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サーフヒラメにおけるワームの力

  • ジャンル:ニュース
ルアーフィッシングは昔からワームが強かった

20年以上前のバス釣りの時代から「ワームはよく釣れる」というのはコモンセンスだったと思われます。

まだ村上晴彦氏がホテルのバイトをやっていた頃にダウンショットリグで一日50匹釣った、等の情報が雑誌に書いてあった時代です(かなり古い)。

自分の経験でもプラグよりもはるかにワームの方が釣果がありました。

バス釣りは懐かしい話なので書いちゃいました。

 
ヒラメもワームがダントツに釣れる

サーフヒラメの大会、ヒラツイ、ブルトレカップを主催したのですが、大会で活躍するのはいつもワーム。

ヒラツイでは約400枚の釣果に対し、150枚がジョルティでした。

大会の結果からすると、ワーム、シンペン、ジグは大体釣果を分け合いますがサーフヒラメはジグとワームだけ持って行けばいい、と言っても差支えは無いと思われます。

内訳はジョルティ3割、ジグ3割、シンペン2割、その他、です。

ジグはフリッパーとオフベイトで1割ずつですが、ジョルティはワームの内訳の殆どを占めていました。


 
ヒラメの捕食の仕方について


ヒラメの捕食と言えば待ち構えていて素早く飛び上がり、泳いでいる魚を捕食する、というイメージがありますが、実際にはそういうわけでもないです。

これはヒラメのエサやり体験でエサをあげた際、鯉のようにエサをあげれば近づいてきて水面で食べます。

エサと認識すればある程度寄って来て吸い込むように食べますので、ルアーの位置が水中にレンジコントロールによって固定されている事も大事なように思われます。

また、ヒラメは動くものに目がいいです(動視力)が、エサがしばらく浮いているとエサと認識しませんでした。

ですので動きも大事なように思います。

そしてヒラメの目線は常に上にあるのでルアーで底を叩いても効果は少ないでしょう。



 
なぜワームが釣れるのか
 

基本的にヒラメはジグヘッドを使いますが、重心がルアーの一番前にあるので巻くと必ず浮くように出来ています。

このため、サーフヒラメで一番難しいレンジコントロールをあまり考えずに出来るのでそこに強みがあると思われます。

以前、釣り場であったおじさんがリップを折ったラパラのFミノーをジェット天秤につけて使用していましたが、レンジコントロールをしなくていいというのはかなりアドバンテージがあります。
 
鹿島灘ではなぜジョルティに釣果が集まるのか

しかし、レンジコントロールだけが釣れる理由ならば大会でジョルティに釣果が集まるのはおかしい事です。

理由として考えられるのは飛距離、という点につきます。

鹿島灘は非常に風、波が強く、ブレイクラインが遠い遠浅サーフです。

今まで初心者向けのサーフヒラメ教室を開催したこともありますが、ブレイクラインに届いていない人は釣れ無かった、と言っても過言では無いです。


サーフヒラメでよく使われているタイプのジグヘッドのはしりはMARSのストライクヘッド、と聞いたことがあります。(発売は0年代だった気が)

それと作りがほぼ同型のハウルが14年に発売、18年にジョルティが発売されたと思います。

僕はあまりルアーの知識無いので定かではないですが。



使い込んだジョルティで恐縮ですが、このラインアイが特徴的でダイワのジグヘッドを参考にされたとの事。


ジョルティの後に出た同型のルアーでサリューというのもあります。



発売当初にジョルティよりも5mは飛んでいる、というツイートも見ました。

最近買ってみて投げたところ、スリムになっていて飛ぶような気もします。

個人的には胴の部分が短いのでフックが前後で絡むのがどうも。

ワーム本体にフックを刺さないと使えないと思います。


ここでサリューからジョルティの改善点を挙げてみたいと思います。

・ワーム部分についてスリムにする。
→別のワームに換装してみる。例えばサリューのワームを付けてみる

・テールをロングテールのようにする
→上記と一緒

・ヘッド部分を水を受けながらも抵抗は少なくする
→ヘッド部分を改造するのは大がかりなので個人では無理

・飛行姿勢を安定させる

→飛行姿勢を安定させるにはいい方法があって、ワームに針金を通して使っています。


ピンボケしてますが、ワームの中に針金が通っています。

これを思いついたのはサリューが針金が通っているように見えてこれはいいアイデアだなって思った所。

サリューには実はそんな機構は無く見間違いでしたが、ジョルティで試したらまぁまぁ飛距離は伸びました。

ヒラメのワームには飛行時にブレないようにワイヤー通しておくのは手かもしれません。


ジョルティとサリューの組み合わせにワイヤーを通しました。

これは現時点で考えられる最強の飛距離のハズです。

ヒラメのジグヘッドワームでの差別化は飛距離にあって飛距離を出すためにワイヤーを刺すのがおススメです。

最後に
サーフヒラメのルアーは飛距離に傾注しすぎという意見もありますが、鹿島灘では飛距離が釣果と言っていいくらいアドバンテージがあります。

重いルアーはレンジコントロールが難しいですが、ジグヘッドの場合は巻くと浮く構造になっているので飛距離さえ克服してしまえばルアーとして申し分ないです。


初心者の方でルアーでお悩みの方がいらっしゃったら是非ジョルティを使ってみてください。

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