FishingWars fimo https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) スキッドスライダー95Sってどんなルアー? https://www.fimosw.com/u/2080/d62yrxstkznp9u 2021-01-16T02:53:00+09:00

どうも!ナオです!

骨折して釣りが出来なくなって、もうすぐ1ヶ月!
忙しい訳じゃないのに釣りをしない日々は、本当に何年ぶり?という日々を送っています。

でもやっぱりいいですねー!
普通の生活って。笑

仕事終わって、ちゃんと毎日浴槽にお湯を溜めて、ゆっくり湯船に浸かる。しっかりご飯を食べて、友人と電話したりして、そしてしっかりと睡眠をとる。
もちろん、仕事前に早く起きて釣りにも行かない。笑

シーバス釣りって、人間の都合で行きたい時に行ってもなかなか釣れないじゃないですか。
人間側の都合じゃなくて、潮のタイミングや時合のタイミングなど、魚の都合に合わせて釣りをしないといけないので、それをやるとやっぱり代償として、普通の人間生活を犠牲にしていたんだな〜と、今釣りが出来なくなって痛く実感しています。


とはいえ、いつまでもダラダラしていても良くないので、ルアーのインプレでも書いていこうかなと。

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インプレを書く目的


ルアーって高いですよね。値段的に。
なので使う前に動きが想像できなかったり、使う場所のイメージが湧かないルアーって、やっぱり買いづらいです。

僕が今サポートをして頂いているポジドライブガレージさんのルアーって今までのルアーのカテゴリーでは分類できないような良い意味で独創的なルアーが多くリリースされています。
このお陰で、今までのルアーでは手が届かなかった部分に手が届くようになった部分が多くあります。
しかしその一方で独創的なルアーは買う前にどんなルアーなのかのイメージが湧きにくいという欠点があるのも事実だと思います。


そこで僕が、まだ使ったことが無い人向けに、

「このルアーはこうゆうルアーなんだよ!」

という部分に焦点を当てて紹介することで、少しでもまだこのルアーを使った事がない人のルアー選びの手助けになれば!ということで、この記事を書いていきます!





スキッドスライダー95S



まずルアー紹介、第一弾は!
スキッドスライダー95S!


このルアーは、メーカーの説明では「リップレスシンキングミノー」として紹介されています。
もちろん使えば、「あ、これはシンペンじゃなくてミノーだわ」と分かるルアーです。
ただ、この記事では、冒頭の通りまだ使ったことが無い人向けに説明するので、見た目の通り、「シンキングペンシル」として説明していきたいと思います!


まずこのルアーを一言で表せば、


レンジキープ力が高くて、早巻きでも使えるシンペン!


と言った感じのルアーです。
通常シンペンといえば、巻けば浮き上がりやすいためレンジキープ力は低く、またスローに漂わせる動きが得意で早巻きはできないルアーの代名詞と言ってもいいルアーですが、このルアーは違います。
では、そのあたりの部分を説明していきたいと思います!






スキッドスライダーは深い泳層でのレンジキープ力が高い!


シンキングペンシルは、大きく分けて以下の2種類に分類できると思います。

●巻けばすぐに浮き上がり、水面付近を漂わせることが得意なシンキングペンシル。

●ある程度沈んで、水面より一段深い泳層が得意なシンキングペンシル。

この2種類です。
敢えて皆さんがイメージしやすいように、僕も良く使う代表的な他者さんのルアーで言うと、前者のルアーは、シマノさんのトライデント、メガバスさんのゲンマ110s(21g)、ゲンマ85s(13g)などですかね。
後者のルアーは、アイマさんのハニートラップ95s、マングローブスタジオさんのマリブなんかが代表格かと思います。
(どれも良く釣れる素晴らしいルアーですよね(^^))


