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『スレる』どう考えますか?


以前。

「ザッキー、結構粘るよね」と。

1度入ったポイントから離れないという意味らしい。


たしかに意識せずとも自覚はしてまして 

それは自身の蓄積体験がそうさせています。



スレの概念は人の産物


魚がスレる。

この言葉、半分悟り、半分否(いな)。

自身の思うところ。


今まで釣れ続けていた魚。

急にペースが落ち、アタリも消えた。

これは「スレた」と考えられるケース。


魚に対してどのようなアプローチをしたのかで

その意味合いが変わってくるような気もしている。


アングラー心理の「喰う/喰わない」 

その線引きは人間の物差しだ。

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私は時合をあまり把握していない部類の人間。

釣りが上手い人ほど、ポイントの時合いを掴んでいる。

それは長年に渡る経験値と実績の蓄積。

ただ、そこに狙いを定めても百発百中とはいかないのが自然。

「おかしいな」はどうしても存在する。


【魚が居ない/魚は居る】

究極はここだが

誰も魚が居ないと思ってその場に立ってはいない。



鱸にも感情はあるだろう


朝昼晩、一生焼き肉が食えるか。

ラーメン好きがチャンポン好きかどうかは別の話。

昼にカレーライスを食し、夜にハヤシライスが出た時の気持ち。

パクチー嫌いにパクチーの押し売り。

同じ甘いでもチョコレートではない。


腹は空いても、食い気はどうか。


人間なら渋々食うか、もしくは別の選択肢を探すか。

どちらにしても、危機迫るものはたかが知れてる。

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ルアーを何十回変えただろう。この魚が出てくるまでに時間を要した。

鱸にとって捕食は生死を分ける一大行動。

自然界の生物たちは弱肉強食との隣り合わせ。

自身の危機管理に常にアンテナを張ってあることだろう。


そんな彼らの捕食にまつわる

対象、量、時間、気分は関係無いと言えるのか。


目の前で執拗に踊り続けるルアーたち。

魚からすれば立派な〝飯テロ〟でしかない。


しかし、そもそも気づいていないのではないか?

そう感じる時がある。


アングラーは効率良く立ち回るため

数投し、移動を繰り返すことも多い。

できるだけフレッシュな魚との遭遇率を高めるには

間違いなくこの手法がセオリー。


ただ。

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ルアーの視認性。まずは見つけられることからはじまる。

その手数に魚は気づいているのか。 

魚はこのルアーを見たのか。感じたのか。

喰う/喰わないの選択に至っただろうか。


魚の感情にすら届いていない。もしそうだったらとしたら。

そこまでもスレに含めてしまうのが人間だ。



ハイエナの如し


ルアーを見せれば見せるほど

魚は学習し興味が違和感に変わる。

とても理解できる。


一方で何かを皮切りに突如、捕食衝動に駆られる魚がいる。

私はこの後者ではないかという経験が非常に多い。


散々投げ散らかしたスポットから次の一投で魚が湧く。

毎回面喰らうのだが、そのタイミングとはいかなるものか。

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無の表層からレンジを下げ、ドリフト攻めの末に。

先に記した「なかなかポイントから動かない」こと。

このエリアならば、あのスポットに〝必ず居る〟と考えている。


短時間でアタリ、バイトが出ない=居ない。ではない。

それを「スレ」に直結させてしまうのは人の強引な思考。


『喉元過ぎれば』『帰るまで待て』

魚もまた経験を重ねる。

狡猾と呼ばれる魚であれば有り得る話だ。


私はバイトが出るまで止めない。

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流石に諦めようとした頃にソフトなアタリ。

立ち位置の変更。レンジの上げ下げ。

トレースコースの変化。アップ、ダウンでの試み。

プラグローテーション。カラーチェンジ。


日中なら日の角度。月夜であれば月の位置。

タイドエリアなら干満潮位。


それぞれをミックスさせながらそのスポットを詰めていく。

逆手に同じプラグを数時間投げ倒すこともある。


執着は陰湿でしつこさを伴う。



当てるまで 当たるまで


場数を重ねるか、手数を重ねるか

その意味は大きく違う。


ハングリーなベクトルはどこを指すのだろう。

判断はそのアングラーが握る特権である。


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敗北からの学びもある。


誰もが行う『終わらずの最後の一投』

それこそが〝ハイエナ〟の片鱗。

人の言う「スレ」は、都合の良い解釈との戦いに他ない。

それでも遠ければ、悟るだけである。


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