こんにちは！怪魚ハンター山根ブラザーズ（兄）です。
今回は、弟のマサが力を入れて開発しているハタ・ロックフィッシュ用パックロッド”ガルッパ”のテスト釣行に同行してきました！



ガルッパの開発には既に3年もの期間を費やしており、苦戦を強いられているトランスセンデンスのパックロッドです。
トランスセンデンスのホームページはコチラです！

試作を作っては折れ、作っては折れ…。
折れないように試作を作っても理想と乖離してしまう…。
この繰り返しで、先導を切ってガルッパを開発しているマサもかなり心労を抱えていましたが、『やっと、まともなプロトができたよ！』と連絡を受けたので、一緒にテスト釣行に向かいました！



陸上でこそ涼しい日が多くなってきましたが、海の中はまだまだ水温が高いようで、ハタ達は以前高活性とのこと。
ハタ用パックロッドのテスト釣行には打ってつけのコンディションに期待が膨らみます。



僕はハタ用パックロッド”ガルッパ”の最新プロトを触るのはこの日が初めて。
持った感じは、相変わらずパッキパキで張りの強いロッドです。
言うまでも無く、手に取っただけでパワーを感じます。
今まで沢山折れていったガルッパを見聞きしてきたので、こんなに、突っ張った竿じゃまた折れるんじゃないかなー…と心配になりましたが、約40gのルアーをフルキャストして今までと違う感触にビックリしました！



なんと、あんなにも突っ張ってるように感じたロッドが弓のようにしなやかに曲がり、ルアーを遠くへ飛ばしているのです。
無論、大きな飛距離が出ています。

兄：ガルッパすごい曲がるじゃん！
弟：凄いっしょ？！でも、今はパキっとしてるやろ？

確かに、ルアーにアクションを加えようとするとシャキッ！っと突っ張っています。…新感覚です。

兄：何コレｗ凄くね？
弟：やっとここまで来たよｗ
ここはオオモンハタの良いサイズが回ってるからバイト出たら大袈裟でも良いから強めにアワセてみ！もう絶対折れないから！

弟のマサの言う通り、メガバス・ハゼドンシャッドのフォール中にバイトが出ました！相変わらず感度の良い竿です。

お申し付けの通り、僕のできる限りの鋭いフッキングでアワセを入れると、ズッシリと魚の重みが竿に乗っかります。

エキストラファーストテーパーを目指して作っていたガルッパが緩やかに、でも確実に曲がっています。
（あれ…1oz前後のテキサスやジグヘッドの操作時は、確実にエキストラファーストだったはずなのに。今は…んッ？レギュラーなのか？）

弟：（ニヤニヤしながら）凄いっしょｗそのオオモンデカそうだけど、ぶち抜いちゃって大丈夫だから！
兄：良い竿ができたね！そして、これオオモンだったら間違いなく自己記録だ！



高い足場から勢いよく抜き上げられた魚は、余裕の45cmオーバーのオオモンハタでした！


勿論、マサもしっかりオオモンハタやアカハタをキャッチ！
僕も、小さいながらもアカハタやウツボを釣ることができました。
60m先ほど離れていましたが、ウツボの強烈な巣潜りファイトに対して難なく引っこ抜くことができました！ガルッパ強いです。


ハタ・ロックフィッシュ用パックロッド”ガルッパ”は、これから微調整の段階に入っていきます。
僕が今回体感した、不思議な感覚を皆さまにもご体験いただける日が来ると確信しています。