【東京シーバスネット－村岡昌憲】タイ遠征記２０１３　その３

釣具屋横のカフェは今日も美人がたくさんいて、誰も速く出発しようと言わないし、カフェラテ２杯目頼んじゃうし、で。

今日はどこに行くのかと思っていたら、なんと釣り堀。

バラムンディの釣り堀という事で、本当はネイティブがやりたかったんだけど、まあ少しやってみるかという感じ。

バホバホだよ、と聞いていたのだけど、まったく釣れない。

BlueBlueで開発中のシンペン（仮称＝スキッド）のＳ字アクションにゴンと１本。

カメラマンの永野が休憩中にBlooowin!140Sで１本。

あとはタッツーン・ツレネーシもタイ人も２時間近くノーバイト。

魚はいるのだけど、厳しいなぁと。

池を一周して、ようやく久々にBlooowin!80Sのダーティングで１本取ったところで一回休憩。

他のメンバーも休憩を取りに集まってきた。

昼飯にしようという話なのだが、いっこうに昼飯が出てくる様子が無いので、タックルボックスから現在BlueBlueで開発している仮称＝ニンジャリというルアーを出してみる。

1投目、いきなり引ったくるようにヒット！

それを見たブーツや他のメンバー、そしてツレネーシまでもが５本しか無いプロトを勝手に奪い取っていく。（笑）

しかも、そこから怒濤のヒットヒットヒット。８連発くらいしていた。

みんなが魚を掛けて終了、というか強制的に回収。

でも、アクション一つでこんなにも結果が違うのか。

とてもビックリした。

来年発売を目指して鋭意開発中。

勝手に持っていったルアーで、このどや顔ですから。

やがて運ばれてきた昼飯。

優しい味のチャーハンみたいな感じ。

午後は石積み堤防へ。

１時間がっつりと探るが、ダツ以外のバイトが取れない。

桟橋でもネチネチとやってみるが、ダメ。

その後は川へ。

ネイティブバラを狙うが反応無し。

魚は思っているよりははるかに少ない。

タイでは管理釣り場が人気だが、ある程度は納得の結果だった。

そして釣りは終了。

夜は街へ繰り出した。

まずはマッサージ。

指圧が痛すぎるくらいだが、気持ちいい。

その後は市場で各自好きな食べ物を調達。

腹減ってる俺は、ビールと唐揚げ片手に徘徊。

その後はホテル近くの屋台？

みんなでわいわいと食べて飲んで。

ツレネーシはなぜかこの後突然ミツバチに襲われ、背中を刺される（笑）

そして毎度の釣具屋前での最後の飲み。

Rayonのメンバーとは今日でお別れ。

なんとなくしんみりとした空気。

人間は１人で生まれ、１人で死んでいく。

仲間だなんだと言いつつも、究極の孤独はいつも誰の胸にもある。

その長い人生の中で、ほんの数日でも、目的を一緒にして旅をする。

今、俺たちはここにいて、この人と一緒にいて、やってみたいことがある。

そう思った瞬間から見えてくる世界がある。

どこに行くか、ではない。

誰と行くか、誰に会うか。

旅とは、場所では無く、人なんだ。

その４へ続く。