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▼ 山鱸探索巡り旅 〝聖地〟『神無月の章』
- ジャンル:釣行記
- (清流鱸, fimo, fimoフィールドモニター, 遠征, 純淡水域巡り旅, ベイトタックル, 川鱸, 山鱸, 【fimoオリカラ】, 【fimoアイテム】)
地獄の渇水 試練の神無月
ここ数ヶ月
遠征前日、当日未明に毎回雨予報が出る。
もしや。
その淡い期待は毎回、そして今回も空振った。
今年は台風が来なかった。
秋の台風は紙一重。
水量延命か 鮎一掃か。
〝安堵した〟ではない。
今シーズン通じて最たる渇水。
先月より川幅は狭くなり、流れは威勢を失っていた。
たかをくくったとしても
毎年〝同じ〟秋が来るとは限らないのだ。
鬼門封じ成らず
先に記せば、魚は釣れなかった。
外界は秋を感じる。
朝晩も冷えるようになった。
しかし、水の中は夏を引きずっていた。
渇水により露天した岩々。
そこに残る新しい食み痕。
10月中旬。
錆びるどころか悠々と瀬にへばり着いている。
水も20℃付近を維持している。
人間だけが勇み足なだけ。
鮎には実に滑稽な姿に写っていたことだろう。
渇水に陥いることは制限されるということ。
水量、流れの消失は
鱸の行動範囲が極端に狭められると思われる。
自身も直に肌で感じ、諸とも成す術なく。
つくづく思いどおりにいかないものだった。
完敗である。
終焉に向かう
季節は着実に進む。
落ちるタイミングを計ると、時は来月とみた。
まだまだ冷え込みが足りない。紅葉すら見られない。
白い息を吐きながら防寒着。
悴む手でロッドを握る。
そんな記憶が掘り起こされる。
落鮎パターン、ドリフト、ビッグベイト。
アングラーを魅了するワードが躍る時期ではあるが
その時期でしか味わえない〝格別〟が存在する。
哀愁漂うあの光景。
ひたすら川原を歩いた遠征。足で探すのみ。
神無月の静寂はどう転ぶのか。
愉しみで仕方ない。
fimo フィールドモニター ザキミヤ
「山鱸」セッティング
ロッド : TULALA Salvador72
リール : SHIMANO Scorpion1501
ライン : 山豊テグス レジンシェラー2.5号
リーダー : VARVAS ナイロンVEP30lb.
ルアー : スラムドッグモンスターSW、BANQ120S、スキッドスライダー95S etc.
【fimoアイテム】
fimoオリジナルベストver.2
fimoオリジナルポーチver.2
fimoオリジナルポーチver.3
fimo リーシュコードver.2 ショート、ロング
fimo フィッシングプライヤー
- 2023年10月27日
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