そして、このスキッドスライダー95Sは後者の一段深い泳層でのアクションが得意なルアーです。


ですので、バチパターンに代表されるような、水面付近に浮き上がってスローに漂わせるようなアクションは苦手とします。

その一方で、ベイトのレンジが低かったり、低水温期など水面までシーバスが食いあがってこれないような状況で、一段深いレンジを通したい時には抜群に使い易いシンキグペンシルと言えます。





(釣果例)

ベイトっ気はあるものの、水温が低く水面までは食い上がり辛い状況で、スキッドスライダーをベイトの群れの下に沈め、水面から1メートル付近のレンジをスローに探りヒットした1匹。

シンキングペンシルはカウントダウンをして沈めても、リトリーブを開始すれば浮き上がってき易いルアーですが、このルアーはしっかりと深いレンジをキープし易いです。








スキッドスライダーは速巻きできる!


続いてのスキッドスライダーの特性として速巻きがあります。


通常、シンキングペンシルは、スローに漂わせることが得意なルアーで、速巻きには向かないルアーですが、スキッドスライダーはかなり速く巻いても、泳ぎが破綻することも、水面を滑ってきてしまうこともなく、しっかりと泳ぎきることができます。


どれくらい速巻きできるの?と言うことですが、語弊を恐れず言えば、

ミノーが破綻しない巻きスピードならスキッドスライダーも破綻しません。

本当にそれくらい速巻きできるシンキングペンシルなので、例えば、河川での大潮の下げの釣り。

流速が速すぎて、ダウンクロスに入ると通常のシンキングペンシルでは動きが破綻したり、水面を割って滑ってきやすい状況でも、問題なく泳ぎきります。


また例えばデイゲーム。
通常デイゲームでは、ナイトゲームよりも見切られる可能性が高いので、ルアーの巻きスピードは速くなりますよね。
ですので、ミノーやバイブレーションと言った速巻きができるルアーがメインとなりますが、スキッドスライダーならデイゲームでのスピードにも十分対応可能です。



(釣果例)

マイワシパターンで釣れた1匹
ルアーのリトリーブスピードとレンジを、ベイトの遊泳速度と遊泳レンジに合わせるのはルアー釣りの基本ですよね。
マイワシといえば速く泳いで、水面に追い詰められにくいベイトの代表格と言ってもベイトフィッシュ。
マイワシパターンでの不動の定番ルアーといえば、セットアッパーとハチマルマグナムですが、どちらも、早巻きできてレンジキープ力が高いルアーであることからも、この事が伺えますね。
もちろん、スキッドスライダーは、ミノーと比べればレンジキープ力は低いですが、シンキングペンシルとは思えないくらいのレンジキープ力と速巻き特性はマイワシパターンでも通用しました。




秋の大潮の淀川。
このポイントは、立ち位置的に釣れる場所へは、ダウンクロスでしかルアーを通せないポイントなので、普通のシンキングペンシルではレンジが上がり過ぎたり、最悪動きが破綻して水面を滑ってきてしまいます。しかしスキッドスライダーなら流速が速いダウンクロスでの釣りでも、シンキングペンシルでありながら釣れるレンジをキープすることが可能でした。


とこんな感じで、僕はスキッドスライダーの特性を活かして釣りをしています。

この速巻き特徴については、こちらの動画を見て頂ければより分かりすいと思います!


https://www.youtube.com/watch?v=f7uXbujHFsY

どうですか?
衝撃的なリトリーブ速度で巻いても破綻してないでしょ??






と、僕のスキッドスライダーの紹介はこんな所です!

最後にこのルアーについてまとめると。

・水面をスローに漂わせるのは苦手!
・深いレンジをキープするのは得意!
・シンペンとは思えないほど速巻きが可能!


といった感じです。
この説明を読んで、まだ使ったことが無い方がもし

「あ、このルアーは良く行くあのポイントで使えるぞ!」

なんて少しでもイメージを膨らませる材料になれば幸いです(^^)


ではでは〜!!


