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▼ 『スレる』どう考えますか?
以前。
「ザッキー、結構粘るよね」と。
1度入ったポイントから離れないという意味らしい。
たしかに意識せずとも自覚はしてまして
それは自身の蓄積体験がそうさせています。
スレの概念は人の産物
魚がスレる。
この言葉、半分悟り、半分否(いな)。
自身の思うところ。
今まで釣れ続けていた魚。
急にペースが落ち、アタリも消えた。
これは「スレた」と考えられるケース。
魚に対してどのようなアプローチをしたのかで
その意味合いが変わってくるような気もしている。
アングラー心理の「喰う/喰わない」
その線引きは人間の物差しだ。
釣りが上手い人ほど、ポイントの時合いを掴んでいる。
それは長年に渡る経験値と実績の蓄積。
ただ、そこに狙いを定めても百発百中とはいかないのが自然。
「おかしいな」はどうしても存在する。
【魚が居ない/魚は居る】
究極はここだが
誰も魚が居ないと思ってその場に立ってはいない。
鱸にも感情はあるだろう
朝昼晩、一生焼き肉が食えるか。
ラーメン好きがチャンポン好きかどうかは別の話。
昼にカレーライスを食し、夜にハヤシライスが出た時の気持ち。
パクチー嫌いにパクチーの押し売り。
同じ甘いでもチョコレートではない。
腹は空いても、食い気はどうか。
人間なら渋々食うか、もしくは別の選択肢を探すか。
どちらにしても、危機迫るものはたかが知れてる。
鱸にとって捕食は生死を分ける一大行動。
自然界の生物たちは弱肉強食との隣り合わせ。
自身の危機管理に常にアンテナを張ってあることだろう。
そんな彼らの捕食にまつわる
対象、量、時間、気分は関係無いと言えるのか。
目の前で執拗に踊り続けるルアーたち。
魚からすれば立派な〝飯テロ〟でしかない。
しかし、そもそも気づいていないのではないか?
そう感じる時がある。
アングラーは効率良く立ち回るため
数投し、移動を繰り返すことも多い。
できるだけフレッシュな魚との遭遇率を高めるには
間違いなくこの手法がセオリー。
ただ。
その手数に魚は気づいているのか。
魚はこのルアーを見たのか。感じたのか。
喰う/喰わないの選択に至っただろうか。
魚の感情にすら届いていない。もしそうだったらとしたら。
そこまでもスレに含めてしまうのが人間だ。
ハイエナの如し
ルアーを見せれば見せるほど
魚は学習し興味が違和感に変わる。
とても理解できる。
一方で何かを皮切りに突如、捕食衝動に駆られる魚がいる。
私はこの後者ではないかという経験が非常に多い。
散々投げ散らかしたスポットから次の一投で魚が湧く。
毎回面喰らうのだが、そのタイミングとはいかなるものか。
先に記した「なかなかポイントから動かない」こと。
このエリアならば、あのスポットに〝必ず居る〟と考えている。
短時間でアタリ、バイトが出ない=居ない。ではない。
それを「スレ」に直結させてしまうのは人の強引な思考。
『喉元過ぎれば』『帰るまで待て』
魚もまた経験を重ねる。
狡猾と呼ばれる魚であれば有り得る話だ。
私はバイトが出るまで止めない。
立ち位置の変更。レンジの上げ下げ。
トレースコースの変化。アップ、ダウンでの試み。
プラグローテーション。カラーチェンジ。
日中なら日の角度。月夜であれば月の位置。
タイドエリアなら干満潮位。
それぞれをミックスさせながらそのスポットを詰めていく。
逆手に同じプラグを数時間投げ倒すこともある。
執着は陰湿でしつこさを伴う。
当てるまで 当たるまで
場数を重ねるか、手数を重ねるか
その意味は大きく違う。
ハングリーなベクトルはどこを指すのだろう。
判断はそのアングラーが握る特権である。

誰もが行う『終わらずの最後の一投』
それこそが〝ハイエナ〟の片鱗。
人の言う「スレ」は、都合の良い解釈との戦いに他ない。
それでも遠ければ、悟るだけである。
- 2023年6月8日
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