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▼ 落鮎の見極め
- ジャンル:釣行記
- (ambassadeur, 考察, 川鱸, 山鱸, 純淡水域巡り旅, fimoフィールドモニター, 【fimoオリカラ】, fimo, 清流鱸, ベイトタックル, 落鮎, ビッグベイト, 精神と時の部屋, 【fimoアイテム】)
鮎の引き際
今か今かと待ちわびていると
実はぬるっと始まっていたりする『落鮎』
そのタイミングは川に通ってみなければ。
疑心暗鬼を招き、判断し難くもありますが
「そろそろだよね」と思わせる要素はいくつか。
毎年、天候が異なり、始まりはバラつきがあります。
今年で言えば、ここ九州においては
やや遅めのシーズンインという印象です。
察するに、東日本はシーズン終盤。
もしくは終了したエリアがほとんどじゃないでしょうか。
今、その狭間にある九州。
この『落鮎』
産卵のために…との云われ。
自然の摂理。まさにソレ。
そして、鮎は群れで行動する魚。
稚鮎の頃から群れで遡上。
夏場、成魚になると縄張りを持つため
鮎同士の距離感が広く、一時的に魚の密度は低くなりますが
落鮎になる頃には再び群れを形成するようになります。
〝落ちる〟二つの意味
よく目にするフレーズ。
「弱った鮎を演出して…」
これはおそらく〝産卵後〟を指してます。
例年、鮎は特定のエリアで
産卵する習性があると言われています。
産卵場となる〝床〟が決まっているということです。
産卵前、産卵場に向かうため川を『降りる』『下る』
この頃の鮎は体高もあり、力強く、遊泳力は衰えてません。
外敵を警戒しつつ、然るべき産卵のタイミングに備え
群れで行動しながら体力を温存している状態にあります。
一方、産卵後の鮎は一切餌を採らないと言われています。
命を燃やし尽くした鮎は損傷を負い、次第に痩せ細り、弱る。
残り僅かな時間、自身が『朽ちる』『果てる』時を待ち
やがて天命を全うし、川に散ることになります。
黒く痩せた雄に対して、ふくよかさが残る淡い体色の雌は腹部の皮膚が伸びている。
この前者。産卵前の鮎を見掛けるケースは非常にレア。
何故なら「産卵場は禁漁区」となっていることが殆ど。
漁協関係者以外の一般人や
我々のようなシーバスアングラーでさえ
産卵前の抱卵した鮎を間近で見ることはおろか
そのエリアで釣りをすること自体が不可能なのです。
〝産卵前なのか 産卵後なのか〟
アプローチの中身は随分と変わってきます。
反応の出かた一つ取っても変化を感じます。
ただ、鮎の習性と水中で起こっていること
その両方を擦り合わせ、アプローチに移す場合
アップストリームに固執するがゆえ
ダウンストリームの手薄は非常に勿体無く感じます。
アップストリームだからできること。
ダウンストリームにしかできないこと。
意識したいのは『ルアーの選定』と『魚への見せ方』
燻っていた喰わずのバイトを導けるかもしれません。
手持ちのJOINTED CLAWに現役18年選手がいます。
最古参にも関わらず、フックサールはあまりついてません。
動くように仕向けますが、動かしにいくことはしません。
〝同調〟で喰わせたい心情です。
fimo フィールドモニター ザキミヤ
「山鱸」セッティング
ロッド : El horizonte75
リール : Ambassadeur6501CS
ライン : オッズポート5号
リーダー : VARVASナイロンVEP50lb.
ルアー : JOINTED CLAW230 magnum
【fimoアイテム】
fimoオリジナルベストver.2
fimoオリジナルポーチver.2
fimoオリジナルポーチver.3
fimo リーシュコードver.2 ショート、ロング
fimo フィッシングプライヤー
- 2023年11月30日
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