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村岡昌憲

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タイ遠征記2013 その2



タイ遠征記2013 その2

その1はコチラからお読み下さい。








「日本って世界最大級のルアー釣具市場なんでしょ?

何もうまくいくかわからないタイまで行ってやることないんじゃない?

もう日本で成功してるんだしさぁ。」









という話を出発前の日本で聞いた。

別に日本で成功してるなんて、自分の会社含めて思ったことも無いが、比較的に身内からその声が出たので、引っかかった感じをずっと持っていた。






別に成功することが目的では無い。

欲しいモノがいっぱいあるのでいっぱいあるので、お金は欲しいし、豊かな生活も欲しい。

それだけでいいなら、俺の場合は会社でイスにふんぞり返っているのが一番確実だ。



だけど、精神的に満足できなきゃ、意味が無い。

精神的に満足できる為にはやりたいことをやっていなければならない。

もしかしたら、できたかもしれないという可能性に後悔する人生を送りたくない。

自分が青春の大半を捧げたこのルアーフィッシングというもの。

BlueBlueを世界に向けて発信し、製品が世界中の海で泳ぐこと。

それが今のやりたいことだ。








滞在2日目。いよいよ実釣の日。

この日は陸っぱりからの海のルアー釣りを希望した。

タイの沿岸部の実力はどんなもんか。

日本の海のルアーは通じるのか。

楽しみである。


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まずはギアの整備。

まずはトイレットペーパーを準備する。

山で覚えたやり方が釣りでも一番便利だ。

トイレットペーパーの外側を布のガムテープ(今回はそれが無いので養生テープ)で巻き巻きして、外側から縦横につぶしてやわらかくする。

すると、芯が取れるので芯を抜いて、内側からトイレットペーパーを使う。

これ一つ持っているだけで、いつでもどこでも便意を催したときに何とかなる。




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ルアーは開発中の物をメインに、試してみたいモノを持てる限り。


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ゴールデンミーンのストリンガーは魚を保持する以外にも、色々な使い道ができそうだったので、ちょっと重いけど帯同することに。




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ランディングツールは考えた結果、オッタークラフトのギャフを使うことにした。

20kgの魚でもしっかりとあげられる強さとカラビナ機構が付いていて、差した魚が逃げることが無い。

いざとなったらストリンガーのようにも使えることを評価した。

それを3.6mのタモ柄に装着。



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ベルトに引っかけるフックも装備しつつ、ほとんどは背負うことになるので、クロロプレーン製のベルトで背負えば安定感もいい。

そのフックとベルトが最初から付いているテイルウォークのタモ柄は素晴らしい。





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これに、最後タモ柄ではぶち上げられないほどの大物が掛かった時用のロープを結んでおく。

大物が掛かった時は、ロープを延ばし、先程のギャフに結んでギャフをタモ柄を使って掛けた後にロープでズリ上げることができる。










早朝、車3台にそれぞれの道具を積んで出発。
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タイ人のフィッシングシャツは他のアジアのご多分に漏れず、日本語が人気だ。

読めない文字を笑って馬鹿にするやつもいるけど、俺はいつも感動で胸一杯になる。

日本人がデザインに英語を使うように、アジアの人たちはデザインに日本語を使う。

その方が売れるという理由もあるけれど、それは消費者が日本を評価しているからだ。

先人が残した、JAPANというスーパーナショナルブランド。

カッコいいから、と使われる言語は英語だけでは無い。

後を継ぐ俺たちは、そのブランド力で世界でどでかいことをやる。

それが先人の願いであり、望みだったはずだ。





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出発前に釣具屋の横にあるカフェでカフェラテをテイクアウトする。

タイって多くの人は肌の色が浅黒だけど、美白でかわいい子もかなり多い。






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釣り場はRayonからすぐ。


なのかと思ったが、2時間近く走り続けた。







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いったいどこまで行くんだと、ガソリンスタンドで聞くとドライバーが指差した地図。

小さな湾。

タイの東の国境にあるトラートの少し手前くらいだ。






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やがて釣り場へ到着。

先程の地図が示した湾の西側の岬の先端のようだ。







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さっそくロッドを準備して磯に降りる。

スピニングロッドはアピアの風神X96MLオーシャンブリーズにソルティガの3500をセット。
PEは2号を300m。

ベイトロッドは、Beamsの77MHにダイワZを装着。こちらもPE2号を300m。

ダイワZはベイトリールでは未知の領域だった1回転85cmを実現した。

もうスピニングとそんなに変わらない時代になった。

オフショア用のRCSハンドルを装備して、ゴリ巻きファイト対応。







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海水を舐めてみるとややしょっぱい。

塩分濃度2%位だ。

潮時は上げ潮らしく、沖からの風と共に湾の外から湾の内側に流れが出ているのがなんとなくわかる。

その反転流だろう。

岬の内側は左から右へと強い流れが発生している。

その流れに乗せて、Blooowin!80Sプロトを流しながら何かを狙う。

少しずつボトムに合わせていくと水深は深いところで2m、そこに根が点在している感じ。





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幅広く探っていると、根に触れた直後にバイト。

チャイロマルハタかな?






