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ブルージュ190


インプレではなくスポットライトを当ててみたい。

そんな雰囲気で参りたいと思います。



『再販決定』

昨、2021年のこと。

brogue190も1度だけ、fimoオリカラが発売されました。
(以後、ブルージュ)


このブログを書いてるところに

偶然にもタイムリーな

fimo本部からのゲリラアナウンスに焦る 笑


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Instagram fimo公式アカウントの発表。HELLO AGAIN. そして、I'll be back !!


ブルージュ190が再販されるそうです。

今回、カラーは4色でカミングスーン。
(4色だと!?)


詳細は後日発表らしいので、是非チェックしてみて下さい。

ワタシは4色が気になって眠れません。



〝ブルージュ〟という芸術


natural beit ! イメージしたのは演出力溢れるライブアクション! 「よりナチュラルに、もっと個性的に」 リトリーブでのナチュラルアクションに加えてアングラーの個性が反映されるポテンシャル これを両立しているのがブルージュです!(ヒフミクリエイティングHPより一部抜粋)


前回のジョイクロ編で少し触れた

『2ozクラスビッグベイトの成熟』

2oz前後クラスの顔ぶれが増えたことで

アングラー側の選択肢に「自由度」が生まれました。

 
その2ozクラスの中でも

際立って『美しい』という表現が

これほどまでにシックリくるルアーはそうありません。


ヒフミクリエイティング
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和歌山に拠点を置くメーカーさん。

ブルージュ、シェリーシリーズ、ブレスなど

人気ルアーをリリースされています。


ブルージュのラインナップは全5種。


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fimoオリカラはスタンダードモデル。人気のロッサクラウンが映える。


スタンダードモデルの2種類。
(一般販売、通常モデル)

・190【F】
・190【SS】

ラボスペックモデルは3種類の展開。
(WEB限定販売、特別モデル)

・190【F】フレックス
・190【SS】フレックス
・210【F】MC(マシンカット)モデル


細部まで綿密に作り込まれており

控えめに言っても芸術品。


正直、箱は開けたくない!

意固地になりそう 爆


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タイトに攻め過ぎてキズ。やっぱり打ち身は萎えます 笑


品質の高さが一目瞭然なルアーです。

当然ながら希少で「超」が付く人気。



シーバス×ブルージュ190


それでは本題でございます。


fimoがこれまでに発売したスイム系ビッグベイトのうち

「出発点がシーバス」というのはブルージュのみ。

ジョイクロもスラスイも、バス界出身でしたね。


fimoオリカラを纏ったブルージュ。


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ため息が出るほどの造形美。ヒフミクリエイティング謹製のMade in japan。


 モデルは2種類。

・【190F】
・【190SS】

サイズ:190mm 
タイプ:フローティング、スローシンキング
重さ:【F】42g【SS】45g 
リング:4番 
フック:フロント3番、リヤ3番

純正フックはカルティバSTX-45ZNです。


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CHモヒート。fimoの鉄板カラー。ブルージュにも超絶ベストマッチ。


ウエイトは【F】【SS】共に40g台と

2ozを切ってるんですよね。

ビッグベイトとしてはライトなポジション。

オンス換算は【F】約1.5oz【SS】約1.6oz。


フォルムの特徴は

・小さなマウスカップ
・3連結(2ジョイント)
・円錐形に近いボディ 
・2種類のエストラーマテール


【F】と【SS

スイムテールとフィッシュテール。

それぞれのアクションが確認できる動画です。



スイムテールは非常に滑らか。フィッシュテールは機敏さが増幅。


シーバスにフォーカスが当てられたブルージュ。

いかにも「釣れそう」 いや、釣れない訳がない。



フックもスペックの一部


純正フックはカルティバSTX。

これはカルティバ最高傑作のトリプル。


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STとは質感が異なりますね。ガマに近い気がします。


純正でSTXが装着されるルアーって…

他にあるんでしたっけ?笑

ワタシもそのまま使っております。


交換する時はfimoフックに…

と言いたいところですが

ヒフミクリエイティングさんの

プロダクトルアー達に共通して言えること。


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STとは異なる材質により、強度と鋭さを両立するPE対応の高性能フック。


