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村岡昌憲
東京都
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▼ 海を旅する蛇の夢
- ジャンル:日記/一般
- (area-釣行記-)
前向きに生きているとカレンダーがついつい先走りする。

考えてみればまだ11月なのに、来年のことばかり考えている。
それはいいことなのか、ダメなことなのか。
目の前のことがおろそかになっていないか。
大切な物を見失っていないか。
本当にやりたい事をやっているのか。
そんなことを考えて、またカレンダーをめくる。(゜_゜)
Narageのカラーは14色にもなった。
スローバイブレーションということでチヌカラーもふんだんに盛り込んだ。
俺はチヌをルアーで釣ったことはたくさんあるけれど、狙って釣ったことがあまりない。
幸い、BlueBlueにはチヌが得意なテスターが何人か居るので彼らの豊富な経験を元にカラーを考えていく。
一つ目は飴色のクリアボディに強烈なグロータイガーをまとったカラー。



他にも色々と考えて、色々と意見が集まって、

最終的には上のレッドヘッドのタイガーカラーに決定。
ケイムラカラーが強烈に効くことを祈りたい。
一方、開発大詰めのSNECON130SとBlooowin!80S。

Blooowin!80Sはほぼ完成。
テスターによる全国最終テストを待つ段階。
SNECON130Sはもう2年以上開発をやっているにも関わらず、納得いくところまでいっていなかった。
しかし、BlueBlueが2014年に発売したルアーはTracyの25gと15gしか無く、それってどうなのと。(そもそも経営的に厳しいよね)
決してBlueBlueに開発力がないわけではない。
普通のルアーでいいのであれば、年間10アイテムくらいは作れるだろう。
BlueBlueが目指しているところはもっともっと高いところにある。
日本を代表する世界で通用するルアーメーカーになる。
そのために世界で戦えるルアーを作る。
海外の市場では、使い方を解説することもできない。
圧倒的に釣れる。
それだけが海外で戦える答えだと思っている。
そのつもりでやっている。
そう、やっていたのだけど、SNECONコンセプトの限界を感じて、10月に全国最終テストを行った。
アクションは最高にいいのだけど、飛距離がイマイチ出ないのである。45m程度しか飛ばない。ジョイントルアーよりは飛ぶけど、普通のシンペンより飛ばない。
それでもいいのか、それでフィールドで通じるかというテストだった。
テスターから続々と集まった厳しい意見を考えた結果、もう一度開発を再開することに。
が、煮詰まっていたものを一度出したのが良かったのか、突如ひらめいたアイディアが一気に飛距離の壁を切り開いた。(投げないでも飛ぶかどうかなんてわかる)
さっそく削りだしたサンプルを持ってフィールドへ向かう。
最初の半信半疑のキャスト、数投ごとにキャストの力感を込めて投げていく。
80%の力感キャストで課題の50mを超えた。
フルキャストで60m以上。
やっとできた。
干潟で吠えた。
嬉しくて、涙が出た。
もちろんアクションも崩れていないはずである。
流れの中に着水させて漂わせる。
SNECON130Sのアクションと、ジョイント系S字ルアーのアクション、どっちが強いか、どっちがどのような状況で有利か、それはまだわからない。
が、とにかく凄まじいバイトの量。
SNECON130SはS字アクションではなくS字軌道である。
アクションはウォブリングゼロのローリングアクション。
軌道の幅が50cmほどのワイドなS字軌道なのだ。
流れの中で使うと、このS字が少し変わる。何十回もU字ターンをしながら大きなU字を描く。
流れの中で次々と描かれるSNECON130SのU字は、過去のあまり経験したことがないタイミングでのバイトを次々と引き出してくる。
アワせる技術が求められるほどだ。(俺でもバイト数の半分はフッキングできていない。それはテスターからも同じインプレが来ている。)
魚のサイズは60〜70cmでコンディション抜群。

魚を釣る楽しさと夢を作る楽しさ。

SNECON130S
誰が何といおうと、こいつは蛇である。
動かしたらわかる。
そして、なぜComplexなのかも。
流れを横切らせる時に最大の真価を発揮する。

これでもかこれでもかと襲いかかるバイト。

針がまったくダメになって、バイトが掛からなくなり、ヒットがランディングできなくなり、、、

それでも構わない。たまに獲れればいい。
次の日は違う場所へ。
流れのほとんどない澄んだシャローエリア。
魚がいるのかいないのか。
SNECON130Sがすぐに答えを出してくれる。


ニーサンとのローテーションもはまっていた。
家に帰り、最期の手直しを行った。
ほんの0.1mm、一部を削った。
その0.1mmでSNECON130Sは99%の完成になる。
4月か5月に発売になりそうかな。
- 2014年11月15日
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