新穂高温泉から約18km、標高差約1500mという距離になりますので、余裕を持って2泊3日のスケジュールで釣行すると良いかと思います。
また、黒部川周辺は決められた区画でしかテントを張れないようです。
今回、僕は三俣山荘のテント場を利用しました。
山荘によっては予約制の場合もありますので、事前に確認しましょう。
三俣山荘テント場の料金は1日1張2000円。山荘ではコーラやビールも販売されており、予約すれば食事もとれます。
因みに、黒部川源頭部までの道中、宿泊者以外のお手洗いの利用はどの山荘も有料でした。
山荘によっては飲料水を汲むのにもお金が掛かるので、現金は多めに持っておく必要があります。
お察しのとおり、普段の源流泊のイメージで挑むと僕のように人酔いするかもしれません。源流釣りではなく、登山として楽しむのがオススメです。
釣りに適した時期は、登山のハイシーズンとも重なるので、休日ともなると、駐車場も登山道も山荘も多くの登山客で賑わいます。
特に、登山道入り口付近の駐車場は満車、テント場も大混雑になることもあるそうなので、その点も考慮しながらスケジュールを組むと良いでしょう。
今回は日本最高所に生息するイワナを求め、黒部川源頭部を目指した釣行を振り返ってみたいと思います。
魚が棲息する日本最高所
日本で最も標高の高い場所に生息する魚はイワナとされています。
僕はそんなイワナという魚を求めて、全国各地で釣り歩いている訳ですが、今回はイワナが棲息する日本で最も標高の高い川”黒部川”に行ってきました。
黒部川について
黒部川は富山県と長野県の県境に位置する標高2994mの鷲羽岳に源を発する一級河川です。
源頭部の標高に対して、85kmと総延長が短い川であり、全国屈指の急流河川と言われています。
そんな黒部川の源頭部にイワナが棲息しているというのは、イワナフリークの間ではとても有名な話しです。
人気登山道で人酔いした
日曜日ということもあり、下山する登山者と幾度もすれ違いながら、1日かけて宿泊地に予定した三俣山荘に到着しました。
人気登山道を始めて使ったのですが、あまりの人の多さに精神的に参ってしまいそうになりました……。これぞ北アルプスということですね。
黒部川支流を探釣
2日目。早朝から三俣山荘を出発し、午前中は黒部川支流の源流部を釣ってみました。
まだまだ低水温なのか、イワナの動きはゆっくりなのですがスレてはないようで、素直に反応して食らいついてきてくれました。
僕にとって初めての黒部川水系のイワナは、若魚のせいかイメージよりも緑がかった印象を受ける個体でした。
次に釣れたのは、8寸くらいの良型。鰓蓋から胸鰭にかけて真っ黒なイワナでした。
まさに、僕が理想に描いていたイワナに大喜び。その後も、魚の姿が消えるまで釣り上がり退渓しました。
黒部川源頭部
午後からは黒部川源頭部に入渓しました。
黒部川源頭部は三俣山荘の直下に位置しているので、めちゃくちゃ近く、時間で言えば、20分ほどの距離感です。
沢沿いに登山道が敷かれ、入渓も退渓も容易。登山者に見守られながらの釣りになりますが、とても優しい渓相です。
釣果のほうは、入渓地点でいきなり釣れてくれたのですが、その後は大苦戦。
明瞭な足跡がいくつもあり、直前の土日、もしかしたら今日の午前中に釣り人が入った様子でした。
さすが、イワナ釣りの聖地”黒部川”。僕が釣行した日は、関東の河川かと思うくらいにスレていました……。
それでも、走るイワナの数は渓相相応で、中には反応してくれるイワナもいて、写真を撮る程度には楽しませていただけました。
因みに、今回の釣行で最後にイワナを見たのは、標高2455mでした。
渓流竿”ドワーブ”をご紹介
今回使用したロッドは、スピニング/ベイト兼用のマルチピースロッド『ドワーブXX』です。
8つのピースを組み替えることで14通りの使い方できる渓流竿であり、可変領域はアイスフィッシングで活躍する3.2ftから、開けた渓相や餌を使った小物釣りで扱いやすい5.7ftです。
ピースを組み替えながらご使用していただくことで、渓相と気分に合わせてロッドの長さやリールを変えることができます。
源流釣りの場合、谷底に降りるまで、どんな渓相か分からないことが殆どですので、初めての川を探釣する機会が多い方にとってもオススメです。
詳しいスペックについては、コチラのトラセンHPをご覧ください。
最新情報:ドワーブXX可変パーツ開発中
ドワーブはベイトリール使用時でも軽量ルアーを軽快にキャストしたり、餌を使った小物釣りに対応するためにしなやかなティップを採用しております。
そんなドワーブを進化させるパーツとして、ヘビーシンキングミノーの使用に特化させたハードティップを開発しています。
穂先を変えるだけで張り感の強い、まるで別竿に変化します。
スピニングタックルでDコンなどのヘビーシンキングミノーを多用される方にオススメのパーツになります。
販売は2024年を予定しておりますので、お楽しみお待ちください。
黒部川源頭部までのアプローチと宿泊について
黒部川源頭部までのルートはいくつもありますが、僕は新穂高温泉から出発しました。
車止めとなる新穂高温泉から約18km、標高差約1500mという距離になりますので、余裕を持って2泊3日のスケジュールで釣行すると良いかと思います。
また、黒部川周辺は決められた区画でしかテントを張れないようです。
今回、僕は三俣山荘のテント場を利用しました。
山荘によっては予約制の場合もありますので、事前に確認しましょう。
三俣山荘テント場の料金は1日1張2000円。山荘ではコーラやビールも販売されており、予約すれば食事もとれます。
因みに、黒部川源頭部までの道中、宿泊者以外のお手洗いの利用はどの山荘も有料でした。
山荘によっては飲料水を汲むのにもお金が掛かるので、現金は多めに持っておく必要があります。
お察しのとおり、普段の源流泊のイメージで挑むと僕のように人酔いするかもしれません。源流釣りではなく、登山として楽しむのがオススメです。
釣りに適した時期は、登山のハイシーズンとも重なるので、休日ともなると、駐車場も登山道も山荘も多くの登山客で賑わいます。
特に、登山道入り口付近の駐車場は満車、テント場も大混雑になることもあるそうなので、その点も考慮しながらスケジュールを組むと良いでしょう。
- 2023年10月8日
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