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村岡昌憲

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スイス出張

  • ジャンル:日記/一般
6年ぶりにスイスへ。

陽光眩しいルッツェルンは、あわただしく秋が駆け抜けていく最中だった。






























久しぶりに会う、FriesherやDorelと今後のビジネスについての契約条件についてあーだこーだと論議する。

素敵な風景とは裏腹に胃がキリキリと痛むような交渉が続く。

譲歩に譲歩を重ねたり、譲歩に次ぐ譲歩を要求したり。

だけど、久しぶりに交渉していて、自分は何か変わったなぁ。

前はピザの分け前をどうするかみたいな気分で交渉に当たっていた。

だけど、今はそういった利益の分配とか気持ちではなくて、日本からはるか遠いこの国で出会った、空気という見えないけど大事なものをテーマに生きていくと決めた人間同士の連帯感というか親近感というか。

そんな気持ちの中での交渉。

心は平穏で、もしかしたら全て要らないし、もしかしたら全て要るというスタンス。

向こうはやりづらかったんではないだろうか。

帰る前の日、Friesherが用意したサプライズはヘリだった。



自分がスイスに関わって13年。

その13年間で行った様々な場所を巡る空の旅。

彼の思いも僕と同じだったのかもしれない。



アルプス山脈の麓にあるブリエンツ湖。
















そしてヘリはいよいよアルプスへ。


















Friesherがどこに連れて行こうとしているか、もちろんわかっていた。

















そして、到着。

ヘリは上空で停止し、Friesherはコクピットから振り返って何も言わずに頷いた。







地球上のどこにいても、いつもこの山のことが頭の片隅にある。



我が霊峰アイガー。














決してずば抜けて高い山ではない。

だけど、生きることの何たるかにもがき苦しんだ若き日々の中で出会ったいくつかの本でこの山を知り、

そして始めて実際にその地に降り立った時に眼前に飛び込んできたこの山の風格は自分の魂に忘れようもないハーケンを撃ち込んだのである。

もし冬の山を始めて、いつか死ぬときが来るのであれば、必ずこの山でありたい。




     













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