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▼ お酒に酔いて釣行を振り返る。
- ジャンル:日記/一般
日付変わって今日は神栖に。
最近Twitterで釣れているようだった。
着いてみると鳥山。
これも事前情報通り。

マイワシらしいけど、動いていないのでカタクチじゃないのか?と思っていたけどやはりマイワシ。

しばらくランガンして(13000歩)沖に瀬の入った場所でメタルジグを投げると、かなりがっしりした魚に遭遇。

この時、運悪くリーダーを持ち合わせていないのに高切れしてしまったのでPE直結で釣りをしていたのでラインブレイク。
まぁ、あのサイズはエイでしょう。
結局この鳥山でもノーフィッシュ。
ちょっと自分の準備不足と釣り運の無さが出てしまっているなぁ、といった感じ。
まぁ、こういうこともある。
この中で「どこに楽しみを見出すか」がサーフ釣りの真骨頂。
正直なところ、魚だけ追いかけてサーフ釣りやっているとすぐに周りと釣果を比較してしまってやる気がなくなる。
自分は脇道に逸れて、「ヒラメよりもイワシ」に重点を置くことにしました。
ヒラメばかり追いかけても全然報われません。
まぁ報われないというのはウソで、この2か月で小座布団以上のヒラメは2回掛けているわけで、自分のタックルのセッティングや技術が未熟だから釣果に結びついていないだけなんだけど、そこまでストイックにやりたくもなくなってきているのが昨今の自分の釣りの姿勢。
自分はマイワシがヒラメのベイトにはなるとは思っていない。
理由は単純に胃内容物として少ないから。
今年のヒラメの胃内容物としてマイワシは2例ある。
しかし、カタクチがやはり多い。(14例)
統計数学的、因果推論的に、14例と2例を比べると因果(原因)に近いのはカタクチだろうと思う。
即ち、ヒラメのベイトはイワシだけ、といってもカタクチだけで、カタクチの生態に合わせてヒラメはサーフに接岸する、と言って差し支えない。
他のベイトが原因で接岸してくるという理屈は自分は懐疑的だ。
ハクを食べていることはあっても、ハクが接岸していればヒラメが釣れる、とはならない。
カタクチ以上にヒラメのチャンスがあるベイトは居ないだろう。
自分のボウズを正当化したいので、マイワシとカタクチについて勉強していきたい。
まず、マイワシとカタクチは水温の選好性が違う。
マイワシは絶対水温、カタクチは相対水温、の水温を好む。
言葉が難しいので説明すると、マイワシは何があっても20度の水温を好む。
マイワシは15度と20度だったら20度の水を選ぶ。
25度と20度だったら20度の水を選ぶ。
これがマイワシ。
カタクチは「今いる水温」(これを馴致温度という)に対して正の選好性を持つ。
この難しい言葉を説明すると、14度の水温で慣らされたカタクチは18度の水を好む。
18度に慣らされたカタクチは20度の水温を好む
25度で慣らされたカタクチは27度の水温を好む
しかし、28度が臨界の温度でそれ以上の水温は好まない。
ということは、急激な水温低下が起こった場合、マイワシは接岸してもカタクチは接岸しないという状態が起きる可能性がある。
こんな馬鹿みたいに面白いことが起きるのがサーフという場所。
普通こんな事を気にして釣りが出来るだろうか?
そこらへんにいる小魚がヒラメの餌になっていたら、水温の事も気にする必要はない。
しかし、イワシだけがベイト、しかもカタクチだけなら沿岸湧昇が起きた場合はカタクチが接岸するタイミングは朝まずめだけになりそうだ。
なぜ朝まずめだけはカタクチが接岸するのか?
それは浮袋と日照量の関係なんだけど、それまた難しい理論になる。
衛星を使って表面水温を見てみる。

赤に近いほど水温が高い。
すると神栖は確かに水温が低い。
これは明らかに沿岸湧昇の影響だろう。
湧昇はエクマン輸送という風の影響で起きる水の移動で起きる。
これがイワシには多大な影響を及ぼす。
もし、小魚がベイトになってヒラメが接岸する、という浅い理論だったら沿岸湧昇を気にする必要もない。
釣り行ったときに小魚が居て投げていればいいんだから。
それが、ベイトがイワシだけだからこんな難しい話が出てきて奥深い話になる。
理系の自分にはたまらない話。
論文に書かれているような情報が目の前で起きるのは本当にどうしようもなく面白い。
物理学者の目の前でビッグバンが起きているようなものだ。
しかしながら、カタクチは水温よりもクロロフィルのほうが選好性が強い。
今日の状態を見てみると、神栖にはしっかりクロロフィルがある。

となると、カタクチも多分いるハズだから釣れない言い訳にはならない。
理系の自分に無常なのは自己都合のいいように解釈できない辛さがある。
多分、タイミングによってはカタクチが居ると思う。
それが歯がゆいが、まぁでも一日釣りするモチベーションは流石にない。
釣りというのは中には、釣り具のコスプレが楽しい、という人も居るので中々自然現象を楽しむものとは言い切れないのだけれども、大学で習うような難しい内容の理系の考え方を存分にふるえる数少ない機会なのでぜひともこの機会に理系の考え方をして・・・
まぁそう言っても日本では無理かな、と思う。
国会議員がcosΘ要らないって言ってるくらいだから・・・
中途半端に知識を得ないで神様を信じていた方が釣りをするにも実生活を送るにも、その方が幸せかもしれない。
最近Twitterで釣れているようだった。
着いてみると鳥山。
これも事前情報通り。

