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『夜は短し 歩けよ乙女』 森見登美彦作品の紹介

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
こんにちは。fimo(勝手に)図書委員のkazu@食べる!です。


相次ぐ週末の雨やらなんだかんだで釣りに行けなかった約1ヶ月の間,静かに本を読んでおりました。その中から特に印象深かった作品を紹介していきますね。


今日の一冊はこちら!


      森見登美彦 著  『夜は短し 歩けよ乙女』


            


知り合いから教えてもらった一冊。有名な作品なんですってね,この本。ワタクシ,筆者の名前すら知りませんでした(^_^;)


この作品は,大学生の男女が京都を舞台に繰り広げる恋愛ファンタジーです。土地勘のある人なら,臨場感あふれる描写に,より一層引き込まれるはずです(ちなみにワタクシ,駿台予備校時代に1年間京都に住んでおりました)。


+++


大学の同じクラブの先輩である「私」が,後輩である「彼女」(黒髪の乙女)に一目惚れをするところからストーリーは始まります。


なんとか「彼女」と運命的に恋愛を成就させられないものかと回りくどい演出を凝らす「私」と,その演出を「奇遇」としか感じない「彼女」。


そんな「天然な」二人が,個性溢れる曲者達や摩訶不思議な珍事に出会い,それぞれの立場から一人称で述懐する形式で話は進んでいきます。


この手法を採用することによって,二人の気持ちがいかに「かみ合っていないか」を効果的かつ巧みに浮き上がらせています。


しばらくの間は,「私」と「彼女」の行動や,二人の関係が遅々として進まないことに「もどかしさ」を感じるのですが,読み進めていくにつれて,その「もどかしさ」さえもが伏線(フリ)であることに薄々気付くことでしょう。


そしてクライマックス(オチ)に向かうにつれて,「おおっ,あのフリはそういうことだったのか!」と素敵な驚きを与えてくれつつ,温かい気持ちにしてくれます。


読後感は,爽やかにして,ほっこり。


釣りに行けない雨の日に,しっとりと読み進めることをオススメします♪

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