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有頂天@伝助

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▼ ボートシーバスに新たな一手？！


下のレンジで誘いたい！

ビッグベイトタックルの鬼門。

もう探し始めて何年が経つだろうか…見付からないまま時間ばかりが過ぎて行く。
購入にまで至るのも…あって1年に1本。予備のボックスの肥やしにはなったけれど、フィールドに持ち込む事は無かった。



「とりあえずダメ元」

もうここまで来るとガッカリはしません。ただ、手に取ってみると「アレ⁈」という感触。



写真では判りづらいですが、背中側に向かうにつれてかなり薄くなって行く。



ボディーはこのボリューム感。経験則ならジャーキングは大抵無理。水の抵抗だとか、浮力だとか。

それでも淡い期待を抱きつつジャーキング。


お？良いぞ⁈


所謂、「ジャーキングメソッド」でドンピシャ。
何が凄いのってハイフロートなんですよ。ハイフロートって事は「浮力でダートのアシが伸びていない」って事なんです。

「じゃあ浮力を調整したら？」

って話になりますよね？なので調整してみました。




おいおい。笑


最初にお伝えしたいのはノーマルの状態でも河川では即戦力だという事。
ビッグベイトゲームで下のレンジを誘い切りたい…そんなピースを埋めてくれるルアーだ。


そしてふと、考えてみたんです。

どういう状況で使うのか？と。


「河川のウェーディングでのドリフトゲーム」
う〜ん、確かに楽しめます。もうこの時点でもトップレベルの性能です、バズってもおかしくはない。


次に思い浮かんだのはビッグベイトYouTuberの存在。

絶対的にお勧めします。笑
陸っぱりですよ、要はね。梅雨入りくらいから始まる雨の濁り＋インレットってヤツ。

そういった「小場所」は、水面に近付くとプレッシャーを与えてしまう事も多い。
シンキングのジョイント系をじっくり落とし込んで…では誘い切れないでしょう？そしたら間違いなく、コイツです。

ビッグベイターは「ロングミノーは投げたくないけどビッグミノーなら投げる」みたいな不思議な拘りがある。



ストリームデーモン180と。どうです？「ビッグミノー」でしょう？笑




さて他には？となる。

「表層で反応が無いから◯◯ーウィンとル◯ラで…」

を思い出した。

そう、ボートシーバス。

…で、塩分濃度の高い場所で先述したルアー達と同じ役割を果たすべくチューニングした訳です。

注意点として挙げたいのは、ハイフロートが駄目な訳ではない…という事。
むしろ良い場合もあるでしょ？水面まで早く浮き上がった方がリアクションになる時とか。ブラックバスでいう「リッピング」みたいな使い方も良いかもしれない。

それでも思うに、浮力はダートのアシを相殺してしまっている訳です。

「ならば！」

先ずは「流れのある塩分濃度の高い場所」を想定したチューニング。



ダブルリング化。

そしてキモとなる背中に貼るウェイトシール。





サイトマーカー的に捉えて頂ければ。
実は最初、ベリー(腹)部に貼ったのだけれど、見事に姿勢が安定し過ぎてダート中のロールが相殺されてしまった。

動画で観て頂ければ分かる通り、最後のスゥ〜っと伸びる惰性中のロールが無くなってしまったのです。


流石にムードが出なかった…


流れのある場所ならダブルリング化と背中のウェイトシールで(多分)OK。まぁ、状況次第、魚次第です。


動画の様に流れの弱い場所は？



ヘッド側とテール側に1.5gを1枚ずつ。
あまり大きな声では言えないが、このボディー形状から来るダート性能をフルに発揮するのであれば、恐らくベストセッティング。しっかりと塩分濃度の高い場所でも試してみました。

板オモリを貼るのは面倒臭いですし、見た目もちょいと…ですが、、、

操作感など諸々、考えてみると今までに無かったビッグ・ジャークベイトなだけに、流石に自分は弄ってでも使います。




最後にもう一度、書きたいのですが、河川のドリフトゲームメインであれば、ノーマルな状態で既に1級品レベルです。誘う釣りでも、ハイフロートがどハマりする事も「普通に」あります。

それでも…やはり惰性で長く同じレンジをキープする浮遊感。

やっぱり欲しくなります。

ルアーはTide Minnow170F GHOSTでした。








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