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村岡昌憲
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▼ 秋田雄物川リバーシーバス遠征釣行その2
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- (area-釣行記-)
秋田雄物川リバーシーバス遠征釣行
その1はこちらから。
その2
3日目。
川の濁りも幾分か取れてきた。
水位も平水より60cmほど高いところで横ばい気味に。
ベイトもシーバスも付き場が安定するタイミング。
3日目は今日のうちに東京まで戻るので、午前中いっぱいが釣りができる時間。
ということで夜明けと同時に活動開始。
昨日のうちにルートを見つけていた川の地形変化などを下流側からランガンして、上流域からそのまま帰ろうという計画にした。
ポイントはまだ水位が高いので通常とは違う感じなんだとは思うけど、なにせ今回が初めてなので瀬の位置や淵の形や深さがまったく不明。
ただ、増水気味で流れがはっきりと出ていたので、その流れを見ればボトムの地形がどうなっているかがはっきりと解ったのは本当に有り難いこと。

なぜ、水面が鏡のようになるのか。
なぜザワザワするのか。
そういった場所に投げれば釣れる、というのではなく、どうしてそうなるのかをしっかりと理解すると、魚の居場所はピンポイントで脳内にイメージできるようになる。
いつも書くように、釣りはイメージの遊び。
そのイメージが鮮明であればあるほど、それが具現化したときの楽しさは大きくなるのだから。
リバーシーバス自体がほぼ初めてに近いぶんちゃんにはちょいと厳しかったようだ。

まずは自分の投げたルアーがどこにあるのか。
濁っていたとしてもそれが描けるくらいは投げ込まないと、まあ釣れてもたまたま釣れた1本になっちゃうからね。
今回、数時間みっちりと投げ込んで良い経験したと思う。
今回のリバーシーバスのポイントの大部分は自分で見つけ出した。
案内しますよって言ってくれた人もいたんだけど、今回は自分自身で開拓したかったのだ。
その方が魚が釣れたときの喜びも大きいし。
自分もまだまだリバーシーバスは勉強途中。
釣果だけが欲しいわけではなく、こういう場所はどうなんだろう?という視点であちこちでロッドを振ってみたい段階。
入りたかった場所の大半は人が入った形跡が無い場所だった。
杉原リーダーが鎌を持ってたくさん草刈りしてくれた。

開拓というより、ロッドを振るスペースを作るとなると開墾。

3箇所目だったかな。

こんな感じの瀬に入った。
川のアウトサイドになる対岸の流れは早いけど、内側から伸びる瀬によって曲げられた流れがぶつかってヨレを形成している。
そのヨレの帯が結構長い距離になっているのだけど、そこと流心のサイドチェンジするライン。
流心のカケアガリに斜めから流れが走っている状況。
もらったと思った。
雄物川の状況はわからないけど、過去の経験上、かなりの率で魚が出る場所。
投げたのはSNECON130S。
SNECON130Sはリバーシーバスであれば、操作はほとんど必要ない。
アップでも巻いてくればS字を書きながら下りてくる。(こういうルアーはなかなか無い)
ダウンクロスに投げた場合は、そりゃもう魅力的なS字を書きながら魚を誘ってくる。
レンジはほとんど潜らない。
むしろ、流れが速いと水面に出てきてしまうので、水面に出ないように意識を使う必要があるくらい。
ほとんど巻かないで流せるのである。
これは川の透明度が高くて、ボトムにいるスズキに水面直下のSNECON130Sが見えているときが最強だと個人的には思っている。
今日くらい濁っていると、レンジを落としてブルブルと波動を出すルアーの方が出る時も多いので、SNECON130Sが最強という訳では無いと。
とはいえ、SNECON130Sを開発していたときから、頭の中にいつも秋田の米代川や鹿児島の肝属川の流れがあって、今回の雄物でも思う存分にSNECON130Sを流したかったのである。
答えはすぐに出た。
流れに対し、ややダウン気味に投げて、SNECON130SがS字を描き始めたのを確認してから、ほとんど巻かずに流し込んでいく。
強い流れの走りに乗ったところでは、水面に出てしまわないよう、ロッドを寝せて流れに馴染ませる。
夜の釣りより遅いくらいのイメージ。
そのSNECON130Sがブレイクに差し掛かった瞬間に、
ドフン!
とティップを押さえ込まれる衝撃。
反射的にアワセを入れて、ハイローラーをフルベンドさせて魚の重みを受け止める。
でかいサイズを期待したが、我慢しきれずに飛び出したエラ洗いの音はいいところ70cm。
まあ、それでも雄物川の最初の一匹。
慎重に慎重にファイトしてランディング。


計測せずにリリースしたが、70cmもなく60cm台だったと思う。
綺麗で太い魚体。
スズキの美しさは川の美しさを反映する。
多くの人が雄物川に魅了されるのがよくわかった1本だった。
その後は、太陽が出てきてカンカン照りの中をランガン。

スネコンの夏。2015。
ここのポイントは不発。間違いないと思ったヨレだったが。
次のポイント。ここも苦労して川辺に降りた。

シャローが広がっていて、そのシャローにところどころ泥岩が点在している感じ。

そのヨレが魚を呼ぶかなと思ったけど、ここは不発。
この一帯ではベイトを見なかった。
雄物川のベイトはアユかイナッコか他に何かあるのだろうか。
アユはいなさそうだったし、イナッコも河口の方で見たっきりで1匹跳ねるのすら見なかったので、少し上流に移動することにした。
次のポイントは時間的にも最後の場所。
前々日のfimoオフ会で参加した人が、ここんとこ調子が良かったと話して教えてくれた場所。
右側のシャローは完全に水没しているのだけど、ボトムが泥っ気が無くて普段から流れが走っている場所とすぐにわかるところ。
草から5mくらいのところはもう立っているのがやっと位の流れがかっとんでいる。

最初は流心に投げていたんだけど、たぶんSNECON130Sには出てこない感じ。
上に書いたとおり、ミノーでレンジを入れて魚を出した方が良いブレイクラインの形状。
このあと、ぶんちゃんがこの位置でメガバスのX-80SWにて1本ヒットさせたことからもそうだったのだろうと。
で、SNECON130Sで獲りたい俺は、目を付けたのは草際。
草際で水深40cm。
ところどころ、数m先のヨレが草に近づいて接している。
これはその上流側に馬の背があるってこと。
高低差30cmほどでも魚は着く。
SNECON130Sをドアップで放り込み、流れにのせてS字を描かせながら下流に泳がせていく。
50mほど進んだところで、ガツンとバイト。
やっぱりいた!
気持ちいいファイトをこなして、ランディング。


60cmくらい。
美しい魚だった。
この後、とんでもない土砂降りが始まり、ウェーダーの中までぐっちょぐちょに濡れてしまうほど。
時間も時間なので東京に向かって出発した。
初めて訪れた雄物川。
昔から名前は良く聞いていたけど、縁が無かっただけに嬉しく楽しい釣行となった。
で、あまりにも楽しかったのでもう一度行くことにした。
ということで、オフ会も楽しかったからもう一度やることにした。
fimo秋田オフ会@2度目
また、遊んでください。
ロッド
風神AD ハイローラー104ML
リール
イグジスト3012H
ライン
シーバスPEパワーゲーム1.2号
リーダー40ポンド 1ヒロ
- 2015年8月6日
- コメント(7)
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登録ライター
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