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登石 直路(nao)
最強ガイドと初の尺メバル! https://www.fimosw.com/u/2080/d62yrxs3fy256b 2021-01-14T07:56:00+09:00
どうも!ナオです!


今回はまだ僕が骨折をする前の、初の尺メバルを釣った時の話。


時期は12月初旬。
同じトラセンテスターの土井さんに案内して頂いて南紀へ!



土井さんと言えば、恐るべき高確率で尺メバルを釣る凄い人。(まぁ他の釣りも凄すぎですけどね。)
釣り場へ向かう道中、今まで何匹くらい尺メバル釣ってるんですか?と聞いてみたところ




土井さん


「うーん。100匹は絶対超えてるはず…。200はいってないと思うけど…」


いやいや…半端なさすぎるって……!!笑




そんな最強ガイドの土井さんに案内して頂いて到着したポイントで釣りを始めますが、1箇所目、2箇所目はまさかの撃沈。



うーん。今年は水温が高すぎてまだメバルの数が少ない模様。周囲の方や釣具屋さんに聞いても殆ど釣れてないとのことでした。



ただ、そこは最強の土井さんガイド!笑
そこからが凄かった!


1箇所目、2箇所で、まだメバルが例年通りの入り方をしてない事を確認し、すぐに軌道修正!


例年よりかなり高い水温や、メバルの入り方を見てすぐにポイントを大きく変えて、まずは土井さんがゲット!



27センチの中メバルと言っていましたが、これでも十分デカいって!笑



そしてこの1匹から状況を予測し、さらにポイントを絞って、選んだ4箇所目!!



土井さん

「このコースに投げて、そしたらあそこからメバルが出てくるから!釣れれば多分尺だよ。」





「分かりました!」








ゴン!!




ほんとに釣れた!!笑



サイズはなんと33センチ!



かっカッコいい……
そして嬉しい!!




いやー完全に土井さんの力で釣らせて頂いた1匹。





いやー今まで29センチとか28センチは何匹か釣った事あるんですが、改めて尺超えのメバルを見ると、やっぱり風格が違いますね。。


何が凄いって!



目玉の大きさが500円玉と同じ大きさです!笑



その後は、タイムリミットの時間もあったので、ここで終了。


この魚を釣らせて貰ったことは勿論嬉しかったんですが、それよりも、メバルという魚の行動や習性、そして食わせ易いポイントやそれを狙い撃ちできるアングラー側の動き方。

そんな様々な要素を、通いまくる中でしっかりと自分の理論に落とし込んで結果を出す土井さんの釣りを間近に見る事ができ、それが自分にとって何よりの良い経験となりました。

いやー。メバルじゃなくてもいいので、自分もこの領域にまで、特定の魚種を追いかけて狙い撃ちできるようになりたい!と強く思う釣行でした。

また、今回はメバルという魚を狙っての釣行でしたが、釣りとしての考え方やアングラー側の立ち回り方は、本当に他の魚種にでも応用する事ができることが多く、物凄い経験値を頂くことができました!





ちなみに今回、使用したロッドは、トランスセンデンスから発売されているボティア62s



このロッドは、6.2ftと7.3ftに可変するパックロッドで、ブランクスには40tカーボンを使用した高弾性ロッドです。
ただ、通常の高弾性ロッドではメバルの繊細なアタリを弾き易いですが、このロッドはティップセクションにのみ40tのハードソリッドブランクスを使用することで高弾性ブランクスによる感度の恩恵を十分に活かしながらも、しっかりと入るティップによりメバルの繊細なアタリも弾くことなく乗せることができます。
(まぁその辺りは、僕よりこのロッドで常に圧倒的な釣果を出している土井さんが言っているので説得力がありますよね!笑)

またこのロッドの何よりの特徴は、とにかく強いバット。
今回のメバルも、掛けた瞬間から水面に浮かせてこなければ、海藻に潜られたり磯にラインが擦ってしまう状況でしたが、この強いバットによりこのサイズのメバルですら難なく浮かせることが出来ました。




ちなみに、この日の釣行では、ポイント移動中にたまたま港内でスーパーボイルに遭遇!笑


ヒットルアー:スウィングウォブラー85s


なかなか食わないボイルでしたが、そんな時こそやっぱりこのルアーは強いな〜と再確認!