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シーライドで探っていたタツローもBlooowin!に変えてすぐにキャッチ。





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その後は何にも続かず、厳しい感じ。

どう見ても対岸の方が釣れそうなので、湾の対岸へ行くことを希望して移動。


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「サック、メシにしよう!」

俺の海外ネームはマサノリとかだと難しいので、ザックという名前を広報が決めて活動しているのだけど、タイの人はザ行が上手に発音できないらしい。

いつもサックであり、少し恥ずかしい(笑)







ということで、カニの大きな模型があるレストランへ。
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海辺のビーチ沿いにあるテーブルで食べる。

タイは海岸線の使い方がとても上手だ。

海岸から、まず建物が有り、そして道路がある。

日本は海岸から道路が有り、建物がある。

オーシャンビューのレストランなのに、目の前を車が走って本当にもったいない。




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昼飯は大好物のヤムウンセン。

昨日も食べたが、今日のは辛くなさそうだ。

と思ったら、やっぱり青唐辛子がカッツリと効いていて辛い。

タツローが汗だくになって食べている。







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ブーツはサクッと食べてハンモックで昼寝を決め込んでいる。

時間の使い方が上手いというか、カッコいいね。

タツローが同じ事やると、なぜかイラっとするのだが(笑)







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午後は対岸というか、岬の反対側にまで行ってくれて、伝わらない難しさを感じながらもこっちの方が釣れそうなのでここで頑張ることにした。

シーライドを使って水面からボトムまで、足元から60m位沖までひたすらに探る。

が、なかなかバイトが出ない。






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唯一バイトが出るのが、水面だけ。

シーライド20gで水面を早引きしていると、ガッツガツとダツが当たる。





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10回目くらいのバイトでようやくヒット。





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ちゃんと蘇生してリリース。





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その後は本当に厳しい。

魚っていないんだなぁ。



日本からタイまで飛行機で6時間。そこから車で5時間。

日本なら犬吠埼か石廊崎かというくらいの場所なのに魚がいない。




こんなところまで来て、ダツ1本。

腹立ってくるというより、おかしくて磯の上で1人笑った。

大声で笑っているとさらに楽しくなってくる。
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今、やらないやつは、いつまで経ってもやれない。

今、立てないやつは、ずっと立てない。

流れる景色は、後ろ向きの流れ。

人間は止まっていると批評家や愚痴坊主になる。

止まっている自分を正当化するために、嘘をついて顔まで醜くなっていく。



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いつだって、鏡の中の自分を見て笑えるように。

自分に嘘をつくから、自分の姿が嫌いになるんだよ。














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釣果はまったくもって不発に終わり、Rayonに戻る。


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市場に寄ってドリアンチップスを買い込むタイメンバー。

俺たちに喰わせようとでも考えてるんだろうか。






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俺たちは魚屋さんゾーンでタイの魚を物色。

アジはアジ、サバはサバだけど、何かが違う。

日本とタイの魚の違いはそんな感じ。










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夜はまた半屋外の素敵なレストランへ。

疲れか、日焼けかわからないが、顔色が黒くなってきたタツローは、現地の人に常にタイ語で話しかけられる存在に。


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雑誌社の人が取材に来ていたので、日本の知る人ぞ知る(=ほとんど知らない)タイ人釣り人、「タッツーン・ツレネーシ」と紹介。




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「やべー喰わないと身体が持たない・・・でも辛い!」

とブツブツ言いながら、うるさいツレネーシ。








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黒すぎて露出が合わない。死ぬなよ?!







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夕食が終わったあとは、また釣具屋に行って深夜まで飲む。

次の日も早いのだけど、飲んで飲んで飲んで飲む。

俺たちも眠いが、彼らも眠いはず。

スカッとした釣りがしたいなぁと思いながらベッドに潜り込んだ。







その3へ続く。



 

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