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村岡昌憲
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▼ 玄界灘オフショア遠征2018秋
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玄界灘オフショア遠征2018秋
2018年10月21日-24日
21日の夕方に福岡入り。
沖縄のGT遠征が19日までだったので、身体の疲れはかなり残っていた。
同船者と空港で落ち合いレンタカーで唐津入り。
船宿はサンライズ。
その夜はしっぽりと飲んで、早目に就寝。
次の日は5時起きで港に向かう。
潮はカッ飛んでいて、すごい魚が出そうだったが、反応は悪い。天気は良く波は低い。。。凪倒れ、、、そんな声が船内から聞こえてきて、嫌な予感が。
結局、同船者に1本出ただけで、船長判断で急遽対馬に向かうことに。2時間半ほど移動。
結局、同船者に1本出ただけで、船長判断で急遽対馬に向かうことに。2時間半ほど移動。
海上はべた凪で快適だったので、奥のキャビンで爆睡した。
身体の疲れはこれで取れた感じ。シーバスとオフショアの釣行が続いていて、足の怪我の影響もあって身体がゴリゴリだったんだが、この仮眠以降、頭も身体も絶好調になった。
夜は船長差し入れのマグロの刺身を囲む。
対馬で蓄養している60kgくらいのものだそうだが、めっちゃ美味い!
最近、日本海側のマグロは20-30kgぐらいが増えてるんだそうだ。
釣り人が騒いで、、少し水産行政が変わって、、マグロの未来に少しだけ明るい兆しが増えてきた。
俺はマグロ釣りはやってないけど、マグロの資源管理ができなかったらシーバスや他の魚もできないと思ってる。釣りをしない人の魚食文化のトップがマグロだからだ。
マグロ漁師数千人が騒いでもなかなか世の中は変わらないけど、、そこに釣り人十数万人が騒ぐことで、確実に民間企業や行政にも声が出て届きだした。
世論を動かして、行政を動かして、何かを変えていく。
誰かのせいにして、文句ばかり言ってる奴にはなりたくない。
失敗したとしても、何も失わない。
動いて動いて動く。
マグロで実績が上がったら、そのやり方で東京湾のスズキもやりたいと思ってる。
東京湾のスズキを減らしてるのは主に底引き網と巻き網の漁師だ。
だけど、最近では産卵期は魚を取らない意識の高い漁師も少数派だが出てきた。が、足並み揃わなければ効果は低い。
釣り人がしっかり関心を持つことで、行政に規制を働きかけないといけない。足並みを揃えさせるのは行政の仕事だ。その際は釣り人の釣りも影響を受けるだろう。
なぜ漁師がスズキを取らないといけないかというと、カレイやシャコの底引き漁が絶不調になってることが根幹としてある。
東京湾の場合は全部が密接に繋がってる。
すでに待った無しなんだが、変化は始まり出している。
そんな事を考えて、というはずもなく、爆睡。
翌朝、美味しいおにぎりと共に2日目がスタート。
スネコン220Sはこの冬か来春に発売を予定しているシンペン。
とても自然で大きなS字を描く。
引くと水面に出てくるので、、使うのはトップレンジだ。
が、シンキングなので皮一枚下のレンジが引けるとか、バイトの時に弾かれにくい、というメリットを生かす事で、ダイビングペンシルを超える活躍を見せると考えている。飛距離もフローティングに比べたらそりゃ飛ぶし。
そんな感じで皮一枚下のレンジでフワフワとS字を描いていたら、ドンとバイト!
いきなり猛烈に突っ込んでいく。
無酸素運動で一気に巻きにかかる。
根に触れたら一発で切られる。
自分はあまり根に潜られて切られた経験が無いけど、同船者がこの大きなヒラマサに切られるのはたくさん見た。
つべこべ言わず、1mでも巻いておく。リール1回転だ。その1回転が負けるか負けないかで、根ズレで切られるか切られないかが決まる。
しっかり根を切って魚を浮かせてランディング。
自己記録となる17.5kg。
気持ちいい一本!
しかし、この後に悲劇が。
しかし、この後に悲劇が。
ローテーションで大ドモに移動して、キャストをしていたら突然船の後ろにシイラナブラが。
よくイワシの群れが水面をサーっと群れで飛び出すみたいに、60cmくらいのシイラの群れが数百匹水面から飛び出して高速で移動するのである。
すげーあれ!
と指差した途端に、ドバーン!ズバーン!と豪快な水しぶき。
ヒラマサが襲いかかってるのである。
シイラもそう簡単に喰われる魚ではないようで、大抵の水しぶきの飛沫の横にはターゲットのシイラが喰われずに避けてジャンプしている。
が、ヒラマサはそれも承知のようで、数匹の魚が一匹の魚に立て続けに襲いかかる事で、疲れるのを待ってるのか、傷つくのを待っている。
やがて、水面が静かになるまでそれは続く。
そんなのが十数回。
もちろん射程距離に入る事数回。
その1回目。俺の目の前20mでそれは起きた。
控えめに言って、俺めっちゃ持ってる! 笑
スネコン220Sを投げ込んで、水面で少し派手にビシビシとのたうち回らせていると、大きな頭が見えてバゴーンと大きな水柱。
よっしゃー!と思ったが、水柱のてっぺんにはスネコンが!
一緒に飛ばされてる。
また、水面に落ちたところをビシバシとアクション入れたら、また豪快な爆発。
今度はさらに大きく空中に飛ばされてる!
頼むよ!
また水面に落ちたところで、今度はゆっくりと水面をのたうちまわるようにスローにショートに誘ったところ、とんでもない大きさの頭がスネコンの後ろから飛び出して、上から抑えつけるようにバイト!
手応えあり!
待って待って待って。
時間にして、コンマ0.5秒。が、本当に長い時間。
ロッドにテンションが伝わってきて、特大と感じる重量感に変わっていく。
そこを待って、アワセを叩き込む。
が、その瞬間にテンションが抜ける。
切れた!?
天を仰ぐ!
ルアーを飲み込まれたんだろうか。
もちろん、ノットやラインの傷のチェックはしっかりやってるので、そんな事で切れたのではないと思うのだが、、、。
切れたリーダーを持ってしばし呆然。
デカかった。。。針外れることを願う。
これにて、手持ちのSNECON220Sは終了。
ガチペン200とスネコン180S、ガチスラ230HSなどで誘っていくのだが、明らかに魚の反応が悪くなった。
船中では17kg.を超えるのがほかに2つほど上がった。
みんな大き目のルアーを使っていた。
他いくつか。
とても勉強になる釣行だった。
ロッド
ダイワ ソルティガC83HS
リール
ダイワ ソルティガ6500H
ライン
ダイワ ソルティガ@12ブレイド 8号300m
リーダー 170lb
- 2018年11月10日
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