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村岡昌憲

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家族で温泉旅行

家を出る前の日、嫁さんに顔が険しいと言われた。

自覚はしてなかったんだけど、当然、色々と張り詰めた想いがあったんだと思う。

震災の被害が徐々に明らかになり、放射能漏れやそれによる風評被害、物資不足による買い占めの問題などもまだあるけれど、そのあたりは徐々に沈静化していくと考えている。

問題は夏以降の話。
日本経済の今後についても考える余裕が出てきたからだ。

その中で今回の震災の日本経済に対するダメージは計り知れないと考えている。

ただでさえ財政危機が囁かれる我が国にとって、とどめの一撃にならないか。

その時、家族は?会社は?釣り業界は?脱臭業界は?この国は?

自分に何ができるのか、自分がどこまで守ることができるのか。

そんなことばかり考えていて、一週間、何にもしていない。










日頃の忙しさにさらに輪を掛けて忙しかった1月と2月。

その忙しさは家族と一緒にいる時間が犠牲になることで生まれていた。

だから、横浜フィッシングショーの前に家族水入らずで一息入れるタイミングを作ろう。

そう思って企画した温泉旅行。

心から楽しみにしていた。

このドタバタしている時期に、会社を空けることに対する不安もあったし、旅行する気分ではないのもあった。

だから、行くかどうか悩んだけど、誰を守るにしてもまずは家族なんだよね。

だから、震災前から決まっていた家族のための予定をきっちりとやっていくことから、自分の場合は復興を始めようと。




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そんなわけで、今回は釣り竿は無し。







そうそう、カメラを買い換えたんだ。

CANONのEOS60D。レンズの方が高かった。

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三脚無し、フラッシュ無しでこんな風に撮れる恐ろしい性能。

モデルは大野君。

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向かった先は長崎県の雲仙。

小浜温泉という海沿いの温泉街に泊まった。

長崎の海沿いは西向きで海に面しているので花粉が少ない。

今回は花粉症の一休み、も兼ねているのだ。






うちの子供は何度も見ている海だけど、関東と島原半島ではずいぶんと美しさや流れる時間感覚が違う。
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こんな穏やかな海が時には荒れ狂って人の命を奪っていく。

人間は自然というものを自分たちの文明と切り離して考え、コントロールできない自然を何とかコントロールできるようにと知恵を使って頑張ってきた。

だけど、ひとたびお腹を壊せば自分の便意すらコントロールできないのが人間である。

すべては自然の一部。

その人間は自然とどうやって共存していくべきなのか。

そんなことを考えながら海を眺めていた。

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帰る際に子供と砂浜でゴミを拾って遊ぶ。(←ここ重要)

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ゴミの量なんか問題ではなく、自分でやろうと決めたことを淡々とやっていくだけ。









今回の震災でもfimoとは何なのかということをずいぶんと考えさせられた。

 発信が自由にできるツールだからこそ、本部には毎日百件前後の質問や要望や依頼やクレームが来る。

そのうちの要望は、それはやることができれば会員のためにもなるし、fimoにとってもありがたいことになる事が多いのは確かだ。

その要望に気づかされ、対応したケースはそれこそ山ほどある。

だけど、これは以前から何度も書いていることなんだけど、今回改めてはっきりと思ったことがある。





僕は、何でもかんでもfimo本部が企画し、先導し、アナウンスしていくことに釣り人の未来があるとは思えない。

それでは単なる社会主義的だし、宗教的だし、先の大戦の大本営と変わらない。






fimoは利用が無料の自由意志で参加した人が集まる会である。

一人の釣り人が思いつき、発信し、それに賛同した人が集まり、目的を達成していく。


その一連の動きがジャンルや場所を問わず、多方面的、多次元的に絡み合って発展していく。

今までは、その動きをしようにも思いついた一人の釣り人が他の人に効率的に発信する手段がなかったし、賛同した人がその賛同の意を示す手段もなかった。


fimoはみんなが大事にしている日々の釣果情報に混じって、それをサポートすることができる。

それこそがfimoの存在意義であると考えている。


そして、その活動には興味が無い人も、他の人の釣りログを見たり、広告を見てくれるだけでもfimoの運営をサポートし、活動を応援してくれることになる。





fimoの画面上に飛び交う主語は、「私は、とか、俺が、とか、俺たちは」であるべきだ。

「本部は」とか「本部が」ではないのだ。


 twitterやmixiでは、ほとんど「運営会社が」「運営サイドの意向が」という言葉を読まない。

会員自からの意志で「私は」という主語を用い、色々な活動や募金やチャリティの動きをしているだけだ。

彼らにとってtwitterもmixiも単なる発信ツールなんだ。

fimoもそうあるべきだし、そうなってくれることを期待したい。



それともう一つ、今回は戦後最大級の危機と言われているように誰もが未体験の衝撃の中での色々なんだ。誰もが、普通の状態ではなかったのだ。

その中で起きた色々を後々まで引っ張ってどうのこうのってのは止めようってことを改めて提言したい。









目指すべき山に登るのは本部ではなくて、俺たち釣り人であるはずだから。


fimo理念


釣り人が主役なんだ。


 その点では、自分たちの意志でチャリティを開始し、賛同者を募り、自分たちで完結しようとしている動きがfimo内に複数出ていることをとても喜ばしく思っていることをここに付け加えたい。

