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▼ 最も頑丈なロッドを作るメーカーの話
- ジャンル:日記/一般
- (リール)
最も頑丈なロッドを作るメーカー…
話を振っておいてあれですが、ジャンルや対象魚のちがうロッドを比べても意味はありません。
そりゃツナロッドがバスロッドより頑丈なのは自明なわけで、
今回はビルダーの目線から、同じカテゴリーで比べてみてもっとも「解体しにくい」ロッドを作ってるメーカーはどこかっていう話。
元々バス畑の人間なので、ロッド知識がバス釣り寄りなのは先に謝っておきます。
さて、最初に申し上げておきますが
正直日本で名の知れたメーカーが手がけるロッドで、明らかに強度不足だろ…
って思われるアイテムはまず無いと思っています。それこそ薄利多売を体現する某メーカーのロッドでも強度不足を感じたことはありません。
フィネスロッドで座布団みたいなエイをかけたことありましたが、無事取り込めましたし。
まあ一昔前は某国産の廉価品は強度に難がありまくりで安物買いの銭失いとはまさにこういうことを言うんだと痛感していたものですが、最近は随分品質も向上している様子。
で、話を戻すと使用する上での強度はぶっちゃけどのメーカーでも大差ないと思ってます。(品質のムラはともかく)
しかし、ロッドを解体するとなるとその手間は各メーカーで大きく差があります。
まあふつうの釣り人はわざわざロッドを解体したりしないので、解体のしやすさなんてどうでもいいかも知れませんが、解体がしにくいロッドっていうのはそれだけ設計と制作に手間がかかっているということの証左でもあります。
なので、解体がしづらい=製作陣のこだわりがこもっている。
っていう認識でよろしいかと思います。
前置きはこれくらいにして、ずばり私が思う一番解体しづらいロッドを作るメーカーは…
シマノ
です。
しかも90年代から2000年代始めのバスロッドは何かに取り憑かれてるのかと思うくらい頑丈な作りをしていますね。
組み上げの精度はもちろんなのですが、
グリップまわりが独自設計で、リールシートも自社製作でほぼアーバーレス。
アーバーについては軽量化や感度の問題もあるのでアーバーレスが全てにおいて優れているとは思いませんが、こと頑丈さ、解体のしにくさに関しては他社の追随を許しません。
バンタムエクサージというロッドがあります。
バンタムシリーズの廉価版で定価は1万円そこそこ。今回は880円で買いました。
バイオグリップハンドルというシマノ独自設計のリールシート。
一体型のナットに、ブランクスと径を合わしたアーバーレス。
製作陣の執念を感じます。
かなり重くなってしまいますが、強度耐久性はピカイチ。
このグリップタイプ再販しないかな…
絶望を感じるほどに頑丈…
結局グリップまわりを解体するのに三時間かかりました。
どないなってんねんこれ…
さて、自分の狭い見識で各メーカーに序列をつけるのははばかられますので他のメーカーがどうとは今回申しません。
ただこの時代のシマノは本当に別格。
組み上げが良いメーカーは他にもありますが、ことロッドの頑丈さに関してはシマノ一強といって過言ではないでしょう。
バスに親殺されたんか、って思うくらいロッドが頑丈でした。
(今は軽量化、好感度化を前面に押し出してて、懐古厨的には悲しい限り…
一昔前の棍棒みたいなロッドが懐かしい…)
パーツまで自社製作できる強みといってしまえばそこまでですが、そういった作り手の執念を感じるアイテムこそ長く使っていきたいものです。
- 2020年3月17日
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