とまぁ、そんなこんなでとにかく楽しめた釣行となりました(^^)


ではでは〜!





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登石 直路(nao)
新年のあいさつと、振り返り https://www.fimosw.com/u/2080/d62yrxsady9d4x 2021-01-04T03:43:00+09:00
遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます。
2021年も、私と当ブログを宜しくお願い致します!

2020年はコロナの大流行による社会の変化や、自分自身の大阪への転勤等、大変に変化のある1年となりましたが、何とか無事に充実した日々を送ることができました。

また、釣りが今まで通り充実したものとなったのはサポートして頂いたトランスセンデンス様、ポジドライブガレージ様のお陰ですので、2021年はこの恩を返すべく頑張っていきます!




















せっかくなので、2020年の印象に残った魚でも書いてみます。



やっぱりシーバスならこの魚。
大阪に転勤となり、全く知らない土地で、ホームとして通いまくった淀川での初ランカーシーバス。

今までの経験に当てはめて釣れた魚で、新しい発見があった訳ではないですが、とにかく嬉しい魚でした。

冬の間やっていた相模川でのシーバス釣りは、メーターはおろか、最大85センチと90も釣れなかったのが心残り。ただ、書いてないけどクソでかい魚は3回掛けました。運が味方しなかったのもあれば僕の実力不足で獲れなかった魚もいました。
あれを釣るまでは大阪に住んでいても、僕の心は湘南に置きっぱなしです。笑
















遠征での一番の思い出はやっぱりアカメ。

去年は4回行ったのかな?
徐々にアカメのシーバスとの違いを理解出来てきて、最終的に、見つけた時合にドンピシャで釣れた最後の魚は絶対忘れない魚ですね。
今年はサイズアップ頑張ろう!

高知の他にも、去年は、壱岐、富山、鳥取、徳島、和歌山なんかにも遠征に行きましたね〜
今年はもっと行きたいです!



あとは、ヒラスズキ!

去年、1番レベルアップした釣りは?と言われれば間違いなくヒラスズキ。


友人の木村くんに教わって、一時期は本当に毎日のように泳ぎまくりましたね。笑


彼のお陰で、ヒラスズキに対する理解が深まった年でした。ヒラスズキの状態を理解すること。アプローチを理解すること。とにかく横で釣って見せてくれた彼には感謝です!!




雷魚は去年はあんまり行けなかったのが心残り…
今年はがっつりやりたいなぁ…





大阪にきて、身近な釣りの1つになったチヌ。
誰でも釣れる良い状況の時しかやってなかったので、凄まじい釣れ方でした。
大都会大阪の中心を流れる淀川に、こんなに楽しいターゲットがいればそりゃ流行るよな〜と痛感。

今年はみんなが釣れない厳しい時期にもチャレンジしてみようと思います。






渓流は、5.6回行ったかな?
神奈川では、意外と身近な場所にいることが分かったのも収穫な年になりました。
この釣りは、上手くなりたいというよりは、良い魚に出会いたい釣り。こうゆうのも良いですね!





うーーーーん、
まだまだ印象に残った魚が多すぎて、キリがないのでこの辺でやめておこう。笑




こうやってみると、僕の釣りのベースはシーバス釣りで、身近なフィールドに毎日のように通う中でシーバスを見つけること。
だけど、レベルアップしたな〜と感じるのは、毎日のようにやる釣りじゃなくてたまにやる釣りなんですよね。



今年は今まで手を出して来なかった他の釣りももっとやってみたいと思います!




ではでは〜!


