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サーフヒラメは朝まずめなんで釣れるかという事

  • ジャンル:ニュース
サーフヒラメの大きな謎の一つに、なんで朝まずめが釣れるのか?というのがある。

この謎に対して自分は完全にカタクチで説明できる。



カタクチその他イワシ類シラスの鰾と生態について
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001206417777024

この論文は欧米で評価されて書いた方の研究者人生が決まったという有名な論文。

要約すると、カタクチやマイワシのシラスは日照量に対して浮袋の体積を変化させて浮くという話。

この性質によってサーフにシラスが押し寄せるので、それを追いかけているヒラメは朝に釣れる、という事になる。


ひらめっぱりさんから以前借りてきたデータで検証してみる。


これは茨城の6月の時間帯別のヒラメの集計なんだけど、ちゃんと日の出の時間に合わせてヒラメが釣れている。


こっちの図は11月の時間帯別の釣れ方。


やっぱり釣れる時間帯は日の出に合わせてズレている。

釣り人が日の出に合わせているだけかも、と思われるかもしれないけど、釣り人は釣れる時間に合わせて行動するのでそれは考慮のしようがない。

これは千葉の6月と11月のヒラメの時間帯別釣果




やっぱり日の出に合わせて釣れている。


自分はこのデータを見てから、ヒラメは朝までに近くにやって来て、そのあとだんだん抜けていく、と思いました。

そこから、ヒラメはそんなに移動しまくっている魚ではなく、餌を大雑把に追いかけてしばらくその場にとどまったり、すぐに沖に抜けたりというのを、確率に従って行っているんじゃないかなぁと思います。

その理由はカタクチじゃないと説明つきずらい。

他のベイト、例えばシロギスは昼間でもサーフにずっといるので、シロギスパターンの場合は昼もずっとヒラメが釣れ続けているはず。

自分も謙虚にイワシ=ヒラメ仮説と言ってはいるんだけど、釣りの感覚から言うと100%絶対間違いないと言い切っていいと思う。

一応自分も科学を学んだことがあるので、いくら自分で自信があっても、理論に抜けがあったり反論や反証が出てくる可能性を含めて仮説ということにしている。

ただ、これが釣りの役に立つかというと、自分はそんなに釣果が上がるとは思わない。

釣りに行ったら諦めずに投げて移動してを繰り返すしかなくて、朝まずめの理論的な話の整合性を検討してもしょうがないのでは?と思っております。

分析も趣味なので自分は面白いと思ってはいますが。。。

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