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村岡昌憲

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タイ遠征記2013 その4

  • ジャンル:日記/一般

タイ遠征記2013 その5


その1はこちらからどうぞ




前の夜、寝る前にメールをチェックすると、1人の社員からメールが入っていた。

内容は、この9月末で締まる期の目標に達しない事へのお詫びと、今後への展望だった。

この社員には上司がいる。

メールには、

その上司も一生懸命やっているから、全力で支えていきたい。

だけど、自分には違う考えもあるので、それで結果につなげていきたいと結んであった。






上下との信頼関係は厚く、だけど依存せず、自分でも考える力。

そしてその決意を組織の壁を超えて発信する意識。

こういう人間は必ず大きくなる。

そういう社員がいることに本当に嬉しくなった。

海外で疲れ切っていた精神に、ふと充足感が染み渡り、安らかに眠りについた。











起きたのは夜明けだった。

やや寝坊して(あのメールのせいだ)慌てて準備をする。


今日はタイ東部のリゾートアイランド、クッド島への移動する予定の日。


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しかし、どうしてもネイティブのバラムンディを釣りたい。

そこで、前の日にバラムンディを見かけた河口エリアを朝マヅメの一瞬だけチャレンジ。

バラクーダも意識しつつ、一生懸命にやったが反応は得られなかった。

魚の姿を見ることも無かった。






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ホテルに戻り、チェックアウトして移動開始。

最初は市場に寄って買い物してのんびりとしていたが、

ヤン社長の奥さんがキレ気味の話を聞く限りでは、

島に渡るフェリーの時間に、こんなことでは間に合わない派と間に合うと思っている派に分かれているようだった。

ヤン社長が間に合う派だったので、終始のんびりしていたのだが、午前10時を過ぎる頃から、そのヤン社長自身がとんでもなく飛ばすようになってくる。


タイの田舎の一般道は信号が無いので常に交差点では車やバイク、自転車に人が行き交い、時には牛なんかも横断している。


そこを時速140kmで縫うように走る。




ツレネーシの言葉を借りれば、

「起きないで寝ていれば良かった。」

という位、ハリウッド映画さながらの、ハラハラするドライブ。








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200kmの距離を2時間で走り、フェリーの受付締切直前に間に合った。



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心を撫で下ろす間もなく、小型のフェリーに荷物を積み込んで出発。

船の航程は1時間30分。

3列シートに寝っ転がっていた僕は、前夜のメールに返事を書いた。

「上司が100%のオレンジジュースなら、君は90%のそれになりなさい。」


俺の話はわかりづらくて人に伝わりにくい、と他人や部下によく言われるが、文章だともっと伝わりにくい。

なんとかならんもんか。









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島に着いて道具の準備。

今まで大きな結果を残せていないので、明日が今回の旅の正念場となる。

その準備を済ませてから、ポイントの調査へ向かう。

ホテルはかなり大きな入り江の最奥部にある。

入り江の先端まではかなり遠いので、まずはホテル前の磯場からチェック。

しばらくは岸際でBlooowin!80S(プロト)を中心に色々と投げてみるが反応が無い。

シーライドに変えて、扇状にボトムを探りながら地形を把握。

全体的に浅く、流れもまったく無い。


















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「たつ、前に出るぞ!」

と言って、海パンで入水。

※流されているわけではありません。









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「村岡さん、足つかないッス。マグシールドで良かったっス。」

※溺れているわけではありません。











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それでも何にも反応が無いので、途方に暮れていると沖からブーツとニックがカヤックに乗ってやってきた。

入り江の入り口の方では2回ほどヒットしたそうだ。













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ということで、強奪。

「おい、永野、これは君の人生と同じだ。もっと速く漕げ!」








入り江の入り口部分の岬に着いて、下を覗き込むととんでもない透明度。

水深20mでも底が見えるような感じ。

ということで、魚探が無くてもポイントが探しやすい。

青白い砂地と黒色の岩場の境目でカヤックを止めて流す。


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シーライドでボトムを取ってスロージギングのように誘い上げをやっていると、ポツポツとアオスジハタがヒットしてくる。

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しかし、楽しむ間もなくあっという間に日没で薄暮の時間。

魚がいることを確認できたので、明日の撮影には確信を得たのが収穫だった。







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美しく、静かな薄暮であった。

他の沖に出ていたメンバーもポツポツと釣っていた模様。

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穏やかな風と、静かな波。

明日の天気もこんなんだといいな。






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部屋はコテージ。

部屋の真ん中にダブルベッドが置いてあり、上から蚊帳を兼ねたレースが吊り下げられてムードな雰囲気を出している。


隣のコテージでは、2人部屋となった永野とたつろーが、その1つしかないダブルベッドを巡って罵り合う声が聞こえる。

部屋を見渡すと、ベッド以外にはソファなど無く、硬いフローリングがあるだけだった。














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夕食の時間。

タイの雑誌社の取材メンバーも合流し、大勢での食事。

TRY社のヤン社長とツレネーシ。

なぜか似ている外観に親子説が出たのは言うまでもない。



ツレネーシは辛い食事の連続に、かなり体力的にも消耗している感じだった。






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こちらはタイの元祖釣りアイドルとして有名なスワンナさん。

facebookページ








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食事後は、日本人の若手とタイの若手同士で盛り上がる。




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視線の先には他の女性グループ。

(ちょっとビックリするくらいの美人5人組だった)







永野 「いいなぁ、あんなかわいい子と友達になりたい。」

俺 「わからんか。リゾラバだ。リゾラバ。いつだって男の味方になるのは開放感だ。」

永野「むむむ、確かに。となると、今夜は頑張ります。」

たつ 「ああ、眠い。俺、先に寝てます。」

永野「俺は床で寝ますから、どうぞベッド使ってください。」

たつ「おお。ありがとう。」

俺 「ああいう固い木の床はムカデが出るんだよなぁ。ムカデ、暖かいのが好きだから首元に潜り込んでくるんだ。」




たつろーはすでに、かなり遠くまで歩いていて、永野が叫んだ。




永野

「たつろーさーん!

俺、一緒に寝たいです~!」




日本語が解る人がいたら、かなり凍り付く瞬間だった。















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たつろーやその他が部屋に戻り、男女同じ人数のグループになったところで、タイ屈指の釣り人、ブーツが動き出す。


あっという間に、一緒に飲むことに。






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永野「これはね-、ツレネーシさんが溺れているところなんだよー。」

みたいな会話をしているかどうかわからんが、すっかり意気投合したようだった。






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ということで、記念写真をパチリと撮ってあげる。


そろそろ俺も眠くなったので、部屋に戻ると立ち上がると、女の子達も部屋に戻ることになった。










永野が名残惜しそうにしていたので、

「自分の部屋に戻り、野獣と一緒に寝るか、チャレンジをして美女と一緒に寝るか。

人生は常に2つに1つ。

そして平凡な人間は選ばなかった方を後悔しながら生きていく。

君はどっちの人間だ?」




そう、告げて部屋に戻る。














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歯磨きをしていたら、美女の部屋の前でウロウロする永野を発見。


青春や恋は常に愚かで盲目的なものだ。

だけど、その経験を積めば積むほど人間の魅力は増す。

だから、たくさんの失敗をしても構わない。

だが、俺みたいな有名ブロガーに見られてはいかん。(笑)



















次の日の朝、隣のコテージから騒がしい声が聞こえる。


いびきの音で眠れなかったと2人が罵り合っている様子で、俺は昨晩の恋の結果を知った。









その5へ続く。


 

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