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登石 直路(nao)
低水温期の魚と酵素の話 https://www.fimosw.com/u/2080/d62yrxscydu9kj 2020-12-27T03:15:00+09:00  
どうも!
ナオです!
 
 
もう2週間も前の話ですが、この日は久々の神崎川へ。
 
 
ここは、夏から秋の間、潮のタイミングさえ合わせれば常にボイルしてたけど、全く食わせられずにいたポイントです。
 
 
流石に最近は一気に気温、水温ともに落ちたので、状況が変わってるのか確かめに行きました。
 
 
到着すると相変わらず、凄いベイトの数。
ベイトの動き的にシーバスは着いている模様。。
 
 
「まぁここのシーバスは簡単には食わないしな〜」
 
 
と思いながらも、投げてみると、まさかの1投で〜
 
 
「ゴン!!」
 
 

ヒットルアー:スキッドスライダー95s


 
 
あっさり釣れてしまった!!笑
 
 
 
ほー水温が下がるとやっぱり状況が変わるんだな〜と改めて感じた釣行となりました!
 
 
 
 
 
 
 
と、これで釣行記は終わりなのですが、これだけだと内容が薄いので、ここからは少し、僕が考えている低水温の魚の動きにを生物学的に書いてみたいと思います。
 
 
 
(ちなみに今回の内容はかなり主観的です。あくまで僕は個人的にこう考えている!とだけ思って貰えたらと思います。)
 

 
 
 
魚は変温動物だ!
 
 
 
 
まず、低水温期の魚の動きについて書く前に、知って貰いたい魚の性質がいくつかあります。
その1つ目として、「魚は変温動物である」ということがあります。
 
 
生物は、大きく2種類に分類出来ます。
 
 
 
1つ目が恒温動物。
これは周囲の温度に関係なく体温を一定に保つ事ができる生物です。
我々、人間が常に37度前後に体温が保たれているように哺乳類は恒温動物で、他に鳥類も恒温動物にあたります。
 
 
そして2つ目が最初に挙げた変温動物。
これは、体温の調節機能がなく、周囲の温度に合わせて体温が変化する生物のことです。
魚は体温の調節機能はないのでこれにあたります。
 
そして魚の場合、体温を決定する要素は単純に水温になります。
 
 
つまり
 
 
「その場所の水温=その場所の魚の体温」
 
 
ということです。
めっーーーーちゃ当たり前の事ですが、これが凄く重要なんです。
 
 
 
 
とここまで分かったところで、2つ目の性質にいきます!
 
 
 
 
生物の体は化学反応で動いている!
 

 
 
 
化学反応というと、理科の実験を思い出す方が多いのではないでしょうか。
中学生の理科の授業で、試験管に薬品を入れて、混ぜたり加熱したりして起こしたあれですね。笑
 
 
 
ただ、化学反応はそんな試験管の中だけで起こる何処か疎遠で特別なことのような事に思う方もいるかも知れませんが、実は化学反応は常に生物の体内で起こっているとても身近な事なのです。
 
 
 
例えば、今、僕がブログを書くために動かしている指も、様々な化学反応によって筋肉の収縮が起こって指が動いているし、今舐めている飴から甘味を感じるのも舌にある味細胞が飴の中の化学物質と反応することで甘みを感じているし、こうして取り込んだ糖分を体内では様々な化学反応を起こして分解し、栄養に変えています。
また今、僕が息をしているのも、体温を維持を維持しているのも必ず何処がで化学反応が関係しています。
 
 
 
このように、生物の体と化学反応は切っても切り離せないくらい密接な関係で、化学反応なしでは生物は絶対に生きていけません。
 
 
つまり逆にいえば
 
 
生物の体は化学反応で動いている
 
 
と言っても過言ではないんですね。
 
 
ただ、試験管の中で起こる化学反応と体内で起こる化学反応には違いがあり、それは体内で起こる化学反応には酵素が働いていると言うことです。
 
 
 
ん?酵素??何それ??
 
