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▼ 青い宝石と砂色のシャベルを楽しむ夏の1日
- ジャンル:釣行記
- (18 CALDIA LT4000-CXH, STUDIO OCEAN MARK -スタジオオーシャンマーク-, Fishman -フィッシュマン-, ZILLION SVTW 1016SV-SH, FLAT FISH -フラットフィッシュ-, GOLDEN MEAN -ゴールデンミーン-, Beams RIPLOUT 7.8ML, SUNLINE -サンライン-, Handmade Lure -ハンドメイドルアー-, Pazdesign -パズデザイン-, 下流域, 10Parabellum -イチマル パラベラム-, 上流域, DAY -デイゲーム-, 中流域, DAIWA -ダイワ-, SHIMANO -シマノ-, RIVER -河川-)
■青い宝石"カワセミ"
上流域チャレンジ2日目
前日に引き続き上流域のポイントへエントリーを目論むも、まさかの寝坊という失態。
「どうも気合いが足りないようだ…しっかりせんか」
そう自分に言い聞かすものの相変わらずどこか抜けた受け取り方しかできない自分に対して、自分自身で呆れながら支度を整えていざ出発。
すっかり日が昇ったあとですが、太陽はかろうじてまだ本番前のウォーミングアップ段階のようで、車から降りても汗が噴き出すことはなく水辺へと向かいます。
そこでひとりの釣り人に挨拶を交わしたのですが、渓流釣りですか?という僕の問いに対しての返事が予想外過ぎてビックリ。
こんなところに…?一瞬そう思うものの、いても不思議ではないなぁと再認識しつつ、下っていった先で釣りをさせてもらう許可を得たのち、お互いの安全を祈って別れました。
それにしてもこの上流域のポイントで調査2日目にして早々にアングラーと出会うとは…やはり先入観みたいなものが可能性を削っていってしまうということを物語っているかのようでした。
本当はまだ少し薄暗い時間帯からスタンバイして、頃合いが来た時に第1投目をしたかった支流との合流地点の落ち込み。
その先のまだ知らないエリアの開拓。
やりたかった場所で、この夏の勝負を託したハンドメイドミノー10Parabellumを一通り泳がしてみますが、得た反応といえば1匹得体の知れない50程の魚体のチェイスを見たのみ。
そう簡単じゃあ面白くない、この日の上流域を後にし、また次来る為の理由が出来たことを楽しみます。
来た道を戻る途中で、鮮やかなブルーとオレンジの鳥が2羽遊ぶように水面近くを飛んでいる光景に出くわします。
実は昨日も一度飛んでいるのを目撃したのですが、今日はかなり近くを、それも幾度も往復してくれたのでハッキリと見ることが出来ました。
この地で生きるカワセミに、よそ者がお邪魔させてもらってることを詫びつつ、この夏はしばらく遊ばせて欲しいとせがってみましたが、次の瞬間にはあっという間に姿を消してしまいました。
■久しぶりの中流域へ
実に1ヶ月ぶりとなる中流域エリアにやってきて驚いたのが、道端に生える草木の成長スピードの早さです。
タイヤが通った後を示す部分だけ露出して見えるのを頼りに、車を進め辿り着いた先にあったのは1ヶ月前と変わらぬ反応なき中流域。
何にも噛み合いやしないな…苦笑いすら出てくる自然の仕打ちに、何がズレているのか調べるために狙いのブレイクにしつこくルアーを投げ込み歩き回ります。
時折やってくる強めの雨を、携帯の雨雲レーダーで雷予報と合わせて確認しながらの釣りをする展開。
さて、どうするかな…そう思った頃合いで入ったひとつの着信。
夕方は下流域へと車を走らせることに決まりました。
■下流域の砂色のシャベル"マゴチ"
下流域で友人と待ち合わせたのはとあるひとつの目的があったからなのですが、相変わらずアレコレと話が次から次へと溢れ出し、気付けば良い頃合いに川が変化していて…
目の前の水面をベイトが逃げ惑い始めるというシチュエーションに。
大慌てで準備を整えていざキャストを繰り返すものの、意外にも期待していた反応はなくベイトの姿も手前は確認できずに遠い対岸で時折バシャバシャしてるといった具合に。
少し下流側に立ち込んだ友人の元へ合流して残りの時合いを投げ切ることに。
雰囲気も流れも良い感じなんだけどなぁと期待を込めながら、色んなルアーをローテーションしていってスナップに繋いでいたのはシマノのサルベージ70ES。
ピックアップまでもう少しっていう足元でクンッとアウトレンジのティップが入って聞きアワセを入れてみると、元気な反応が水面を割って返ってきました。
キャッチしたのは、個性的な風貌と魚体形状を持つマゴチ。
小さな30センチ台サイズだとついついかわいく見えてしまいますが、マジマジと見るとけっこう厳つくてカッコいい顔つきと、悪そうな眼つきをしています。
もし仮にマゴチがメーターを優に超える魚種としてこの世に存在していたら…フィッシュグリップで掴む時とか相当怖いと思います。
というか水の中に入った獲物なら、その大きな口と活発な捕食心を持って人間をも襲ってきそうで、ウェーディングとか恐怖かもしれませんね。笑
元気よく水飛沫を上げながら泳いでいった姿を見届けて、次の一投も同じコースにサルベージを泳がせてくると…
まさかの連続ヒットからのマゴチ2匹目。
どうして顎の下の腹側にルアーをくっつけて上がってきたのかはわかりませんが、久しぶりの連続ヒットに純粋に楽しむことが出来ました。
日没と共に川を引き上げ友人と別れます。
中・上流域にこだわると決めた夏におこなった、束の間の夏休みみたいな楽しい下流域での釣り。
こだわることも大事だけど、こだわらないことで見える景色の大事さももちろん知っているつもり。
再び待ち合わせをした次のタイミングに、下流域での釣りは続きます。
【tackle data】
Fishman/Beams RIPLOUT 7.8ML
DAIWA/ZILLION SVTW 1016SV-SH
SUNLINE/CAREER HIGH6 1.5号(25lb.)
SUNLINE/STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 20lb.
Shout!/TCスパーク
1989Lures/10Parabellum
【tackle data】
Golden Mean/OUTRANGE ORS-90ML
DAIWA/18CALDIA LT4000-CXH
SUNLINE/CAREER HIGH6 1号(16lb.class)
SUNLINE/STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 20lb.
Gamakatsu/SPMH,Shout!/TCスパーク #2
1989Lures/10Parabellum
SHIMANO/Salvage70ES
【wear & tool data】
Pazdesign/フラットバイザーIII
Pazdesign/フェイスガード グレーカモ
DANG SHADES/LOCO
Shimano XEFO/ショートゲームベスト VF-274L
Pazdesign/ウェットゲーター ZAC-953
STUDIO OCEAN MARK/OG2100Newbie M/Go
Nikon/COOLPIX A900
https://www.facebook.com/1989Lures
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
- 2018年8月16日
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