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▼ 寝正月? オススメの本♪
- ジャンル:書籍・雑誌
- (読書)
fimo(勝手に)図書委員のkazu@食べる!です。
お正月を寝ころがって過ごす予定(?)のあなたに,2作品,計4冊のミステリー(?)をお薦めします♪
単行本なら,どれも,ブ○ク○フで105円で手に入りますので,お手頃です。
+++
最初の作品はこちら。
宮部みゆき著 『模倣犯』

SMAPの中居君主演で映画化されましたので,御存知の方も多いかと思います。
私は映画を観ていませんが,この本,読めば読むほど,かなり凄いです。
宮部みゆき作品のタッチは,淡々とした筆調で,登場人物ごとに,それぞれのストーリーを紡いでいくのが特徴です。クライマックスに向かう圧倒的なスピード感のようなものはありません。
そう言う意味では,以前紹介した,私が敬愛して止まない高野和明氏のタッチとは極めて対照的です。それでもなお,そうしたタッチに凄味さえ感じられ,この作品には惹き付けられるものがあるのです。
+++
本書は,前畑滋子というフリー・ルポライターが,様々な関係者との間で試行錯誤を重ねながら,犯罪史上稀にみる異例かつ残虐な連続誘拐殺人事件の真相に肉薄していくというものです。
(主な登場人物)
前畑滋子
連続誘拐殺人事件の被疑者,その家族
被疑者の同級生
事件の被害者,その家族
警察関係者
マスコミ関係者
事件に群がる人々
+++
前畑滋子を中心に据え,これらの登場人物にとっての「事件」を同期させながら,淡々物語を描いていきます。
そして,次第に,それぞれのストーリーの中に仕込まれた伏線を,次から次へと読者に想起させ,気付いたときには,それらの伏線が見事なまでに融合し,感動すら覚えるクライマックスに向かっていきます。
巧みに仕込まれた伏線の数と質は,類を見ないほど高いレベルにあります。
そういう意味では,伏線と思われるものをじっくりと探しながらも,一気に読み終えることをオススメします。
少々切ないラストが,読後のあなたをやさしく包んでくれるはずです。
+++
2作品目はこちら。
『楽園』
「前畑滋子,再び」です。

+++
『模倣犯』の続編的な位置づけですが,扱う「事件」の性質は一変します。
『模倣犯』を読んでいることを前提とした記述があるので,『模倣犯』の後に読むことをオススメします。
また,『楽園』を読んでいる最中にも,『模倣犯』という作品のレベルの高さを感じることが多々あり,2作品を続けて読む楽しみがここにもあります。
+++
中学進学を直前に控えた少年が,不幸な交通事故で他界する。
その少年が残した不思議な絵。
常識では到底説明がつかない,ある事件を想起させる,不思議な絵。
その絵の謎を知りたい少年の母親が,前畑滋子に調査を依頼する。
前畑滋子がその絵の中に見つけたものは・・・・
彼女は,その絵の謎を解き明かすために,そして,『模倣犯』の事件で負った「傷」から自らを解放するために調査を続けていきます。
彼女は,時に迷い,時に悩み,時に雄々しく,そして力強く,しかし,ゆっくりと着実に真相に迫っていきます。その歩みには凄味さえ感じます。
伏線の仕込み方に,「断章」という手法を用いていて,『模倣犯』とは趣向が変わっており,対比しながら読める部分でも,楽しませてくれます。
+++
2作品で2000ページを超える超大作。さあ,あなたはページをめくり始めることができるでしょうか。
最初の50ページが勝負です(笑)。
お正月を寝ころがって過ごす予定(?)のあなたに,2作品,計4冊のミステリー(?)をお薦めします♪
単行本なら,どれも,ブ○ク○フで105円で手に入りますので,お手頃です。
+++
最初の作品はこちら。
宮部みゆき著 『模倣犯』

SMAPの中居君主演で映画化されましたので,御存知の方も多いかと思います。
私は映画を観ていませんが,この本,読めば読むほど,かなり凄いです。
宮部みゆき作品のタッチは,淡々とした筆調で,登場人物ごとに,それぞれのストーリーを紡いでいくのが特徴です。クライマックスに向かう圧倒的なスピード感のようなものはありません。
そう言う意味では,以前紹介した,私が敬愛して止まない高野和明氏のタッチとは極めて対照的です。それでもなお,そうしたタッチに凄味さえ感じられ,この作品には惹き付けられるものがあるのです。
+++
本書は,前畑滋子というフリー・ルポライターが,様々な関係者との間で試行錯誤を重ねながら,犯罪史上稀にみる異例かつ残虐な連続誘拐殺人事件の真相に肉薄していくというものです。
(主な登場人物)
前畑滋子
連続誘拐殺人事件の被疑者,その家族
被疑者の同級生
事件の被害者,その家族
警察関係者
マスコミ関係者
事件に群がる人々
+++
前畑滋子を中心に据え,これらの登場人物にとっての「事件」を同期させながら,淡々物語を描いていきます。
そして,次第に,それぞれのストーリーの中に仕込まれた伏線を,次から次へと読者に想起させ,気付いたときには,それらの伏線が見事なまでに融合し,感動すら覚えるクライマックスに向かっていきます。
巧みに仕込まれた伏線の数と質は,類を見ないほど高いレベルにあります。
そういう意味では,伏線と思われるものをじっくりと探しながらも,一気に読み終えることをオススメします。
少々切ないラストが,読後のあなたをやさしく包んでくれるはずです。
+++
2作品目はこちら。
『楽園』
「前畑滋子,再び」です。

+++
『模倣犯』の続編的な位置づけですが,扱う「事件」の性質は一変します。
『模倣犯』を読んでいることを前提とした記述があるので,『模倣犯』の後に読むことをオススメします。
また,『楽園』を読んでいる最中にも,『模倣犯』という作品のレベルの高さを感じることが多々あり,2作品を続けて読む楽しみがここにもあります。
+++
中学進学を直前に控えた少年が,不幸な交通事故で他界する。
その少年が残した不思議な絵。
常識では到底説明がつかない,ある事件を想起させる,不思議な絵。
その絵の謎を知りたい少年の母親が,前畑滋子に調査を依頼する。
前畑滋子がその絵の中に見つけたものは・・・・
彼女は,その絵の謎を解き明かすために,そして,『模倣犯』の事件で負った「傷」から自らを解放するために調査を続けていきます。
彼女は,時に迷い,時に悩み,時に雄々しく,そして力強く,しかし,ゆっくりと着実に真相に迫っていきます。その歩みには凄味さえ感じます。
伏線の仕込み方に,「断章」という手法を用いていて,『模倣犯』とは趣向が変わっており,対比しながら読める部分でも,楽しませてくれます。
+++
2作品で2000ページを超える超大作。さあ,あなたはページをめくり始めることができるでしょうか。
最初の50ページが勝負です(笑)。
- 2011年12月29日
- コメント(4)
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