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▼ ジャイアントベイトの指揮棒
踏み込んでわかる。
ビッグベイトとはまた異なる次元。
兎にも角にも。
タックルの重要性がモロに出る。
大味どころか、その真逆だということ。
念願の天草遠征
今回、遠征に出向いた時のお話。
ひたすらジャイアントベイトを
投げに投げまくる釣りだったんですが
結果から言いますと2days釣果は無し。
日頃見ないシチュエーション。久しぶりの海は爆風でした。絶妙な直立が草。
初日は台風の影響によるシケで断念。
予報では風も収まる2日目にリトライ。
俗に言う「アウェイの洗礼」というヤツに
ドコ吹く風。
終始、大人の修学旅行。
他に色々と書きたいこともあるんです。
ただ、どう考えてもコンプライアンス的にNG 爆
話の尽きない愉快な旅でした。
妙なキャストフィール
強靭なメンツ。
どこまで行くのかジャイアントベイト。ただただ「振る」に徹します。
細かなタックル紹介は割愛しますけども
ただ重いモノを投げれるだけじゃダメ。
時代はその一つ先を進んでいて。
ジャイアントベイトがしっかり振り切れること。
そう感じることがありました。
今回のメンバーが所有するタックルの中で
単純なスペック表記上、ワタシのロッドが最大キャパ。
MAX1kg。
しかし、ここからがミソ。
MAX1kgを背負えるロッドで
600gのダウズスイマー400を投じる度に
妙な違和感が。
エキスパートのスイング。この瞬間、「600g＋α」の全負荷が引き手に集中。
ペンデュラムからロッドにウエイトを載せ
オーバーヘッドで振り抜く過程。
曲がるロッドでは微かにブレを感じたんです。
ナンと言うとか
ロッドがウエイトに圧されてるような。
だからなのか。
キャストスローがどうも甘いんです。
「投げれるけど振り切れない」
300g、400gでは感じなかったブレ。
ドえらい世界です 笑
もはや『over spec』など無い
対シーバスにおいて
主流である〝操作系の仕掛ける釣り〟を展開するならば
ティップからグリップエンドまで一貫する芯が欲しい。
ダルさのあるロッドは
ロッドアクションを吸収してしまい
重量のあるジャイアントベイトにまで
力がうまく伝達されていないことを実感。
そうなると
あまり良い選択肢にはならないと悟りました。
「河川での流し」では抜群の安定感があります。
ワタシが普段やっている流し/巻きの釣りであれば
この「ダルさ」を残してあるロッドは
むしろ適正にアシストしてくれるんです。
しかし、決して操作系向きではないということなんです。
対照的に
「今の」ジャイアントベイトの釣りに適したロッドを
振らせてもらいましたが、見事なまでに別物な訳です。
それはもう完全な棒のようですが
同じ600gをオーバーヘッドで振り切れるんですから。
それでいてジャイアントベイトの操作が決まる。
ウエイト負けしないブランクス構造と得られる安心感は
この釣りをする上では何物にも替えがたい事だと。
改めて痛感しました。
敗北。それも良き。
また一つ勉強。
身になる収穫を得ることができました。
誰が言ったか。旅は道連れ 世は情け。
ホントその通り。
お世話になりました。ありがとうございました。
- 2022年4月21日
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