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アンバサダーのノーマルフレームをリベット強化する話

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アンバサダーのフレームにはいくつかバリエーションがありますが、
その中でも強化フレームとか、リベテッドフレームとか、スタウトフレームとか呼ばれる奴らがいます。
各々微妙に差異はあるんですが、要はリールフットとフレームのピラーをどうやってくっつけてるかの違いになります。

ノーマルフレームはピラーとリールフットは溶接のみ

強化フレームはリベット止めです。溶接もしてるかどうかは知りませんが、リベットでかしめてあるので、リールフットもげに耐性があります。

狂ったように合わせをキメる雷魚やらジギングやるならこのリベット止めが必須とされています。

まあ、本気で溶接かましたら強度8割は出るはずなのですが、細いリベット一本打ち込んだところでそれ以上の強度がはたして出てるのかってのは正直よーわからん。

世間一般でリベット止めしたリールフットがもげたっていう話は聞いたことないので、やっぱり普通の溶接より強いってのは事実かも知れません。

まあ、そもそもそこまで本気で溶接してないかも知れないしね。




画像でいうと左の6500uc ハイスピードウインチプラスは強化リベテッドフレームで、それ以外は普通のフレームです。






さて、今回は普通のフレームにリベット止めを追加しようというお話。

やること自体は至って簡単。

しかも今回は機械に頼らず手すがらやってしまおうと思います。

あ、電動ドリルがあったら作業時間1/10になります笑



用意するもの。
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ノーマルのフレーム
コバルトハイス鋼のドリル
ピンバイスのハンドピース
タップハンドル

いずれもヤフオクで中国製のやっすいやつです。

流石に今回は真鍮のフレームが相手なのでダイソーアイテムでは歯が立ちません。




2.5ミリのドリルで穴あけーの
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m3のタップハンドルでねじ切りーの
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こんな感じ

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ほんで仕上げにリベット代わりの3×8ミリイモネジ
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ぴったり
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溶接がとどかないピラーとフットの真ん中を貫通して固定している状態なので、理論上強度は向上しているはず。


完全にフットがもげてしまったやつの修理に応用できるはず。

その場合は固定力上げるためにイモネジじゃなくて普通の皿ネジ+ザグリ加工+反対側からナット止めがいいと思われる。




さて、今日はこんなところで








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