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山鱸探索巡り旅 〝聖地〟『文月の章』


不発の梅雨 灼熱に曝される文月


三連休を利用し南下。

今回は昼間の移動。
交通量は多く、おまけに晴天

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途中、地元で寄り道。到着に6時間を要してしまった。

エアコンの微妙な効きに萎えた。

やはり夜間移動が性に合っている。


今回は厳しい熱気の中

日中の釣りは危ういためナイトゲーム中心のプラン。

夕マズメ前の着を目指し鈍行。


兄弟子と合流後、日没に合わせてエントリー。

先月来た時以降も纏まった雨は降っていないそうで
川は減水したまま。痩せているように映った。

夏の川鱸は厳しい。

自身は毎年苦戦するイメージしかない。

特に今年は降雨量と降雨日数が少ない。

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ドシャローであっても、そこに地形変化があれば立派な着き場になり得る。

〝空梅雨だった〟

そんな状態が川を見て伝わってくる。

減水に伴うその他の影響が現れ始める頃でもあるからだ。


魚とのコンタクトを目指した時

着目したいのは「流れあるエリア」と「酸素量の多い場所」


魚にとって快適だろう環境と変化を探し出し

この2点ができるだけ揃うポイントに重点を置く。


川幅が絞れ、流れが走るエリア。

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川のカーブも狙い目。蛇行が多い河川は魚が溜まりやすい。

前後に瀬があり、ボトムにはスリット。

反転流といった複雑な流れが形成されやすいベントカーブ。

その界隈に魚が定着しやすいスポット。


それが理想的ではある。



miss take


夕まずめ開始早々。


瀬から払い出されたジャイアントドッグXが襲われた。

アップストリームだったこともあり

その時は魚のサイズ感がよく分からなかった。


流芯を抜け、足下に寄せたあたりで

急に暴れだす魚はなかなかのサイズ。

もう少しで岸に揚がろうかという間合いでエラ洗い一発。

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絵に描いた1本掛かり。魚が一枚上手(うわて)だった。

アップストリーム〝あるある〟

完全にしくじった。



日が暮れた頃合いで、反応が得られたポイントを

今度はダウンストリームから攻めることにした。


先月までは水量の関係で瀬渡りできず

このダウンストリームを試せずにいた。


これまでのアップストリームでは

ルアーを瀬に撃ち、押し戻されるかたちで瀬落ちへ。


この瞬間にバイトが集中していたのだが

手前に流芯が走っており直ぐにラインが持っていかれ

「リミット3秒の釣り」を余儀なくされていた。


これがダウンストリームであれば

流芯にラインを盗まれずバイトチャンスを稼げるのではないか。

そんな魂胆だった。


いざトライ。

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私の後を兄弟子がフォロー。何かしらの反応があると思われたのだが。

無数に存在する流れ込みを丁寧に。

起点から50m程、瀬落ちにチェックを入れていくも無。


このポイントの性質上、魚がいない筈がなく

行き、戻りと反応すら得られなかったところをみると

完全にアプローチミスを犯してしまったのだと悟った。


再びアップストリームから仕掛けるも時すでに遅し。

「あのタイミングだな」

日が陰る僅かな時合いを逃したのが痛手となった。


目星をつけていただけにノーフィッシュ。

一気に情勢が厳しくなったのは言うまでもなかったが

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当日の夜空にスターリンク衛星を見つけた。

自然相手、生き物相手。

捩じ伏せようなんて、烏滸がましい。


どうしようもないことは日常茶飯事なのだ。



潔くポイントを移動した。



劣勢を救ったシンキングペンシル


次に降り立ったのは明暗。

ここは宮崎に来る度にチェックは入れてきたポイント。

ただ、未だキャッチには至ってはいなかった。


全体は減水とはいえ、ここだけは相変わらずの急流。

他が変化に乏しいだけに望みはあるように感じた。

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力なく流れていた川が表情を変えるエリア。攻め手を削がれる急流の難しさ。

表層から刻もうとしてみたのだが

トップ、ミノー、スイミングペンシルはアウト。

これらのルアーたちを使うにはあまりにもハードストリーム。


辛うじてシンキングペンシル〝なら〟という状況下だった。


しかし

私のブログを読んで下さってる方ならお分かりだが

シンキングペンシルの引き出しは恐ろしく少ない。


BANQ82S.、スキッドスライダー95S。

今回はそこにスタッガリングスイマー125Sを追加してきた。

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この流域では数少ない明暗。魚が定着しやすい条件は揃っている。

この3つをローテーションしながらチェック。


スキッドスライダー、BANQと反応が無いまま

スタッガリングスイマーに繋げた。

先の2種類よりはスローピッチに探れている感覚。


境目、暗部奥とキャストごとにUの字到達点を変えていった。


10投程投じた頃だったか。


明るいエリアから暗部へのドリフト

丁度私の立ち位置から直ダウンに辺る境目に入った瞬間

水柱を上げてバイト。


イント全体が流芯であるため慎重に誘導。

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長らく眠っていたスタスイ。シンキングペンシルは武器になる。

小型ではあったが

星が並ぶ美しい身体のタイリクだった。
 

何とか一本に漕ぎ着け安堵。

ここを最後に初日を離脱した。 



メリハリ 南国の夏を遊ぶ


日中の鱸釣りはお預け。

スーパー銭湯で暇を持て余すつもりだったが

兄弟子が面白い場所に連れ出してくれた。


バスのフロッグゲーム。

ヒシモに覆われた水面。

そこをフロッグで探るというのだ。

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まるで野原。歩いて行けるんじゃないかと錯覚してしまうほどの緑。

あまりこの手の釣りは馴染みがなく

半信半疑だったが、日も良かったのだろう。


飽きない程度にカバー下から反応が帰ってきた。

ヒシモを割って聞こえてくる捕食音は心地良かった。

つい熱中してしまい、おかげ風呂もほぼ無意味。


二日目の山鱸は行く先々でビンタを食らい終了。

夏を感じた釣行だった。



                fimo フィールドモニター ザキミヤ

「山鱸」セッティング
ロッド : BOMBADA Pimenta55

リール : SHIMANO Scorpion1501

ライン : 山豊テグス レジンシェラー2.5号
リーダー : VARVAS ナイロンVEP30lb.

ルアー : スタッガリングスイマー125S、ジャイアントトッグXsw、BANQ82S、etc

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