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釣り具のマーケティングについてその① ブランドと価格。

  • ジャンル:日記/一般
殆ど書かないマーケティングの話。

釣り具でもマーケティングの事は少し見てる。

そもそも釣り具はなんであんなに高いのか?というところからマーケティングの話をせねばならないと思う。

逆になんで自分はあんなに高いのに買ってしまうのか?

同じ機能のものがあっても安物は中々買わない。

メタルジグがその典型で、100円ショップでも売ってるのに1000円くらいのジグを容赦なく買ってしまう。

まぁ「メーカー物」だという安心感だからだろうか。

「安心感」や「実績」というのはそのメーカーの「ブランド力」と言って良い。

高くても買ってしまう理由というのはブランド力のお陰である。

ルアーの流通量が少ないから高い、というマクロ経済とはちょっと違う。



ブランドの話はしているだけでかなり長くなるけど一般的にはブランドはカテゴリをまたがないほうが良くて、専門性が高いほどいい。

自分が釣り具で興味があるのはfishmanとジャンプライズ。

fishmanはベイトロッド専門でジャンプライズは外洋専門のルアーを作っていた。

ジャンプライズは昔はメタルジグすら作らなかった。

これはブランドを大事にする上で非常に大事な事。


フィッシュマンとジャンプラはそう意味で結構注目して見ている。

自分はフィッシュマンのリプラウトを実は持ってたりする。




釣り具で悪い例を挙げると「ジグヘッドワーム」「メタルジグ」「プラグ」の価格帯が別々の物を一緒のレーベルにして売っちゃってる場合。

これはブランド力を低下させるので最低でもレーベルは分けたほうが良い。

例えば、老舗メーカーのA社からとてもよく釣れるジグが1000円以下で販売になったとする。

これがルアーメーカー発足以来の空前の大ヒット。

そりゃそう。

老舗ブランドから安く販売しているんだから。

そうすると、価格は不可逆性といって元には戻らなくなる。

高価格帯のミノーが売れなくなってくるという現象が起きる。



ブランドの価格プロモーションを行う効果は高いが元の値段で売っていたものは売れなくなる。

自分のアイディアとしてはそういう時はレーベルを分けてあまりメーカー名を全体として出さないように販売したほうが良いと思う。

ルアー最大手のメーカーでは安いメタルジグはレーベルが違う。





今回はたまには釣り具の話でもしたほうがいいかなぁと思って書きました。

今は釣り具も広告だけじゃダメでしっかり釣れるルアー、飛ぶルアーを売らないとSNSで取り上げてもらえないので厳しい。

SNSと想起の関係は前に書いた事があるけど議論を見ている第三者が一番広告の対象になる。

こんな感じで釣り具のマーケティングも少しずつ書いていきたいと思います。

寧ろマーケティングの方が本業なので・・・

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