プロフィール

ザキミヤ

宮崎県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/6 >>

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

検索

:

アーカイブ

2024年 1月 (1)

2023年12月 (4)

2023年11月 (4)

2023年10月 (3)

2023年 9月 (5)

2023年 8月 (5)

2023年 7月 (3)

2023年 6月 (5)

2023年 5月 (4)

2023年 4月 (2)

2023年 3月 (5)

2023年 2月 (5)

2023年 1月 (3)

2022年12月 (5)

2022年11月 (1)

2022年10月 (4)

2022年 8月 (1)

2022年 7月 (7)

2022年 6月 (3)

2022年 5月 (7)

2022年 4月 (3)

2022年 3月 (2)

2022年 2月 (2)

2022年 1月 (4)

2021年12月 (8)

2021年11月 (6)

2021年10月 (2)

2021年 9月 (4)

2021年 3月 (2)

2021年 2月 (4)

2019年12月 (2)

2019年11月 (3)

2019年10月 (2)

2019年 9月 (2)

2019年 8月 (3)

2019年 4月 (1)

2019年 1月 (2)

2018年12月 (1)

2018年 9月 (2)

2018年 7月 (2)

2018年 5月 (1)

2018年 4月 (2)

2018年 3月 (1)

2018年 2月 (1)

2018年 1月 (3)

2017年11月 (2)

2017年10月 (3)

2017年 8月 (3)

2017年 7月 (7)

2017年 6月 (8)

2017年 5月 (4)

2017年 4月 (5)

2017年 3月 (3)

2017年 2月 (3)

2017年 1月 (8)

2016年12月 (8)

2016年11月 (8)

2016年10月 (6)

2016年 9月 (4)

2016年 8月 (6)

2016年 7月 (10)

2016年 6月 (5)

2016年 5月 (4)

2016年 4月 (6)

2016年 3月 (4)

2016年 2月 (6)

2016年 1月 (10)

2015年12月 (9)

2015年11月 (7)

2015年10月 (17)

2015年 9月 (3)

2015年 8月 (10)

2015年 7月 (13)

2015年 6月 (16)

2015年 5月 (12)

2015年 4月 (11)

2015年 3月 (7)

2015年 2月 (5)

2015年 1月 (7)

2014年12月 (5)

2014年11月 (6)

2014年10月 (3)

2014年 9月 (5)

2014年 8月 (1)

2014年 7月 (2)

2014年 6月 (5)

2014年 5月 (3)

2014年 4月 (3)

2014年 3月 (1)

2014年 2月 (3)

2014年 1月 (3)

2013年12月 (5)

2013年11月 (4)

2013年10月 (4)

2013年 9月 (3)

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:123
  • 昨日のアクセス:155
  • 総アクセス数:602885

QRコード

山鱸探索巡り旅 〝聖地〟『水無月の章』



夏の足音 転換期を迎える水無月


車内に滑り込む風が纏わりつく。

気温上昇に不快な湿度と蝉の合唱。

ウェーダーなど履いてはいられない。

d6beogjg3vu6u4pbtwpw_480_480-e20d6d10.jpg
南国宮崎は夏前哨戦。

口を開けば

「暑い」としか発しないくせに

結局は恋しいのである。


川もまた季節が進んでいた。



梅雨。らしからぬ。


川の釣りに関して

鮎と同等かそれ以上。

シーズン前半の鍵を握る『梅雨』
 

好転、暗転が表裏一体。

その動向は実に興味深い。


兄弟子と合流後、下見へ。

4月、5月と適水量を維持していた川はまさかの減水。
水没していた地形は露。川幅は絞られ、水質はクリアときた。

梅雨入り以降、纏まった雨は少ないのだとか。

増水には程遠い川の姿がそこにはあった。

fkwe3hbpcnokdxik7dnd_480_480-d34f1214.jpg岸辺に見えるエグレは1mほど。それだけ水量が少ない。

まさに〝水無月〟
吉と出るか。凶と出るか。


自身、この状況にどう適応する?

