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プロフィール
村岡昌憲
東京都
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▼ あの子が笑った夏休み。
- ジャンル:釣行記
- (area-釣行記-)
子供の頃は、夏休みになると楽しみなことが一つあった。
僕が育ったのは東京屈指の大規模団地。
その団地祭りが7月下旬にあったからだ。
団地祭りは地元のこのほとんどが参加する大イベント。昼間は将棋大会の会場で賞品をプチ総なめし、(1人だけ僕より強いヤツがいたんだ。あいつは今何やってるんだろう?)
夜は百数十を超える出店の屋台を回って、金魚すくいから射的、お好み焼きに焼きそばと遊び回る。
回っているうちにいつも遊んでいる友達と会い、どんどんと集団になっていく。
それで最後は真ん中の広場で花火をやるという展開。
僕はどこかでいつもキョロキョロしていた。
僕の好きな子が来ているに違いないからだ。
その子が浴衣を着ていた時には、気絶もののかわいさ。
その子からの「一緒に回ろうよ~。」
というナイスな提案も、仲間のアホが
「女なんかと一緒に回れるかっ」
と吐き捨てる。
今振り返れば切腹させても良いくらいの断罪であるが、若さゆえの過ち、この時ばかりは認めてもいい。
後ろ髪を引かれながらすれ違い、そして想いに耐えきれず、振り返ったときの彼女の後ろ姿。
その姿を今でもはっきりと覚えている。
かつて、自分が様々な喜怒哀楽、壮絶な葛藤の中に生きたどこにでもあるような道。
それを今、1歳2ヶ月になる娘がヨタヨタと歩き始めようとしている。
人の一生、共に時代を生き、知り合った人たちの一生、その半分を見て、自分を見る。
何を為すべきか、何を残すべきか。
今、日本中の河原にゴミが落ちている。
捨てたのは釣り人ではない。日本の市民である。
街中に落ちいているタイヤってのは、いずれ誰かが拾う。
すぐには拾わないにしても人間社会の中で静穏に落ちているのであればそれで良いと思う。
しかし、自然界に出てしまったゴミはどうなるんだろう?
やがて、川から海に出て、そして世界中をグルグルと回る。
時に小魚の住み処になったりもするだろうが、多くの場合は生態系に悪影響を少しだけ与えながら漂い続ける。
タイヤなんかは数百年もすれば生分解されて無くなってしまう。
そういうスパンで考えればまだいいのかもしれない。

空き缶も素材は元々は地球にあるものだ。アルミも鉄もいずれイオンとなって水に溶け、やがては土に帰る。

問題はビニールやプラスチックなんだと思う。
これらは元々地球上になかったものである。
そして分解までの時間が恐ろしく長い。
プラスチックなどは自然の力で摩耗して消えて無くなっていくように見える。
しかし、実際は粉末として地球上を漂い続ける。
海洋表面を流れる分解されない粉。
それらがどれだけ稚魚や海草類に影響を与えるかはっきりとはわからない。
だけど、人間がいなければこんな事は起きなかった問題である。
釣り人だから、日本人だから、はこの問題に関してはどうでもいいこと。
人間だから、人間が出したゴミをなんとかする。
その精神で拾っていきたい。
日本屈指の清流、富山県常願寺川。
そこにもおびただしい数のゴミがある。

家に帰ると、鹿児島の今吉さんからウナギがどっさりと届いていた。
ありがとうございます。fimoの縁、恩恵はこんなところでも。

そして出撃。
まずは缶バッジを装着。
fimoに入ってるよってアピールにもなるし、凄腕頑張ってるよってアピールにもなる。


GETBOOKか広場をたくさん書いて、フィーモを貯めたらぜひもらってください。
こんなシールも。

向かった先は、都内の隅田川の水が強い運河筋。
最近はスーサンだと昨年生まれた20~30センチのセイゴがわんさと釣れてしまう。
そういう時はリアクションバイトを取っていく、モシカメトゥイッチみたいなのは禁じ手。
決して大型がいないというわけではない。
代わりに中層をスローに誘うことで、その反応を取っていけるのがこれからの季節。
まずは最終テスト完了後に、もう少しレンジを上げたくなって最終開発段階に差し戻したニーサン。
飛距離の維持と表層で超タイトピッチのローリングアクション。
これは業界の悲願でもある(勝手に決めたが)
その1投目。スローに引いて手に伝わってくる感触を感じながら、ロッドを立ててリトリーブしていると、ドンとヒット。
豪快に水面に出た姿は60UP。
何が中層だって話なんだけど、こういう事もあるから釣りは面白い。
慎重にファイトして足場の低い階段からランディング。


全長で70センチ。凄腕は尾びれの下で計測なので69センチ。
関東ブロック、9位まで順位が落ちていたけど、これで2位まで復活。
今月は3本でもう1本、50センチ台の入れ替えがあるので、まだまだ伸ばしていこう。
その後は、パターン通り中層を攻める。
が、思った以上に今日は潮が動かない。
B-太でなんとか1本取って終わり。

家に帰って、携帯電話のタイドグラフを見たら設定が富山だった。
潮の上げ下げも潮の動く時間も全然違う。
今日の教訓
富山で潮がよいタイミングに東京湾で大型が簡単に出る。
そんなわけないので、
東京湾で潮が良いときばかり釣っていては、多くの経験をしそこねる。
夏休みも残り2週間ほど。
良い釣りをお過ごしください。

