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村岡昌憲
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▼ シーライド180g映像
- ジャンル:日記/一般
- (elegy-つぶやき-)
フロントバランスジグ、シーライド180gの開発が終了。
フル生産体制の準備を進めております。
まずは180gから発売開始。
120gの開発を現在進めてます。
180gというと水深100m以深で使うイメージを持たれるかと思いますが、実際の使用感は通常のセンターバランスジグであれば100g前後の物と変わりません。
また、動かすのにかなり力がいるのかと思われるかもしれませんが、同じ180gのセンターバランスジグやテールバランスジグに比べると、恐ろしく軽い力で動かせます。
とにかく良く動くので、一般的なジギングのイメージであるしゃくり続けるロッドアクションではまったく活躍しません。
4拍子のスローなリズムを数えて1拍子だけしゃくるくらいのイメージでしゃくりますし、しゃくるときも大きくしゃくるのでは無く、ティップでジグを跳ね上げるだけで大丈夫です。
シーライドはロッドアクションによる荷重の変化エネルギーに重力と水圧を加算して、自ら跳ね回るように水中を泳ぎます。
その間は待っていることが極めて重要です。
エネルギーを放出し終わったシーライドはスローに沈み始めます。
その時がバイトチャンス。
使用する際は、ジグの重さをティップがしっかりと受け止めるまで待つことが大事です。
PE3号で水深110m(1枚潮)まではこのアクションが可能であることを確認しております。
また、その滞空時間の長さを利用して、ボトムを切った後にボトム直上でラインを巻かずにアクションだけで誘い続けることができます。
このメソッドは根魚やヒラメなどの底物に極めて効果的に効くという実感があり、ぜひ皆様の使用後の感想をお伺いしたいところです。
数々のテスト釣行結果が示しているもの。
潮が止まってなかなか魚が口を使わない時間帯に船中でただ一人連発し続ける、という結果を毎回出しました。
一方で、潮がガンガン流れて、青物(イナダ)の喰いもいい時には他のジグに比べてほとんど優位性が無くなり、手返しで勝るテールバランスジグなどに釣り負けることが多かったです。
ということで、喰い渋りの停滞感を吹き払う切り札として活躍することを期待しています。
となると、シーライドはどんなロッドでもある程度動かすことが可能ですが、より軽い力で大きく飛ばすことを可能にするシーライド専用ロッドの開発をしたほうが、そのタックル一式を船に持ち込んでおけばいろいろと面倒くさくないということで、
現在アピアさんの協力も得ながら、シーライド専用ロッドの開発も進めております。
今回、シーライドの動画を撮影しました。
既存の撮影設備ではシーライド本来の動きを撮ることがとても難しく(画面の外に飛び出していってしまう)、アクションは一部ですが使用する際のイメージになれば幸いです。
- 2012年6月18日
- コメント(9)
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