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▼ 渓流編 40アップのイワナに会いたくて 新潟遠征|part1.
- ジャンル:釣行記
- (渓流, イワナ, Masaaki Katayama, Dwarve XX)
TRANSCENDECEの片山です。
今年のGWの最終二日間と月曜日を利用して新潟に遠征に行ってきましたので、その様子を簡単にご紹介したいと思います。
かれこれ8年前のGW、人生の岐路にいる中新潟に渓魚を狙いに行ったことがあり、その時に42cmのイワナに出会えた。その感動と自然の豊かさを忘れられず再訪しようと思ってかれこれ8年も経ってしまった。
今回は来春にリリースされる渓流用ロッドDwarveとシーバスロッドCurrenntes98のテストを兼ねていた。東京から関越道を走らせて新潟に向かう。
古い記憶を辿りながら尺超え3本をキャッチした河川を探すことになる。今はgoogle mapにポイントを保存出来るけどその時はそんなことは知らなかったから大変だった。
僕の好きだったゴルゴ横山さんのように、釣りの際にはそこの植物の開花状況を写真に収めていく。
植物も魚も自然環境に反応する条件は似てくる。
今回はキミと一緒。彼は魚の生態調査などを研究していた根っからの魚好き。
ウェーダーに身をつつみ2人で作り上げているDwarveを組み上げていく。
Dwarveは1セットで4パターンになるマルチピースロッド。4.3ftのベイトフィネスロッドから5.7ftのベイトロッドとスピニングに可変。これを可能にしているのがトリガーレスのFuji工業のSKSS。やりたいことを実現するためにリールシートの共用化が必要だった。これにベイトフィネスリールを搭載するとトリガーは不要との判断。さらにこれを7ftまで延長させてスピニングロッドになる。
源流では4.3ft、中上流域では5.7ft。さらに開けたエリアでは7ftでの使用を想定しています。各レングスにおけるライトロッドに求められるものを詰め込んで行ったロッドになりそう。通常の柔らかい渓流ロッドというよりも多少張りのある設計になりそうです。このようにレングスを変えながら各セクション毎に設計を変えていくと、当然のようにレングスによってロッドの印象が全く変わってくる。それを調整中。
自分たちが遠征で欲しいものを作る。それがTRANSCENDENCEです。
こんな渓相の渓流を釣り上がったり、釣り下っていく。
渓流と言っても色んなタイプの河川が存在する。僕はこんな渓相が好きだ。
話は変わるけどルアーの話。渓流ミノーは色々あるけれど好きなルアーはひとそれぞれだと思う。特に僕が多シャローで多用するのはMegabassさんのX-55。理由は自分が行く河川の水深はさほど深くなく、立ちあがりの速さと水噛みの良さからメインで使っている。さらに深場の場合はTACKLE HOUSEさんのBuffetやスカジットさんのDiving Beetleを織り交ぜていく。それでどうしようも無い時はスプーンなども使っていく。
もちろんSMITHさんのヘビーシンキングミノー、D Contactも使い所が沢山あるけれど基本はX-55で釣りたいだけなのです。そう、そしてX-55を渓流で使うアングラーがもっと増えてほしい。とてもいいルアーです。
とまぁ、そのX-55をこの新潟の渓流にキャストし、流し込みながらトレースをしてくると応えが帰ってきた。8年ぶりにこの水系のイワナに出会えた。
本当に渓流魚は美しい。リアフックをしっかりと咥えたイワナは腹ビレが白く縁取られた綺麗な個体。
X-55 hachiroカラーが僕の一番のお気に入り。というかこれしか投げない。。
そのあともコンスタントにイワナからの応えが返ってくる。魚も人も素直なのが一番いい。
キミが釣り下っている間に車を回すために山道を歩いている時にふと空を見上げると綺麗な飛行機雲。
- 2019年7月17日
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