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絶望が希望に転じた時の高揚感 南米釣行記vol.6

こんにちは!山根兄弟(兄)です。
今回は南米釣行記の続きを書いていきたいと思います。

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前回までの投稿はコチラをご覧ください!

ピライーバを狙って2泊3日のジャングルキャンプにでかけたものの、3日目朝までにピライーバらしいアタリは無く、僕の脳裏にはアスーを求めたブラジル・ネグロ川遡行を諦め、スリナムへ向かうBプランがチラついていました。

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良型のジャウーを釣り上げたところで、ボートマンから村に戻ると伝えられ、僕のピライーバチャレンジが一先ず終わったと悟りました。
村についたらもう一度ピラルクか、スリナムの河口域では釣れないと思っていたカショーロ(パヤーラ)のどちらかをリクエストしようとボンヤリ考えながら村まで移動しました。

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お金で物を買える環境まで戻り、昼食(といってもビスケットですが)を食べながらこの後はパヤーラを釣らせてくれないか?とリクエストしてみました。
すると、『何言ってんの??』の一言。
『午後からもピライーバを追いかけるぞ!』
『最後に向かうポイントはもう決めてるんだ!そのために早めにココまで帰ってきたんだからな!』
『そのビール、飲めないなら俺にくれ!さぁー出発するぞ!パヤーラはピライーバの後だ!夕マヅメだけで釣れるから安心するんだ!』
ガイアナは英語が公用語なので、会話がスムーズに進むのです。

一度、ピライーバはダメだったと心を整理したつもりだったので、まだ夢が潰えてないと分かると今までにない希望と期待感に自分の心が躍っているのが分かりました。

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最後のポイントとは、村からほど近い支流でした。
それも、外見では何も変化のない場所……。
ボートマンに対する信頼感がなければ、パスしてくれ!っていってしまいそうな場所……。
ピライーバは本流の深みが好ポイントになる魚だと思っていたので、僕の感覚では選択肢にも入らない場所……。
それでも、ボートマンの真面目な表情と言葉で僕の集中力もグッと高まりました。
『ここだけ極端な深みになってる。滅多にここでピライーバは狙わないけど今までに2回釣ってるんだ』

水深は15mくらいあったかもしれません。
仕掛けを投入し、数十mの距離をとり、岸にボートをつけてアタリを待ちます。

待っている間は、LateBloomings510+を使ってブッコミ釣りをするも、キャストで届く範囲は水深が浅く、ブラックピラニアが連発します。
それでも、ブッコミ釣りでパヤーラの可能性もあると聞かされていたので、辛抱強くピラニアを釣っていると、ピライーバーを狙っていたLaulau83GTSから勢いよくラインが引き出されました。

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すかさず、思いっきりフッキングすると、針掛かりに気付いた魚が猛スピードで走ります。
それと時を同じくしてボートマンがエンジンをふかして魚を追います。
魚の動きが落ち着いたところで、エンジンからオール(ゴム銃ですが)に変わり、ジワリ、ジワリと船を魚の真上に寄せていきました。

今回の大ナマズ釣り、いつも的確なボートポジショニングや魚を寄せる速度の指示によって、根ズレによるブレイクは最後まで一度もありませんでした。
起伏の激しいポイントばかりだったので、こういったボートマンの技術や釣り場に対する知識がないと大変な苦労になるかもしれません。

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Laulau83GTSのラウラウとは、ガイアナでのピライーバの呼び名です。
この魚を含めた、世界中の大型魚を時にルアー、時に餌を使って釣り上げるために作られた竿ですのでタックルには全く不安なくファイトすることができ、夢の魚『ピライーバ』を釣ることができました!

はいっ。今回の投稿はココまで。
次回は、ピライーバを釣った後の夕マヅメを振り返りたいと思います。

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最後に使用したロッドについて少しご紹介させてください。
今回の南米釣行の大物釣りでは、ラウラウ8.3GTS REV1.0を使用しました。
主な対象魚は、ピライーバ、ジャウー、ピラルクを想定していましたがタライロン狙いでも使用しました。

ラウラウ8.3GTSは、100kg級の魚とのファイトを想定したロッドでありながら、仕舞寸法53cmという驚異的な短さを誇ります。
REV1.0はルアーおよびブッコミ釣り双方を無難にこなしてくれる汎用性の高いモデル、REV2.0はオフショアキャスティングに特化させたモデルとなっています。
詳しくは、トラセンHPをご覧ください。

最後に、ガイアナでの釣りに興味がある方は、ChillTripのHPもご覧いただければ幸いです!
ロッジを利用しながら、僕が体験したようなピライーバやピラルク釣りをお楽しみいただけます!
 

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