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間違いだらけの釣り英語 Part 3.1.1 ロッドワーク(トゥイッチ、ジャーク)

今回は、ロッドワークのうち、トゥイッチとジャークの意味について検討してみたいと思います。


ルアーフィッシングを始めてから、トゥイッチ(twitch)とジャーク(jerk)というロッドワークがあることを知りました。


周囲の人の使い方を聞いていると、概ね、小刻みにロッドを動かすことをトゥイッチ、より大きくしゃくる方をジャークと呼ぶのだろうという相場観ができあがりました。


では、まずは両者の複数の辞書的な意味を調べてみましょう。


トゥイッチには、一般に「~をピクピク動かす」という意味と「~をぐいと引く」という意味があることが分かりました。


一方、ジャークにもトゥイッチと類義の「~を急にぐいと引く」という意味があります。例えば、He gave it a jerk. (彼はそれをぐいと引いた。)というように使われます。トゥイッチもこれと同じく使われることもあるようです。


これを踏まえて、釣り用語としてのトゥイッチとジャークの意味を特定するために様々な資料にあたりましたが、ボクが調べた範囲では、両者の定義的な違い、境目が明確に分かるものは見つかりませんでした。


そこで、今度は動画をあたってみました。まずは、次の動画を御覧ください。





動画で見る限り、トゥイッチとジャークのロッドワークに大きな差異がないことが分かると思います。どこからがトゥイッチで、どこからがジャークなのかについて、明確な線引きをすることは困難です。


ただ、なんとなく、小刻みに動かすのがトゥイッチ、大きくしゃくるのがジャークということになるのだろう思われますが、それも、おそらくアングラー個人やメーカーの主観によるものだろうという結論に至りました。


これを他の例で例えてみましょう。


little water 」という英語は、どのように訳されるでしょうか。つまり、人によっては「ほとんど水がない」と訳すでしょうし、また別の人は「少しだけ水がある」と認識する人もいるでしょう。この認識の差こそ、トゥイッチとジャークの違いにおける個人又はメーカーの主観ということなのです。


さらに言えば、ルアーについても同じで、トゥイッチング用のルアーがトゥイッチ・ベイト、ジャーキング用のルアーがジャーク・ベイトと呼ばれており、両者の区別は個人又はメーカーの主観によるということなのです。


トゥイッチとジャークについては、「間違いだらけ」とはならないことが分かりました。


以上、参考になれば幸いです。

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