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村岡昌憲
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▼ Area4-1 ~シーバス 江戸川 その2~
- ジャンル:釣行記
- (area-釣行記-)
	Area4 - Stage1 ~ いつか、この月明かりの空のように  その1~ はこちらから
半分、発狂気味に騒ぎまくる様子を見に、ふ~じが降りてきた。
魚かなり回ってるよ。
そんな話をして、ふ~じは下流側に入る。
僕は同じ位置でキャスト開始。
しかし、20分ほど3人とも反応が無くなった。
半分、発狂気味に騒ぎまくる様子を見に、ふ~じが降りてきた。
魚かなり回ってるよ。
そんな話をして、ふ~じは下流側に入る。
僕は同じ位置でキャスト開始。
しかし、20分ほど3人とも反応が無くなった。
	そのうち来るだろうとふ~じと話をしながらキャストを続ける。
	今日の展開から今のバラシまでを考える。
	間違いなくすでに80UPが来ている。
	そう思うとハンマーにしたくなるが、今年はそのメソッドが使えない。持ってきてもいないのだ。
ただ巻きでも釣れるドカポップ14センチをフルキャストする。さすがにルアーが重い。
ただ巻きでも釣れるドカポップ14センチをフルキャストする。さすがにルアーが重い。
	キャスト直後に肩がピリピリとしびれ出す。でもここが譲れない線だ。
ミラクルワークスの代表である増田氏とは、99年の秋、クロスロードで知り合った。
ミラクルワークスの代表である増田氏とは、99年の秋、クロスロードで知り合った。
	そこでした増田氏との話。Area3に書いた、浮力で60センチ以下を排除するあの概念。
	その浮力が流れの中でもたらす驚異的な効果。
	僕はどうしても埋められなかったこの釣りにおけるパズルの数片を埋めてもらった。
	その瞬間に、僕の中で自分の釣りがとんでもないレベルまで高まった興奮を今でも覚えている。
	人と人は知り合い、そして支え合い、助けあう。
	それが釣り人同士ならクロスロードなんだ。
もうかれこれ3時間は水に浸かっているだろうか。
もうかれこれ3時間は水に浸かっているだろうか。
	そんなことを思い出しながら、感性が完全に水の中に入り始めていたのかもしれない。
また感じることができた。
また感じることができた。
	まだ9月だってのに、感じたんだ。
	静かな水面が更に静かに、息を潜めるようなあの悲しいほどの静けさ。
	付近のイナっ子などの小魚が緊張し、躍動する生命感を消す一瞬。
	言葉にできない一瞬の違和感。
	それは、まさにでかいスズキ特有の気配だった。
ドカポップをアッパークロスに入れて、着水直後にスプラッシュを一発。
ドカポップをアッパークロスに入れて、着水直後にスプラッシュを一発。
	そこから引き波を出しながら下流側へ泳がせる。
	泳ぎながらもほとんどラインテンションフリーで泳いできたドカポップが、今度はU字を書く為に一際大きな大きな引き波を立て始めた瞬間だった。
	グバァッ!!
	電気のように緊張感が駆け抜ける
	上流側から襲いかかるのが見えたのでアワセは入れなかった。
	そのまま風神号83がバッドからねじ曲がる。
	すでにパワーの余力を完全に失ってしまっている。
魚はエラ洗いの気配。
魚はエラ洗いの気配。
近すぎる!
反射的に後ろに飛ぶように更にアワセを叩き込む。
	シャロー側へロッドを倒し、浅い側へ頭を向ける。
	体を半分出しながら魚が水面からエラ洗い。
	鏡のようなシャローに真っ白な水しぶきがほとばしる。
	魚はそのまま走り出す。
	ヒステリックなドラグ音が10秒、20秒。
	シャローの上には杭や捨て石が多い。
	流れの中で、半分飛びながら、泳ぎながらで下流へ僕も追いかける。
	上から金さんから
	「まさっち、でけぇぞ!」
と大きな声が飛ぶ。
「わかってるさ。」
と大きな声が飛ぶ。
「わかってるさ。」
	そうつぶやきながら、僕は走るスズキを追いかけて下流へと下がる。
	ロッドにパワーがないことと、僕の右手がぶっ壊れていること。
	この2つのおかげでどうしたってファイトが難しい。
下流にいたふ~じの前まで来てしまった。
下流にいたふ~じの前まで来てしまった。
	タバコをくゆらせながら、「うひょひょひょひょっ」て笑ってる。
	目を合わせて僕も笑うと、更に下流側へ。
	魚はいよいよバテてきた。
	流れに乗られるとどうしようもないから、岸際でファイトしたいのだけど、根ズレが怖い。
	なるべく近くでロッドを立てた状態で誘導したい。
	すでに100mは降りただろうか。
	途中、フェンスみたいなもんが刺さっていて一瞬糸が触れる。
	80あるかないかだけど、こんなサイズにヒヤヒヤもんだ。
	この秋の釣りを思うと僕は少し不安になった。
そしてようやくシャローで横たわるスズキにハンドランディング。
そしてようやくシャローで横たわるスズキにハンドランディング。
	おっしゃ!

	頭から丸飲み。 60ポンドリーダーでよかった。

文句なしでしょ。サイズは意外にも75センチ。
すっかりへとへとになったんで、最初の1本以来、さりげなく沈黙を続けているふ~じをからかいに行く。
	どうもリズムを崩してさっぱりらしい。魚はいるんだぞ、と。
	この気配。わからんか?
	横で一緒に並んでやっていると、また水面が爆発。

60センチぐらい。

60センチぐらい。
	川もいよいよ下げ止まりだけど、気配はまだ続く。
	上げッパナまでやってみるか、どうかなんて話をしていたら、金さんに豪快にヒット。
	さすがにグリップエンドが短すぎて手首が痛いぜ、なんて言いながら78センチをランディング。

ルアーはMAPS。

ルアーはMAPS。
	今年はこんな感じで秋シーズン始まった。
	この秋はどんなドラマが待っているのか。
	いい予感もする。
	だけど、悪い予感もする。
	得意のジャーキングを封じられ、ただ巻き主体で攻めざるを得ない僕だけど、
	願わくばメーターオーバーをこの手に抱えてみたい。
	そう思うと昨日の夜は寝付きが悪かった。
		
    | 使用タックル | ||
| ロッド | アピア 風神ゼータ 83 | |
| リール | シマノ ステラ4000 DH | |
| ライン | 東レ シーバスPE 1号 | |
| プラグ | ミラクルワークス ドカポップ12cm・阿修羅 邪道 ヨレヨレ~ メガバス X-80SW・X-110SW | |
- 2002年9月24日
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