僕が育ったのは東京屈指の大規模団地。
その団地祭りが7月下旬にあったからだ。
団地祭りは地元のこのほとんどが参加する大イベント。昼間は将棋大会の会場で賞品をプチ総なめし、(1人だけ僕より強いヤツがいたんだ。あいつは今何やってるんだろう?)
夜は百数十を超える出店の屋台を回って、金魚すくいから射的、お好み焼きに焼きそばと遊び回る。
回っているうちにいつも遊んでいる友達と会い、どんどんと集団になっていく。
それで最後は真ん中の広場で花火をやるという展開。
僕はどこかでいつもキョロキョロしていた。
僕の好きな子が来ているに違いないからだ。
その子が浴衣を着ていた時には、気絶もののかわいさ。
その子からの「一緒に回ろうよ~。」
というナイスな提案も、仲間のアホが
「女なんかと一緒に回れるかっ」
と吐き捨てる。
今振り返れば切腹させても良いくらいの断罪であるが、若さゆえの過ち、この時ばかりは認めてもいい。
後ろ髪を引かれながらすれ違い、そして想いに耐えきれず、振り返ったときの彼女の後ろ姿。
その姿を今でもはっきりと覚えている。
かつて、自分が様々な喜怒哀楽、壮絶な葛藤の中に生きたどこにでもあるような道。
それを今、1歳2ヶ月になる娘がヨタヨタと歩き始めようとしている。
人の一生、共に時代を生き、知り合った人たちの一生、その半分を見て、自分を見る。
何を為すべきか、何を残すべきか。
今、日本中の河原にゴミが落ちている。
捨てたのは釣り人ではない。日本の市民である。
街中に落ちいているタイヤってのは、いずれ誰かが拾う。
すぐには拾わないにしても人間社会の中で静穏に落ちているのであればそれで良いと思う。
しかし、自然界に出てしまったゴミはどうなるんだろう?
やがて、川から海に出て、そして世界中をグルグルと回る。
時に小魚の住み処になったりもするだろうが、多くの場合は生態系に悪影響を少しだけ与えながら漂い続ける。
タイヤなんかは数百年もすれば生分解されて無くなってしまう。
そういうスパンで考えればまだいいのかもしれない。

空き缶も素材は元々は地球にあるものだ。アルミも鉄もいずれイオンとなって水に溶け、やがては土に帰る。

問題はビニールやプラスチックなんだと思う。
これらは元々地球上になかったものである。
そして分解までの時間が恐ろしく長い。
プラスチックなどは自然の力で摩耗して消えて無くなっていくように見える。
しかし、実際は粉末として地球上を漂い続ける。
海洋表面を流れる分解されない粉。
それらがどれだけ稚魚や海草類に影響を与えるかはっきりとはわからない。
だけど、人間がいなければこんな事は起きなかった問題である。
釣り人だから、日本人だから、はこの問題に関してはどうでもいいこと。
人間だから、人間が出したゴミをなんとかする。
その精神で拾っていきたい。
日本屈指の清流、富山県常願寺川。
そこにもおびただしい数のゴミがある。

家に帰ると、鹿児島の今吉さんからウナギがどっさりと届いていた。
ありがとうございます。fimoの縁、恩恵はこんなところでも。

そして出撃。
まずは缶バッジを装着。
fimoに入ってるよってアピールにもなるし、凄腕頑張ってるよってアピールにもなる。


GETBOOKか広場をたくさん書いて、フィーモを貯めたらぜひもらってください。
こんなシールも。

向かった先は、都内の隅田川の水が強い運河筋。
最近はスーサンだと昨年生まれた20~30センチのセイゴがわんさと釣れてしまう。
そういう時はリアクションバイトを取っていく、モシカメトゥイッチみたいなのは禁じ手。
決して大型がいないというわけではない。
代わりに中層をスローに誘うことで、その反応を取っていけるのがこれからの季節。
まずは最終テスト完了後に、もう少しレンジを上げたくなって最終開発段階に差し戻したニーサン。
飛距離の維持と表層で超タイトピッチのローリングアクション。
これは業界の悲願でもある(勝手に決めたが)
その1投目。スローに引いて手に伝わってくる感触を感じながら、ロッドを立ててリトリーブしていると、ドンとヒット。
豪快に水面に出た姿は60UP。
何が中層だって話なんだけど、こういう事もあるから釣りは面白い。
慎重にファイトして足場の低い階段からランディング。


全長で70センチ。凄腕は尾びれの下で計測なので69センチ。
関東ブロック、9位まで順位が落ちていたけど、これで2位まで復活。
今月は3本でもう1本、50センチ台の入れ替えがあるので、まだまだ伸ばしていこう。
その後は、パターン通り中層を攻める。
が、思った以上に今日は潮が動かない。
B-太でなんとか1本取って終わり。

家に帰って、携帯電話のタイドグラフを見たら設定が富山だった。
潮の上げ下げも潮の動く時間も全然違う。
今日の教訓
富山で潮がよいタイミングに東京湾で大型が簡単に出る。
そんなわけないので、
東京湾で潮が良いときばかり釣っていては、多くの経験をしそこねる。
夏休みも残り2週間ほど。
良い釣りをお過ごしください。

- 2010年8月14日
- コメント(19)
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