初夏の利根川、ツクモ・ジナリでデイゲーム攻略/佐藤雅樹

こんにちは、茨城県のフィールドスタッフ佐藤雅樹です。
 

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季節は初夏、昼潮の時期となり日中に潮位差ができる潮周りが増え、デイゲームバイブレーションでの攻略が有効的な季節になってきました。

今回はジャッカルシーバスルアーのバイブレーション「ジナリ65」と、新製品「ツクモ」を使った利根川デイゲーム攻略の模様を解説します。


 

ツクモによるシャローレンジ攻略

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エントリーしたのは浅いシャローフラットが陸から50m程の所まで川に対して平行に続くエリア。

シャローフラットのギリギリまで立ちこみ、ブレイクラインでベイトを待ち構えているシーバスをバイブレーションで狙います。

遠投した先は水深があるものの、ブレイクラインに近づくにつれて水深が無くなるため通常のバイブレーションではボトムを擦らずに巻いて来ることができません。

 

新製品ツクモは、こういった浅いエリアでボトムを叩かずに巻ける”シャロー走破性能”があります。ブレイクライン付近の浅い水深のエリアをツクモで扇状にサーチしているとツクモをひったくる強烈なバイト。
 

この時期のシーバスは非常に元気でファイトが強烈、なかなか寄ってこないファイターは良型のシーバスでした。

 

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水深が浅く、他のバイブレーションでは探りきれないエリアもツクモなら攻略することができます。

ベイトフィッシュのレンジが表層付近にいる場合にもツクモはかなり有効です。

バイブレーションゲームの新たな一手になるツクモシリーズ。遠投を効かせるなら66サイズ、よりシャローを攻めるなら56サイズです。


 

根掛かり多発地帯をジナリ65で攻略

別日の利根川、エントリーしたのは朽ちた杭や沈んだ丸太、捨てられたゴミなどボトムに様々なものが沈んでいる根掛かり多発エリア。
 

前日に大量の雨が降り、当日も大雨の荒天で濁りの入った雨水を嫌ったベイトフィッシュがボトム付近に溜まっている状況。

 

根掛かりの危険がある中、ボトム付近を攻めなければバイトの取れない状況で根掛かり回避性能の高いジナリ65の出番。



特徴的なウェイトのリップがボトムの感知能力が高く、何かにコンタクトした際に分かりやすい他、リップが障害物に接触するとテールが浮き上がり、綺麗に障害物にフックが引っ掛かるのを回避してくれます。
 

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ベイトフィッシュの塊にジナリを当てながらボトムの障害物を避け、探っているとシーバスがヒット。

 

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この魚も初夏の利根川シーバスらしい強烈な引きと中々観念しないファイトで楽しませてくれる一匹でした。

 

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このように根掛かりを恐れずに使うことができるので、初場所での地形変化を探ったりする際にも有効です。

今年の新製品としてジナリHW(ヘビーウェイト)モデルも追加となります。更に遠投を効かせてサーチしたい状況にマッチするウェイトアップモデル。



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シャロー攻略にはツクモシリーズ、ボトム攻略にはジナリシリーズ。

両アイテムの使い分けはデイゲームのバイブレーションゲームにおいてかなり有効的となるでしょう。

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