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グラフィカルモデリングとの出会い。

  • ジャンル:日記/一般

統計的因果推論という本を購入。


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この本の著者のパールさんはこの道では有名な方らしい。

自分も読んでみて早速トライしてみます。

この本に書いてあるグラフィカルモデリングというのは自分も無意識にやっていた。



この図。

こういう相関の関係を表したのをグラフィカルモデリングというらしい。

風とか日照量とかは外生変数という名前がついている。

これはカタクチイワシが増えたり減ったりしても風が止んだり吹いたりすることがない、という変数(パラメーター)。

でも風が吹いたり止んだりするとカタクチは減ったり増えたりはする。

外からしか影響を与えないような変数を外生変数と呼ぶらしい。

カタクチなんかの変数は内生変数、とよぶらしい。

プランクトンからカタクチへ、カタクチからヒラメへ数を変換するのは f という写像。

まぁ、カタクチ全部にヒラメがついているわけではないし、プランクトン一匹に対してヒラメが一匹ついているわけではない。

例えば、カタクチ1000匹に対して一匹ヒラメがつくという写像を考えると ヒラメの数=f(カタクチの数)=カタクチの数÷1000 だろう。

カタクチの数1000匹を代入するとヒラメ一匹になる。

なんとなくうまくいきそうだけど、これだけだと要素が足らないだろ、と思われそうなので、もっと詳細に色々な要素を書き出してみる。



風とか塩分とか水温とかを複雑に書いてみた。

ヒラメとそこらへんにいる魚の関係を書くのに悩んだけど、一応そこら辺のものを食べていることがある、ということで書いた。


水温はあらゆるところに枝を伸ばしている。

風は植物プランクトンを運んだり、湧昇によって水温を下げたりもする。

ここは相関としては0,1の関係だろう。

こういう複雑なモデルの場合、色々考えるのが難しい。


ところが、遠浅のサーフというのは他の魚が居ないときがある

この時だけのデータを取ると、色々な変数を気にしなくて済むようになる



そうするとこんなにスッキリして、最初の図に戻る。


自分のサーフヒラメイワシ理論は、「荒れやすい遠浅サーフでの計測でヒラメの回遊が分かる事」というのが一番学術的には有用性があると思う。

これが、港とかにいるヒラメだと様々な変数が入ってきてしまう。

港に居るヒラメはそういう生態なんだろう、という意見もあるだろうけど、それにはヒラメは独立に動く生態がある、要するにサーフのヒラメと港に居るヒラメは関係がない別種のような魚だと説明する必要がある。

この本によればカタクチが一定だった時に、ほかの魚でヒラメの量が上下していれば自分の考えが間違っていることになる。

カタクチが居ない隔絶した環境でヒラメが接岸してきたりすればそれは自分の考えが間違っている。

今のところそれは日本全国どこにおいても無い。

そんなわけで新たな知見や議論が出来そうな題材を見つけたので今しばらく勉強してみたいと思います。

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