マイワシらしいけど、動いていないのでカタクチじゃないのか?と思っていたけどやはりマイワシ。

しばらくランガンして(13000歩)沖に瀬の入った場所でメタルジグを投げると、かなりがっしりした魚に遭遇。

この時、運悪くリーダーを持ち合わせていないのに高切れしてしまったのでPE直結で釣りをしていたのでラインブレイク。
まぁ、あのサイズはエイでしょう。
結局この鳥山でもノーフィッシュ。
ちょっと自分の準備不足と釣り運の無さが出てしまっているなぁ、といった感じ。
まぁ、こういうこともある。
この中で「どこに楽しみを見出すか」がサーフ釣りの真骨頂。
正直なところ、魚だけ追いかけてサーフ釣りやっているとすぐに周りと釣果を比較してしまってやる気がなくなる。
自分は脇道に逸れて、「ヒラメよりもイワシ」に重点を置くことにしました。
ヒラメばかり追いかけても全然報われません。
まぁ報われないというのはウソで、この2か月で小座布団以上のヒラメは2回掛けているわけで、自分のタックルのセッティングや技術が未熟だから釣果に結びついていないだけなんだけど、そこまでストイックにやりたくもなくなってきているのが昨今の自分の釣りの姿勢。
自分はマイワシがヒラメのベイトにはなるとは思っていない。
理由は単純に胃内容物として少ないから。
今年のヒラメの胃内容物としてマイワシは2例ある。
しかし、カタクチがやはり多い。(14例)
統計数学的、因果推論的に、14例と2例を比べると因果(原因)に近いのはカタクチだろうと思う。
即ち、ヒラメのベイトはイワシだけ、といってもカタクチだけで、カタクチの生態に合わせてヒラメはサーフに接岸する、と言って差し支えない。
他のベイトが原因で接岸してくるという理屈は自分は懐疑的だ。
ハクを食べていることはあっても、ハクが接岸していればヒラメが釣れる、とはならない。
カタクチ以上にヒラメのチャンスがあるベイトは居ないだろう。
自分のボウズを正当化したいので、マイワシとカタクチについて勉強していきたい。
まず、マイワシとカタクチは水温の選好性が違う。
マイワシは絶対水温、カタクチは相対水温、の水温を好む。
言葉が難しいので説明すると、マイワシは何があっても20度の水温を好む。
マイワシは15度と20度だったら20度の水を選ぶ。
25度と20度だったら20度の水を選ぶ。
これがマイワシ。
カタクチは「今いる水温」(これを馴致温度という)に対して正の選好性を持つ。
この難しい言葉を説明すると、14度の水温で慣らされたカタクチは18度の水を好む。
18度に慣らされたカタクチは20度の水温を好む
25度で慣らされたカタクチは27度の水温を好む
しかし、28度が臨界の温度でそれ以上の水温は好まない。
ということは、急激な水温低下が起こった場合、マイワシは接岸してもカタクチは接岸しないという状態が起きる可能性がある。
こんな馬鹿みたいに面白いことが起きるのがサーフという場所。
普通こんな事を気にして釣りが出来るだろうか?
そこらへんにいる小魚がヒラメの餌になっていたら、水温の事も気にする必要はない。
しかし、イワシだけがベイト、しかもカタクチだけなら沿岸湧昇が起きた場合はカタクチが接岸するタイミングは朝まずめだけになりそうだ。
なぜ朝まずめだけはカタクチが接岸するのか?
それは浮袋と日照量の関係なんだけど、それまた難しい理論になる。
衛星を使って表面水温を見てみる。

赤に近いほど水温が高い。
すると神栖は確かに水温が低い。
これは明らかに沿岸湧昇の影響だろう。
湧昇はエクマン輸送という風の影響で起きる水の移動で起きる。
これがイワシには多大な影響を及ぼす。
もし、小魚がベイトになってヒラメが接岸する、という浅い理論だったら沿岸湧昇を気にする必要もない。
釣り行ったときに小魚が居て投げていればいいんだから。
それが、ベイトがイワシだけだからこんな難しい話が出てきて奥深い話になる。
理系の自分にはたまらない話。
論文に書かれているような情報が目の前で起きるのは本当にどうしようもなく面白い。
物理学者の目の前でビッグバンが起きているようなものだ。
しかしながら、カタクチは水温よりもクロロフィルのほうが選好性が強い。
今日の状態を見てみると、神栖にはしっかりクロロフィルがある。

となると、カタクチも多分いるハズだから釣れない言い訳にはならない。
理系の自分に無常なのは自己都合のいいように解釈できない辛さがある。
多分、タイミングによってはカタクチが居ると思う。
それが歯がゆいが、まぁでも一日釣りするモチベーションは流石にない。
釣りというのは中には、釣り具のコスプレが楽しい、という人も居るので中々自然現象を楽しむものとは言い切れないのだけれども、大学で習うような難しい内容の理系の考え方を存分にふるえる数少ない機会なのでぜひともこの機会に理系の考え方をして・・・
まぁそう言っても日本では無理かな、と思う。
国会議員がcosΘ要らないって言ってるくらいだから・・・
中途半端に知識を得ないで神様を信じていた方が釣りをするにも実生活を送るにも、その方が幸せかもしれない。
- 2022年7月30日
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