客観的に高見の見物という不思議感覚。


暑さ和らぐ夕刻、対岸で鹿が鳴く。

これを合図に実釣を開始した。



淀みの稚鮎 流芯の若鮎


ベイトに関してはシャローに生命感。

それは、〝あくまで〟稚鮎。
この時期に見られる稚鮎は遡上後半組と考えられる。

早熟の群れは流芯付近に移行したと予測。

dbdfyprkm6yoh9ydfynf_480_480-b0850df9.jpg
残る食み痕。

曇天、日の出るうちはトップウォーターを中心に献立。

流芯際のヨレや反転流を重点的に狙うも無。
気配を感じられないまま、夕まずめに突入する。

すると、このタイミングを待ち侘びていたのか

徐々に反応が現れ始める。


水面を割って出るのだがルアーに触れない。

おそらくは立ち位置の問題もあるのだろう。


日が遠退き、影に支配されていく山。

ジャイアントドッグXのチャートヘッドがぼんやりと見える。

瀬に撃ち込み、瀬落ちに流された辺りで白い水柱が上がる。

d2yezbbxjf9urtewcmna_480_480-dc4df4d0.jpg
fimoオリカラ「CHモヒート」夕暮れ時、チャートヘッドが視認性をサポート。

可愛らしいサイズだが薄暮の山鱸。

撮影を終えた頃にはとっぷり日が落ちていた。


そのままナイトゲーム慣行。


近頃、滅多にしなくなった明暗の釣り。

開けた上流側から川幅が狭まり、急流が明暗を突き抜けている。

ミノー系は見事に暴れ、破断。

スイミングペンシルとBANQで組み立て。


ローテーションを続け

暗部奥をドリフトしていたBANQに

ヒラスズキを彷彿とさせる強烈なアタリ。

xzpoffmbs8ii2yyu8tyo_480_480-b5b7e987.jpg
反応が得られたBANQ。釣行毎に信頼度が増す。

掛け切れなかった。

6番MHは伸ばされていた。

あの急流、鱸であれば良型だっただろう。


反応はこれのみ。初日が終了した。


翌日は早朝開始。

気になる一ヶ所を重点的に狙うも無。
魚が姿を見せることはなかった。


〝聖地〟山鱸はこれで終了だったが
タイムキーパーが変わり、別河川巡り。

こちらも減水、状況は厳しく。

〝いかにも〟な場所に導かれるのだが。

myyaxu3atsb9sg35ek3d_480_480-e204c5e7.jpg
タイムキーパー曰く、本来ならこの位置に立つことすらできないのだとか。

淡水エリアをランガンし、唯一のバイトを得たのだが

エラ洗いで弾き飛ばされ、洗礼を浴びる。

敗北の烙印を捺され、全日程を終えた。



無慈悲なる川の手招き


梅雨といったものの、近年はその季語も失われつつある。


厄介なのは夏から秋にかけて急増する台風。

こちらが及ぼす影響は時に甚大な被害をもたらすまでに。


線状降水帯によるゲリラ豪雨についても

短時間集中して降っていた雨は長期間降り続くことも。


「河川の増水シーバス」

m2yaazexssfw25ysm6in_480_480-98185a4a.jpg
投げる前に一旦周辺を見渡し、リスクを予測するようにしている。

アングラーを突き動かし

水辺へ誘い出すには

この上ないパワーワードだが

心身あっての釣り。安全の上に成り立つ趣味だ。


恐れるくらいが丁度良い。

死んでしまえば、夢すらも消えてしまう。



〝川は容赦なく人を喰らう〟
 


そう教えてくれた友はもういない。


sfmjp8kp27xsz5hzn9g4_480_480-c76f78b5.jpg
浮き足立つ時、友が引き止めてくれる。自制心を忘れてはならない。


没後


30回目の夏が来る。


                fimo フィールドモニター ザキミヤ

「山鱸」セッティング
ロッド : BOMBADA Pimenta55

リール : SHIMANO Scorpion1501

ライン : 山豊テグス レジンシェラー2.5号
リーダー : VARVAS ナイロンVEP30lb.

ルアー : ジャイアントトッグXsw、各種スイミングペンシル、BANQ82S、etc

【fimoアイテム】

fimoオリジナルベストver.2 

fimoオリジナルポーチver.2

fimoオリジナルポーチver.3

fimo リーシュコードver.2 ショート、ロング

fimo フィッシングプライヤー






コメントを見る