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登石 ナオミチ
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▼ 初めての浜名湖でチヌを探す
- ジャンル:ニュース
- (遠征記)
どうも!ナオです!
今回は初めて、静岡県の浜名湖に行ってきました。
シーバス狙いだったのですが、開拓していくうちにチヌも面白そうだったので、シーバスとチヌの両方を狙いました。
結果から言えば、シーバスはボウズ。
チヌは数匹だけという結果でした。
ただ、初めての浜名湖でどのような考え方で、ポイントを絞っていったのかという部分は、釣果以上に、僕のように遠征に良く行く方には参考になるかと思いますので、その辺りに焦点を当てて書いて行きます。
ちなみに、現地では同じポジドラのテスターである森さんにお会いしました!
一緒に釣りをしようとも仰って下さいましたが、いきなりガイドして貰っちゃうと魚を探す勉強にならないので、初日の夜は一人で回って、ボウズ。
2日目の夜は一緒に回らせて貰ったけど、シーバスは釣れませんでした!笑
でもこの時期の浜名湖にきた一番の理由である、噂の「サイマキパターン」(車海老が表層を流れてそれにシーバスがボイルします)は見ることが出来たので、シーバスは釣れなかったけど、満足でした^_^
という訳で、本題に戻ります。
まず遠征先に到着して最初にやる作業は、釣りよりも全体を見て回って、そのエリアの性質や状況を見て回ること。
当然、遠征は行く前にGoogleマップを見て、ポイントの目星を付けたり、浜名湖というフィールドを既に知っている似ているフィールドに当てはめて、どんな釣りがハマるのは予想をつけてから行きます。
でもそれよりも大切なのが、実際に現地でフィールドを見て、事前に考えていたフィールドと、実際に自分の目でみたフィールドから受ける印象を修正していく作業だと思います。
という訳で、まずは車を走らせて浜名湖全体を見て周りました。
その中で、感じたのは浜名湖は今までやってきた汽水湖とは全く違うフィールドだということ。
涸沼や児島湖、宍道湖なんかの汽水湖だと、水質はやや濁り気味で栄養価の高い水と、それに適応した生物相があり、また水の循環が少なく流れも弱い印象ですが、浜名湖はとにかく水が綺麗で流れが早い!!
浜名湖全体の規模から考えたら、非常に小さい、海と繋がる海口部ですが、そこに向けて全体の水が一気に動いて、僕の想像より多くの海水が潮の干満で入れ替わる塩分濃度も高いフィールドでした。
浜名湖は湖と名前がついていますが、大部分は普通に海だと思ったほうがフィールドを理解しやすいというのが僕の第一印象です。
イメージとしては、浜名湖は湖だけど、浦戸湾みたいな湾だと思えば分かりやすいですね。
ただ浦戸湾よりも水深が浅く、光が届く範囲が広いので全体的にアマモなどの海藻が多く、また干潟も多いので、水の浄化能力が高いため、透明度は浦戸湾よりも高い印象でした。
(あくまで今回、初めて浜名湖に訪れた僕の受けた印象なので、ローカルの方は全然違うことを思っているかもしれませんが。。)
そしてそんな浜名湖を象徴するのが、
浜名湖は上流のほうが濁っている!
ということ。
川でも湖でも、普通は新しい水が入ってくる上流のほうが水の透明度が高くて、下流に行くほど濁っていくというのが普通ですが、浜名湖の場合は逆!
しっかりと海水が入れ替わる下流部は透明度が高く、逆に水が動きにくい上流部のほうが濁っていました。
チヌを狙って浜名湖を開拓してみると、チヌは沢山見えていますが、浜名湖のチヌはパッと見で分かるくらい天才系チヌなので、濁りのない下流部のチヌは遠征者が簡単に釣れる感じではないと判断して、濁りのない下流部のエリアはばっさり切り捨てることにしました。
当日の天気は東風
今回の遠征中は東からの風が吹いていました。
浜名湖は全体的にシャローエリアであることと、見えているチヌが総じて天才系なので、居着き系のチヌより、風が当たる面に回遊してくるチヌを釣るのが楽だろうと、今回の風向きで風が当たる面以外のポイントも全て切り捨てることにしました。
また今回の遠征の前に、大雨が降った影響でいくつかある流入河川のうちでも、白濁りが発生している河川の影響があるエリアも切り捨て!
チヌは、個人的には赤濁りは大好きだけど、白濁りはダメ印象があります。
という訳で、
濁りがある上流部であり、かつ東風が当たるシャローエリアであり、かつ白濁りがないエリア
というキーワードで絞り込んでフィールドを見ていくと、広い浜名湖とはいえ、この条件に合致するポイントというのはそこまで多くはありません。
その中でいくつかポイントを見て回ると、これは!と思うポイントがあったので、そこで少し釣りをするとすぐにチヌが釣れ、またバイトも連発でありました。
この時点で、夜の撃沈したシーバス探しから合わせてもう24時間近く一人で浜名湖を走り回っていたので、このポイントで釣り込むのは翌日にして一旦、寝ました。笑
予想通りの時合で連発!
そして翌日。
この日も昼から前日と同じ東風が吹く予報だったので、同じポイントに入ります。
ちなみにこの日は、ポジドラテスターの森さんも来てくれました!
そして昼ごろから東風が吹いてくると、それを合図に予想通り時合開始!
それまで反応の無かったエリアでしたが、東風が吹いてくるとガンガン当たりました!
まぁ予想通り釣れたのは良かったんですが、隣でやってる森さんが釣る事釣る事凄すぎる!!笑
周囲の人は釣れてない中、森さん一人だけかなり釣っていて、改めて僕は、「そこにいる魚を釣る力」に乏しいことを実感しました。
もはや、途中から、何で森さんだけこんなに釣れるの????と脳内ハテナな状態。笑
まぁ最後にはタックルバランスと魚の状態がちゃんとイメージできていて食わせの間?みたいなものがちゃんと取れていたかの違いだったのかな〜と何となく予想は出来たけど、はやり課題も見つかった釣行になりました!
やっぱり遠征はポイントと時合を見つける能力は培われますが、居るとイメージしてその魚を食わせる能力は、ちゃんと通って同じ場所で沢山釣らないとダメですね!
ではでは〜
タックルデータ
ロッド : トランスセンデンス社 ボティア62B
リール : ダイワ社 セルテート2500
ライン : PE0.6号
リーダー : フロロ8ポンド
- 2021年8月3日
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