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魚の性転換について



こんばんは!ナオです!

最近の釣行のログは、また気が向いたら書くとして今日は魚の性転換について。

60cm以上のシーバスはみんなメス!

落ち鮎パターンで釣れるシーバスはメスだけ!

なんていう事はシーバスアングラーなら聞いたことはある人は多いのではないのでしょうか?


では、何で性転換するの?


と言われてちゃんと答えられる人はどれくらいいるでしょうか?


そんな所について、書いてみたいと思います^ - ^






オスからメスに性転換





はじめに、スズキに代表されるようなオスからメスに性転換するパターンの魚について解説します。


全ての生き物は、「種の保存」の為に生きています。
では、「種の保存」を行う上でもっとも大切なことは何か。それは沢山子孫を残すと言うことです。


そしてその子孫を残す上で、必要なのが、精子と卵ですね。


しかし精子と卵の根本的な違いがあります。

精子に入っているのは、遺伝情報(DNA)ですが卵には遺伝情報の他に子供の元となる様々な物質が入ってます。

つまり、精子はどんなに少量しか持ってなくてもDNAは極小さいですから、子孫を残す上では十分です。

しかし卵は違います。
卵は遺伝情報だけでなく子供そのものになるものなので、沢山持っていれば持っているほど子供を沢山作ることができます。

つまり、子孫を沢山残す上では

オスはどうでもいいけど、メスは大きいほうが有利

な訳ですね。



このような考えから

まだ若く体が小さいうちはオスで、成長して体が大きくなり卵を沢山持てるようになったらメスになる

というような一番効率のよい選択をして進化した種がスズキなどに代表されるオスからメスに性転換する種類の魚になります。







メスからオスに進化するパターン






今度は逆パターンのメスからオスのパターンです。
さっき説明したように、オスからメスのパターンは大量の子孫を残すことが出来るので、爆発的に数を増やすことが出来ますが、種内での淘汰が行われにくい為、遺伝的に弱い個体まで子孫を残せてしまい、環境の変化や新たな外敵の出現などの変化が起こると一気に全滅してしまいやすいというリスクを持っています。


このリスクを減らしたのが、メスからオスのパターンの魚です。



このパターンの魚は、体の大きい強いオスの個体、つまり、遺伝的に優秀な個体がメスを独占します。




しかし、だからといって、繁殖に参加出来なかった弱いオスの個体は生まれてからそのまま野垂れ死んでしまっては繁殖効率は悪いですね。



それを防ぐ為に、まずは最初はメスとして繁殖行動に参加するのです。



そうする遺伝的に優秀な体の大きなオスと、その他のメスで繁殖するわけですから、確実にその子孫の遺伝子の半分は優秀な遺伝子となる訳です。




ちなみに今日、現存する魚類では圧倒的に、こっちのメスからオスのパターンで子孫を残す種類のほうが多いです。


魚は人間よりもずっと前に生まれて本当に長い時間をかけて絶滅と進化を繰り返してきました。


その中で現在生きているこの二つの繁殖パターンの種の数を見ると、沢山の子供を残すよりも、メスの体が小さいからあまり沢山子孫は残れないけど、その分優秀な遺伝子を持った子孫を残す戦略をとったほうが有利であると、長い進化の歴史が証明してくれているわけですね。



こうゆう生物の話って面白いと思いませんか?



僕は本当に面白いと思います!
是非、皆さんも、仲のいい釣り友達なんかにこの話をしてみて下さい!


しかし、注意して下さい。
いくら自分の中で楽しい話でも……



合コンでしてはいけません。


女の子は魚の生き残るための繁殖戦略になんて興味はありません。

これも僕の歴史が証明しています。爆









最後に小話…




最後にちょっとした小話を…

これは合コンで使えるかもしれませんね。いや……無理か。笑





ファインディングニモは皆さんも知っているでしょう。
母親が、食べられてしまい残った子供を父親が探して世界を旅する感動のお話です。


けどこの主人公であるカクレクマノミ。
実は…オスからメスに性転換するパターンの魚です。
それも、群れの中で一番大きな個体がメスに性転換します




すると、どうゆうことが起こるでしょうか?



まず、母親が死んでしまった瞬間に、、




ニモのお父さんはメスに性転換します





それだけでもかなり夢がないですが……




最終的にニモを見つけだしたお父さんは(もうメスだけど)




ニモと繁殖します





カクレクマノミは一番大きな個体がメスになって次に大きな個体と交尾するんです。






……………………。







ではでは〜笑





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