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村岡昌憲
東京都
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▼ タバコ
- ジャンル:日記/一般
僕の友人が死んで今年でちょうど10年になる。
暴走飲酒運転の車と事故ってそのまま死んでしまった。
あの時に覚えた体中が沸騰するような怒りややるせなさは今でもよく覚えている。
22時に会社をあがって外に出ると、夜風が気持ちいい。
今夜は予定も原稿もないので2年ぶりに事故現場に行ってみた。
僕らがいつもだべっていたとこにある自動販売機でタバコとコーヒーを買ってすぐ側の交差点へ歩いていく。
事故現場の路肩には僕が買ったタバコと同じマルボロのタバコが2箱とライターがひとつ。
あの時、あんなに熱かった僕ら。
一つの目標に向かってみんながむしゃらに一所懸命だった。
一人、また一人と、働くと同時に遠のいていったっけ。
今はみんなが何をしているのかも分からない。
生きているのかどうかも分からない。
でも僕は元気だし、こうして頑張って生きている。
僕はタバコの封を開けて路肩の上に置いた。
コーヒーは蓋を開けて置こうかと思ったけど、全部飲んでしまった。
この方が僕っぽい。(笑)
座り込んでしばし思い出に浸る。
もし、僕が死んで。
10年もの月日が流れても弔いに来てくれる人がいるのだろうか。
誰が置いたのか分からない。でも仲間の誰かには違いない。
バラバラの仲間はこの場所で未だにつながってる。
人の死に意味を問う行為は生きている者の優越感だ。
死は何もかもを奪う。死んでしまえば人間はただの有機物だ。
人の死に意味も何もない。生命体としての死。それだけだ。
17歳の頃はそんなことばかり考えていた。人の死になんやかんやと意味を付けて美化しようとする気持ちに激しい嫌悪感を抱いていた。
けどさ、こんな歳になって仲間の死に意味ってもんがあったのかもって思った。
今、僕がここにいること。
そしてより一層、もっと頑張ろうと思ったこと。
- 2001年8月17日
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