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村岡昌憲
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▼ ブラック社員たつろう
- ジャンル:釣行記
- (area-釣行記-)
おかげさまで、シーライドは絶好調です。
イシグロ沼津店でも、ショアジギが今年は大当たりだそうで、ガッツリと仕入れて頂きました。

ぜひ皆さん、お買い求めください。
よろしくお願いいたします。
話は変わって、、、、、、、、、、
先週、うちのたつろーが、
「村岡さん、すげー情報仕入れました。」
「なんだ?」
「東京湾でマグロ爆発してます。」
「まじかー!?」
「富津岬の辺りまで入っているらしいので、村岡さんの船で行きましょう。」
ということで、次の日の予定をキャンセルして出撃。
しかも、まだほとんど情報が流れていないシークレット情報とのことで、ウハウハしながら湾奥を滑走。
俺 「風強いね~。」
たつ 「運河から行きましょう!そんなに遠くないので!」

多摩川を飛ばす。

俺「横浜沖もダバダバだぜ!」
たつ「運河走って根岸まで行けますか!?」

「ま、行けるけど、沈船の見張り頼むわ。」
という感じで、根岸に到着。
そこからさらに南下。
俺「富津、超えたけどどこだよ?」
たつ「もっと南です!もうすぐです。もうすぐ、、、」

さらに南下する。
俺 「観音崎まで来ちゃったじゃないか。ここまで来るなんて聞いてないから、帰りのガソリン持たないぞ。」
たつ 「大丈夫ッス、浦賀で給油できます!」

ガソリン代、1万円。
付いてきた、fimo本部ジョー。
たつろーの陰謀にはめられ、横風を受ける側に立たされたために、しぶかれまくって、ライジャケ暴発寸前。

ジョー 「ツライ・・・」
俺 「おめー、全然マグロのナブラなんて無いじゃねぇか。」
たつ 「もっとあっちの方です!」
俺 「 あっ、あれ、もう、城ヶ島じゃねぇか!」

たつ 「あの橋をくぐってすぐです!」
俺 「おめー、それって相模湾じゃねぇか!あ、この野郎、俺たちを騙したな!」
たつ 「うっっ、くっっっ、ザブロー乗る金無かったんス・・・」
注・・・ザブロー=庄三郎丸。平塚の名門船宿。
俺 「仕方ねーなー。じゃあ、もうマグロ取るしかねーな。」
たつ 「それにしても、ブルーブルーの夏シャツ、しぶきかかっても気持ち悪くないし、最高っす。」

俺 「大荒れじゃねぇか。後ろでジョーさん泣いてるぞ。」
たつ 「いいっす。俺が海の男に育てるっす。」

ということで、さらに荒れている相模湾を西へ走る。
たつ 「あの辺で待ちましょう!」
俺 「パヤオで沸き待ちかよ!情報とか最初からねーし!」

パヤオではシイラくらいしかいない。
しかし、ミヨシでたつろーが、「沸け沸けダンス」を踊ると、鳥が集まってきた。
注:沸け沸けダンス=東京音頭のリズムで踊る変な踊り。たつにリクエストすれば見せてくれる。
たつ 「あそこ、沸くと思います!。」

凄まじい水柱が立った。
うおっ!
たつ 「投げます!」
俺 「うるせー、俺が社長だ。俺が釣る!お前は見てろ!」
たつ 「うっっくっっっ、ツラいっス。人生甘くないっス。」
俺 「ゆういちさん、操船変わって!」
ゆういち 「は、はい!」

で、走り回るも釣れず、マグロも跳ねず、夕暮れ時を迎える。
俺 「たつ、帰るぞ。ここからだと東京まで4時間以上かかる。」
たつ 「あそこに船止めましょう。少し休憩しましょう」

たつ 「釣具は盗まれるので、貴重品と釣具持ってください。」
一同 「???」

たつ 「ここが宿です。船から徒歩2分、最高っス。」
一同 「泊まりかよ!」
宿の人「いらっしゃいませ、ご予約の4名様。」
一同 「予約済みだし!」

ジョー 「明日は娘の習い事の発表会なのに!」
たつ 「習い事も発表もいつでもできます。マグロは待ってくれないッス。」
たつ 「ささっと風呂浴びて寝ましょう。」
ジョー 「寝ている間、きっと殺す!」
殺意に震えるジョーさんを引き連れて一同部屋へ。

ゆういち 「布団、近いし!」

たつ 「さ、メシ。さ、メシ。」

ネギトロ丼の大盛り。

ジョー 「ああ、どうしよう。ああ、どうしよう。」
たつ 「海の男は、過ぎたことは気にしないッス。」

たつ 「村岡さん、卵の白身って何かに似てません?へへっ」

そして就寝。
午前4時。
たつ 「さ、起きた起きた。行きますよ。マグロね、マグロ。」

夜明けと同時に、三崎港を出発。

が、マグロの気配はない。
たつ 「ジョーさん、シイラでも釣って海の男っぷりあげてください。」

夜明けとともに一気に凪ぐ。
一同 「マグロいねーよ。帰ろうぜ。」
たつ 「葉山沖ならいるかもしれない。行きましょう。」

俺 「あれ、もう江ノ島の前じゃねぇか。」
たつ 「ほんとだ、さすがに厳しかったか。よし、帰りましょう!」
俺 「あきらめ良すぎ!」
ジョー 「どうしよう、ああどうしよう、どうしよう。」
ゆういち 「どうしようもないっすよ。人生そんなもん!はい。」

なぜか、ゆういちもたつろーモードで海の男になってるし。
浦賀マリーナで2回目の給油をして、一路東京へ。
船はようやく横浜沖へ。
たつ 「あ!村岡さん!何かいる!あ、鳥山だ!」

シーライド投げたら、マグロロッドで瞬殺。
東京湾イナダ、中ノ瀬で爆裂中。
速攻で数本キャッチ。

たつ 「キモは中層ジャークっすね。俺も投げます。」
俺 「もう帰るぞ!マグロじゃねーから!」
そして羽田空港。

若洲沖。
たつ 「あ!なんか跳ねた!マグロだ!」
一同 「ボラだよ!」

そしてようやく湾奥に戻り、自分のマリーナで給油。
俺 「たつ、ガソリン代総額 3万9千円はお前持ちな。」
たつ 「庄三郎3回分ッス。つらいッス。うっっっ、くっっっ。」
という、ある夏の日。
- 2012年9月3日
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