 本部は本部の今できる事を考えている。
そこでフィーモポイントと募金活動をやることに決めた。

その日以来、スタッフの浅見が数百人からのポイント募金を連休返上で手作業で集計しているのも改めて感謝の意とともに付け加えておきたい。












話は戻って、、、



温泉は泉質も良く、嫁さんも本当に喜んでくれて何より。







次の日は長崎市内へ。


永楽苑でちゃんぽんを食べ、
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大好きな神ノ島へ行ってのんびりと過ごす。

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 山の上にトンビが飛んでいたので、トンビとの遊び方を子供に教えてあげようと思って、スーパーでポークビッツを買ってくる。





トンビの遊び方


まずなるべく小さいソーセージを買ってくる。

ポークビッツが唯一と言っていいくらいフローティング仕様で、後はシンキング。

集鳥力は圧倒的にフローティングである。

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山の上の上昇気流で旋回しているトンビを見つける。

どんなに高いところにいても大丈夫。

彼らは必ず地上を見ている。

トンビは恐ろしく目が良いので、トンビに向かって声を掛けながら、真上にポークビッツを放り投げ続ける。

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この時、周りに人がいると少し恥ずかしいが、落ちてきたポークビッツをひたすら投げ続ける。

今回は3分もしないうちに一羽が降りてきた。





上空を見ていればわかるけど、まず一羽が気づき、滑空して降りてくる。

そいつの目の前にポークビッツを放り投げる。

最初は空中でしか食べないので、これも食べてくれるまで何度でも。

でも一羽でもいいから、いわゆる鳥山で海面に差すような動きを見せると、見える範囲のトンビが全部寄ってくる。


カモメがその動きをしてくれることもある。その際、地上に落ちたものは猫などがいるのでなかなか鳥は警戒して拾わないけど、海上に落ちたものは安心して取りに来る。

だからフローティングソーセージがおすすめ。

飛距離はシンキングなんだけどね。






今日は20羽くらいが寄ってきた。
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投げる前に、一度手を上に掲げて見せる。

それを同じ方向へ放り投げる。

ポーズを固定化してあげると、トンビはあっという間に覚えて、手を上げただけで整然と上空で滑空の準備をするようになる。

 20個も投げれば、トンビは完全に餌付けされる。





手を上に掲げたまま、持っていれば、手渡しでトンビが持って行く。

その時は必ず視野の外、つまり真後ろから来る。

そして足で持って行くのだが、爪が鋭いので少し痛い。

でも、トンビの羽ばたく風圧ってすごいのである。







周りの子供もやってくるので、ポークビッツを渡してあげればもうちょっとしたお祭りだ。


うちの子供にも体験させてあげようと、堤防上に撒いて食べさせる餌付けをして・・・











子供と段差の下に隠れて、段差の上に撒くと
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ぐわっと滑空して餌をとる。
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楽しいみたい。
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この遊びは全国でできると思うけど、地域によっては餌付けしないで欲しいとの場所もあると思うので、そこら辺は自己判断で。










帰り際にけいさんのところにご挨拶して、


夜は電車に乗って、繁華街へ。
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そう、馬次郎の桜丼。

これを食わないことには長崎は終わらない。

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そして、やっぱり集まってくれた入江真一さんをはじめとする長崎の愉快な仲間達。

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彼らは、主語は「俺たちは」なんだ。

fimoというシステムを使って、自分たちのやりたいことを実現しようとしている。

fimoに告知以外の何かをしてもらおうなんて思ってないんだ。

だから本当に素敵だと思うし、それが釣り人の自立だと思う。

本部にいて数多くの意見に目を通していると、僕自身もまだ未熟なので何が正しくて何が間違っているのかがわからなくなってくる。

だけど、改めて気づかせてくれた。









日本は本当に広い。

北海道から沖縄まで釣り人の事情ですら様々。

考え方の違いを責めるのではなく、違いを尊重しながら互いのメリットを模索して全体利益を出していけるような運動になっていくと本当に良いよね。




夏に予定されているスーパーイベントSWAPin九州。

この震災の影響の中、どうあるべきか、みんながみんな真剣に考えていた。

僕自身は本当に開催して欲しいと心から願ってる。











ということで、温泉旅行のご報告。

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