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▼ リールの巻き感度の話
- ジャンル:日記/一般
- (与太話)
ハイギアの方が、トルクの変化を感じやすい。
これは物理的に間違いのない話でしょう。
そして、ハイギアの方が実釣においてなにかと捗ることが多いのもわかる。
基本的にこの手の議論でよくあるのは、
まず『ハイギアの方が捗る』っていう結論ありきで、その原因を後付けでこじつけているだけ。
言葉を選ばずにいうと少し滑稽です。
ちゃんと科学的に考察している方もたくさんいらっしゃいますが、多くの方は割と変な理解で話を進めています。
あとだいたいハイギア派の人はどっかの王様をはじめローギア派を排斥する傾向があるのも心苦しい。
自分は巻物はローギア派なんですが、ローギア派がハイギア派になんか迷惑かけたんか?
と言いたい。
巻物くらい好きに巻かせろって思う。
自分は軽い巻き心地でスルスル巻くのが好きなんです。
閑話休題
例えば、体重70キロの人間が重さ10キロの自転車にのって、坂道を500メートルのぼるとします。
このとき、
ローギアで漕いでも
ハイギアで漕いでも
はたまた、自転車を担いで登っても
数字の上で仕事量は同じです。
合計80kgの物体が500M坂道を移動した仕事量としてカウントされます。
しかし数字上仕事量が同じでも、実際に肉体が消費するエネルギーは一定にはなりません。
おそらく
ローギアが1番楽で、担いだ登るのが1番しんどいでしょうし、消費エネルギーはその逆になります。
摩擦、パーツ同士のエネルギー変換効率、そして使う筋肉と、求められる出力諸々で必要なエネルギーは大きく変わります。
リールの話で意外と軽視されがちなのは使う筋肉のはなし。
基本的な認識として、
でかい筋肉ほど燃費が悪い。
軽い負荷で活躍する小さい筋肉は燃費が良い。
そして負荷が上がるほどに嫌気的代謝の力を借りる必要が出てくる(嫌気的代謝閾値)ため、一気に燃費が悪くなり乳酸がたまるため疲労感も上がります。
リールのハイギアローギアの違い程度で嫌気代謝に切り替わるかはわかりませんが、
1日マグナムクランクを引き倒したときは次の日手がバキバキになったので、乳酸は溜まりまくってたと思います。
ローギア使ってもそうなんで、これをハイギアやエクストラハイギアでやろうとはとても思えません。
後は集中力と、人間の感知能力の話。
リールから得られる情報って、
トルクの変化だけじゃなくって、ロッド、ラインから伝わってくる振動もある。
そう言った情報をハンドルノブを通して指先で感じ取っているとするならば、指先のセンサー能力についても考慮が必要です。
目隠しをしてなにかの触り心地を確かめるとして、
目にも止まらない速さで指先を擦り付けたとしてもイマイチ情報は集まらないと思います。
早すぎてもダメ、もちろん遅すぎてもダメ。
集中力と、指先のセンサー能力が十全に発揮されるスピードってものがある。
好みとか個人差はあると思うけど、
少なくともハイギアであればあるほど良いという乱暴な話ではない。
まとめると
・トルクの変化はハイギアの方が感じ取りやすい
・ハイギアすぎると巻くことに疲れて情報を集めるのに支障がでるのでは?
・ハンドルに伝わる微細な振動などを感じとるにはローギアの方が集中できるのでは?
ってことです。
トルクの変化と、ハンドルに伝わる振動などは全く別の話だとも思う。
- 2024年4月30日
- コメント(1)
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