精通されてるアングラーさんには僭越ですが。

ルアーによって純正フックのメーカーが異なります。

他のルアーではガマが純正のモノも。


ベストなセッティングを出すために

そのフックに行き着いた理由が存在している。

フックも重要な役割を果たしている訳なんですね。


並々ならぬ作り手の拘りが感じられる部分です。



スイムテールとフィッシュテール


スタンダードモデルには2種類のテールが付属。

・シャッドテールのようなスイムテール
・尾ヒレを模したフィッシュテール

異なる形状のテールを使い分けることで

多彩なアクションが可能になっているようです。


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ヒフミクリエイティングさんの方でテールのみ販売もされてます。


ワタシは稚鮎シーズンや流れが強いポイントでは

アクションが大人しいスイムテールを使っています


アクションはタイトなスラロームが出る印象がありまして

ルアーが暴れにくく、動きすぎないのが気に入ってます。


長い尾っぽで全身のバランス感覚を保っている

ネコ科動物みたいなイメージでしょうか


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コチラもテールのみ販売されてます。スペアや色違いの購入が可能です。


フィッシュテールはスタビライザーとしての働きが強くなり

スラロームではなく、S字要素が顔を出す感じがします。

スライドアクションがワイドになるイメージです。


ワタシは鮎の成魚をイミテートしたり

流れが緩やかでアクションを入れたい場合に

使用比率を上げてみたいなと考えているところです。


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角がないアクションが出るスイムテール。ノイズが少ないスムースさが◎。


ヒフミクリエイティングさんの過去ブログには

2種類のテールのカスタムについて書かれた内容があります。


更にアクションの幅が拡がりそうですけど

これは気が引けます 爆



スタンダードとラボスペック


fimoオリカラはスタンダード。

基本性能を突き詰めたモデル。


対して、web限定販売のラボスペックは

基本性能を犠牲に、一部性能を高めた特別モデルとのこと。


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一般流通しないラボスペック。スタンダードモデルとは異なるアプローチ。


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〈labo’spec コンセプト〉 一歩踏み込む それは…わずかな瞬間、限定された状況にのみ驚異的な圧倒的威力を発揮する特殊ブランド。 ラインナップするのは、hifumi creatingのモノづくりをベースに、さらにトライアル要素を込めたlimited item。 「特化」「特殊」「限定」 そんな状況を攻略する為… 時には大事な基本性能を犠牲にしてまで、ある特殊な性能だけを磨きあがたモデル もちろん、それは状況に合わなければ汎用性を欠いたアイテム。 言わば【諸刃の剣】 それでも、特定の状況を打破する為だけに、高めた〈一点突破力!〉 マニアックなアングラーの狙いすました、〈限られた一瞬〉 それを打破する力を秘めたアイテムを準備する(ヒフミクリエイティングHPより抜粋)


こうなるとラボスペックにも興味が湧いてきます。

しかし、スタンダードモデルを使わずして

ラボスペックの特殊性、強みは把握しづらいでしょうね。


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僅か3mmですが、スタンダードとは劇的に泳ぎの質が変わります。


ラボスペックは

テール側のジョイントヒートンが3mm延長。

クリアランスを設けたことで、可動域が拡大してます。


水流を受けやすくなり、スライドアクションは縮小しますが

直進性に特化した艶かしいスイムアクションが秀逸です。


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それぞれのモデルが持つ個性を生かせるように。日々勉強です。


まずはスタンダードモデルで

ルアーの感触やアクションの変化といったベースを知り

どういうシチュエーションで威力を発揮するか。

そこから掘り下げていくと面白そうですね。



アクション自在な芸達者


ブルージュ190はライトウエイトで

ロッドアクションにも機敏に反応してくれます。


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一般的なシーバスタックルでも扱える範疇。より身近に。


【F】【SS】どちらも40g台なのでタックルを選ばず

MHクラスのスピニングで十分扱えるビッグベイトなので

日頃のローテーションに組み込みやすいと思います。


加えて、フィネス的要素も持ち合わせる2ozアンダー。

他のビッグベイトと差別化できる点も良いですね。


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特別なタックルが必要ないので、ローテーションの一角に迎えやすい。


先発でも抑えでも。

主力でも禁じ手としても 笑

使いこなせば、確実に釣果に繋がりそうな。


 
アングラー次第でセッティングの幅もあり

色んなシチュエーションに使ってもらえそう。


そんな秘めた力を感じるルアーです



              フィールドモニター ザキミヤ



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