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村岡昌憲
東京都
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▼ 違うのよ
- ジャンル:日記/一般
僕は僕で村越さんは村越さんなんだ。
村越さんはこの仕事を天職としている。もう数年前になるだろうか、ダイワの広告を見て、村越さんの記事を信じて、そんなにすごいものなのかと、インターラインのルアーロッドを2本買った。合わせて8万円。それが全然使い物にならないって気づくのにずいぶんと時間がかかった。2年でダイワがインターラインを止めた事が全て真実だろう。
でも、この一件で僕は自分が釣りプロになって、もうちょっとマシな事を雑誌や新聞に書いてやろうって思ったのだ。まあ授業料みたいなもんかとこの時は思った。
で、やってみて大変さが身に染みた。出る杭を打とうとする力はまあそれはそれはすごいものだった。まさにクレイジークライマーの上から落ちてくる植木鉢と同じぐらいえげつない誹謗中傷・妨害を何度も受けた。
同時にその中でトップを張り続ける村越さんに心底驚嘆というか感動に近いものを感じた。やっぱり彼は超一流なんだ。釣りが好きとかそういう次元じゃない、釣りそのものが人生でないとやっていけないのだ。覚悟。その重さが圧倒的に違ったのだ。
一方の僕はサラリーマン。釣りのプロも面白いしやりがいがあるんだけど、どっちを取るかと聞かれれば僕は今の本業を取る。
だからだろうか。最近は引け目ばかりを感じるようになった。僕がメディアに出れば出るほど、他の誰かが出る枠が無くなる。狭い経験の憶測に縛られた攻略法やガセネタばかり書いているライターに僕が少なからず努力して勝ち取ってきた枠を譲るなんて気持ちはサラサラ無いけど、村越さんの後を継いで、この業界を引っ張っていこう、って気概のある若者がいれば僕はぜひ応援したいと思っている。
健全な業界を維持し、健全な愛好者を育てるにはいつだってカリスマが必要なのだ。
でも、そんなカリスマがいるか。僕から見て今の業界に村越さんクラスのカリスマは存在しない。経験は積めばいくらでも積めるけど、釣りが好き、楽しいって気持ちを伝えられる能力は知識や経験じゃ培えない。こればかりは才能なのだ。
番組見てても、魚を手にした村越さんの笑顔を見ると、なんかこっちも安心したっつーか、笑顔になっちゃうでしょ。そんな笑顔を持った若者を僕は期待して待ってる。
なんか木っ端プロのくせに偉そうな話で申し訳ないけど、僕はそんな想いで淡々とライターの仕事をこなしている。
- 2001年8月8日
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