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▼ uc系アンバサダーのサイドカップを変更する話(ハンドル側編)
前回に引き続き、uc系アンバサダーのサイドカップを変更する話です。
今日はハンドル側のサイドカップを交換します。
こちらについても、そのままポン付けはできません。
問題点1

ハンドル側のシャフト径が違う。
uc系が3.3ミリ
普通のアンバサダーは3ミリです。
uc4600前期型のキャスコン
キャスコン内に1040のベアリングが入っています。
シャフトの径は3.3ミリなので、ベアリングとは接触していません。
uc系のADSスプールの場合、スプール、シャフトの回転方向の保持はフレームとスプールベアリングで完結するため、従来のアンバサダーのようにキャスコン部分でスプールを保持する必要が無いのです。
キャスコンの役割はスプールの軸方向の微調整のみですので、この部分のベアリングは全くなんの役割も果たしていません。
ここにベアリングを入れなくても何の問題もないのですが、見栄えの問題なのかベアリングが入っています。
新しいサイドカップを用意するのがめんどくさかったため、キャスコン内にベアリングありのタイプのサイドカップを流用しつつ、ベアリングの内径を変更して対応したものと思われる。
因みに、uc4600後期型ではベアリングが撤去され、シャフトが通るだけの穴が空いた従来のタイプになっています。
話を戻すと、
今回サイドカップ変更を予定しているアンバサダー5000はキャスコンにベアリング無しのタイプで、シャフト径に合わせた3ミリの穴が空いているだけです。
そのため、3.3ミリ径シャフトのuc系のスプールは本来であれば適合しません。
そこで。
入らないなら削りましょう。
こんな感じ。

入りました。

アンバサダー5000は非iarの為、アンチリバースポールも移植する必要があります。

以前記事にしたように、uc系アンバサダーはiarが標準装備なんですが、本来であればメカプレートの関係でアンチリバースポールを装着できません。
ので、無理矢理アンチリバースポールを装着するためにシャフトを増設します。
詳しくは前記事参照
色々な困難を乗り越えて、やっとuc系のサイドカップを変更することができました。
uc6500フレームにアンバサダー5000のサイドカップ
iar無し
我ながらかなりニッチな改造ですな。
最後に簡単に使ったパーツと工程をまとめます。
ベース機種
uc6500のフレーム、スプール、メカプレート
アンバサダー5000の両側サイドカップ
工程
パーミング側
・ucのフレームからコグホイールと、コグホイール軸を撤去
・サイドカップ側のコグホイール軸がフレームに干渉するので、干渉する部分を削る
・新しいサイドカップのシャフト受け部分にスペーサーを挿入する
ハンドル側
・ucのスプールシャフトを削って、サイドカップのキャスコン穴を通るようにする。
もしキャスコン内にベアリング封入されているタイプの場合、ベアリングを1040サイズに変更するか、ベアリング外してしまえばシャフトを削る必要なし
・iar搭載機のサイドカップであれば、特に追加加工は不要。
もし非iarであった場合、アンチリバースポールをメカプレートに移植する必要あり。
3×8ミリイモネジとm3ナットをメカプレートにねじ込みましょう。
※uc以外でiar搭載かつキャスコン内ベアリングありの機種って実はそんなに存在しません。
現行だと6500c3camoとか6500caとか
そんなに球数がないから狙ってやるようなことでもないかも…
こんな感じ。
ucを別のサイドカップに変えようなんて奇特な人が世界に何人いるかわからんけど、参考になれば幸いです。
- 2021年7月15日
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