 
 
となると思うので、次は酵素について説明します。
 
 
(勉強っぽいのは次で最後なのです!その後は魚の話に戻るんで頑張ってもう少しだけ読んで下さいお願いします!!笑)
 
 
 
 
酵素が体内での化学反応を引き起こす!
 
 
 
 
高校生の時、通っていた塾の生物の先生が言っていた言葉で今でも良く覚えているのがあって、その先生は
 
 
「生物の体を機能させているのは酵素です!」
 
 
と言っていて、当時はピンとこなかったですが、今なら凄く良く分かります。
 
 
この酵素とは、体内での化学反応を引き起こす物質のことです。
 
 
 
試験管の中の化学反応は、ただ反応さえ起これば後はどうなってもいいですが、体内の化学反応は、目的に応じてその反応が起こるタイミングや、反応速度、まは反応が終わるタイミングが適切でなければなりません。
ですので、酵素が目的に応じて化学反応が起こるきっかけを作ったり、その反応速度を調節して、適切に化学反応を起こさせています。
 
そしてこの酵素ですが、
 
 
適切に働く温度が最初から決まっています。
 
 
私達、人間を始め、哺乳類が持っている酵素が適切に働く温度は37度前後。
なので、この酵素が適切に働く温度をキープするために私たちは体温を37度前後に保ち、効率良く化学反応を起こしているんですね。
 
 
この最も適切に酵素が働く温度のことを生物学では、至適温度といいます。
 
 
また酵素反応の速度は、温度が下がるほど遅くなり、温度が上がるほどに早くなりますが、40度を超えると酵素は壊れます。
なので人間の体温は、反応速度は早いほうが良いけど酵素が壊れないギリギリのラインである37度前後なんですね。
 
 
ここで魚に話を戻すと、前述の通り、魚の体温はその場所の水温になります。
 
 
なので、その魚が持っている酵素の最も適切に働く温度は、その魚が最も多くの時間生活してる温度に設定されています。
 
 
 
まぁ当たり前ですよね。
いつも水温30度の場所で過ごしている魚の酵素の至適温度が20度だったらおかしいですし、その逆でもあり得ません。
 
 
 
 
つまり、ここまで書いたことをまとめると、
 
 
①魚の体温は水温と同じ
 
②化学反応は生物が生きていく上で欠かせない
 
③その化学反応を引き起こしているのは酵素
 
④酵素はその魚が普段過ごしている温度で最も適切に働く
 
⑤酵素反応の速度は、温度が下がるほど遅くなる。
 
 
 
そしてこの①〜⑤をまとめると、少し強引な部分もありますが、このように結論付けできます。
 
 
魚は、水温が下がるほど、体内での化学反応が遅くなる!
 
 
 
 
 
 
ふーーーー長かった。。
この結論を出したいがためにこんなに頑張って説明いたのです。
ここまで読んでくれた人、何人いるんだろ?笑
 
 
 
ではやっとここからは、具体例です。
 
 
 
化学反応が遅くなると魚はどうなるか
 
 
では、ここからは具体例です。
 
水温が下がって、化学反応が遅くなるとどうなるかを図にしてみました。

 
 
 
 
(当然、普段生活している温度とかけ離れて水温が下がると死にますので、あくまで、その魚が生きていける中での低水温での例です)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうですか?
これってこれを元に釣り方を考える一つの手段として凄く使えると思いませんか?
 
 
 
例えば、俊敏性。
水温が下がると筋収縮の速度が落ちるので、俊敏に動けなくなります。
 
ってことはシーバスがボトムにいる時なら、水面まで一気に飛び上がってルアーを食うことは難しいだろうから、ボトムをスローに流したらいいんじゃないだろうか?

 


 
例えば、基礎代謝。
水温が落ちると基礎代謝が落ちるから夏場よりも餌を食わなくて生きていけます。
 
ってことは冬場は夏よりもベイトを追いかけて動き回っているシーバスよりも、安全な場所でじっとしているシーバスが多くなるんじゃないか?


 
 
 
例えば視力
魚の視力も魚種にもよりますが、一般的には水温が下がるほど、視力は落ちると言われています。
 
(昔、魚の視力が水温が下がると低下することを実験した論文読んだんだけど、どっかいった笑)
 
(まぁ魚の酵素の至適温度が普段生活している水温でベストの性能を発揮できるように設定されているんだから、それより水温が下がれば体の器官はベストの性能を出せないのは感覚的に分かるよね。)
 
 
ってことは冬場は夏場よりも視力が悪いなら、よりスローに攻めても見切られ辛いんじゃないんだろうか?
もしくは、普段見切っていく視力が良い魚も、冬場なら騙せるんじゃないか?
 


 
 
例えば消化の速度
 
消化も化学反応の一つ。
水温が落ちて体温が下がれば、消化の速度も落ちます。
 
ってことは冬場は夏よりも消化に時間がかかる大きなベイトよりも、バチやアミなんかの消化効率が良い餌を好んでいるんじゃないだろうか?
 
 
 
などなど。。。
 
 
 
もちろん、ここに挙げた例だけじゃなくて、体内で起こっている化学反応のスピードが遅くなることは、本当に色々な部分に影響を与えています。
 
 
 
そしてこれが全ての冬場の正解であることは決してないし、半分妄想みたいな所はあります。
 
ただ、「水温と化学反応の速度の関係」を知って、その視点で魚を理解する手段を持っているだけでも魚を理解する一つの要素として凄く役に立つと僕は思っています!
 
 
 
 
 
夏のシーバスは良く引くけどすぐ弱る
 
夏のシーバス釣りにおける定説に
 

 
夏のシーバスは良く引く!
 
 
でも夏のシーバスはすぐ弱る!
(蘇生が大変)
 
 
と言うものがありますよね。
これは、学者が実験して証明した訳ではないですが、フィールドに良く出るアングラーなら、体感的に感じていることではないでしょうか?
 
 
実はこれも、先に述べた「水温と化学反応の速度の変化」の話で説明することができます。
 
 
まず、夏のほうがシーバスが良く引くのは、水温が高いほうが化学反応の速度が早いので、体内でより早くエネルギーを生み出す回路を回すことができるからです。
 
(生物学では化学反応が連鎖して最終的に一番最初の物質に戻る一連の道筋を回路といいます。)
 
 

 
そして夏場のシーバスがすぐ弱る理由も同じ。
 
 
魚がファイトで弱る一番の原因は乳酸が筋肉中に溜まるから。
生物は、複数のエネルギー回路を持っていますが、魚がファイト中にエネルギーを生み出すために使う回路は解糖系と言われる回路です。
 
 
解糖系は、酸素を使わないエネルギー回路で、回路自体が短いので瞬間的に大きなエネルギーを生み出すことに向いています。
(人間だって瞬間的に重い物を持ち上げる時や、10秒だけダッシュする時は息を吸いませんよね?あの時に回っている回路が解凍系です)
 
 
解糖系は、筋肉中にあるグルコースを分解してエネルギーを取り出しますが、その際に副産物として乳酸が生成されてしまいます。
 
 
なので、夏場は水温が高いためにこの解糖系が早く回るので、その分冬場よりも多くの乳酸が作られてしまい、早く弱るのです。
 

 
どうでしょうか?
「水温と化学反応の速度の関係」って凄く面白くないですか?


 
僕はめっちゃ面白いと思います!
他にも、この考えによって釣りの時に感じていた疑問を説明できることは沢山ありますし、説明できるとまではいかなくても、予想することができることもあります。

 
 
あー生物は面白い!!
 
 
ではでは〜
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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登石 直路(nao)